【コピーを勉強しすぎの努力家さんが犯すミス】
こんにちは。河野です。今日も開封して頂き、ありがとうございます。
※1年があっという間に終わった理由は?
※2月15日土曜の午後 大阪勉強会決定。すでに10名以上です。
詳しくは編集後記で!
「あちゃー。失敗しちゃたかな。」
コンサルティングメンバーさんとのミーティングでもそう気がつくことがあります。
失敗したこととは、Webサイトのコピーのことです。
Webサイトの中でも、アクセスを最初に接触的に流す”ランディングページ”と呼ばれるページのコピー。
結構レビューを続けて書いたものであってもそうなることがあるんですね。
いや、結構レビューを続けたからこそかもしれません。
なぜなら、この類のミスって、コピーのさわりを勉強していればいいるほど犯すことになるからなんです。
ということで今日は、コピーを勉強していればしれいるほどやっちゃう典型的なミスをひとつお話しますね。
■購買までのステージを読み違える。
僕が無料相談なんかでサイトのレビューを相談されるときにもよく見るミスのお話をします。
この話をわかりやすくするのに、ある例を出しましょう。
お見合いパーティーでの席上のことです。
先日シンガポールでメンバーの直子さんが婚活者のお見合いパーティーを主催されました。
参加者がアジア各地で働く日本人男性25名。
日本で暮らす日本人女性25名。
たとえばこういう席に来る人って少なくとも異性との出会いを求めているし、結婚したいという希望があるわけです。
そこに僕が参加したとしましょう。
「イケてないあなたも明日から 女性にモテる77の秘訣」
という本を熟読して参加します。
そこで女性に、
「今日の旅行は友達とですか?」
とか、彼はいるかいないかのお試し質問をしたり、
「結婚ってやっぱりいいと思いません?」
とか、結婚についての意思を確認する質問をしてたり。
「僕は結婚を必死に考えてはいないのですけどまーなんですか、誘われたので参加してみたわけでして・・・えへ。」
とか、「俺必死じゃないぜ」と、格好つけてみたり。
回りくどくありませんか?(笑)
(僕はこのへん下手のきわみなので やっちゃいそうですがw)
こういうことをコピーでもやりがりなのが一番多いミスなんです。
簡単に言うと2つのミスを起こします。
1.まわりくどい。
2.あっさりしすぎ。
このどっちか。
順番に見ていきますね。
■まわりくどい。
このケースは先ほどのお見合いパーティーの例で言うと、見込み客の心理としては、
「すでに彼っていうか結婚相手を探している」
なのに、
「彼氏が欲しいかどうか?」
「彼氏がいればいかに素敵な毎日か?」
「結婚したいですか?」
なんてことをくどくど説明しているケースです。
例えば・・・
僕のメンバーさんで、いまどきのビジネスなら必要になるある作業を外注として受託するサービスをしている方がいます。
このサービスを外注するのはすでに一般的です。
ですから、アクセスを集める場合、”外注をする気になっている見込み客”を集めるほうが楽なんですね。
このへんは「プル型」と呼ばれるインターネットという媒体ならではです。
”外注をする気になっている見込み客”が最大公約数とて多い。
”外注をして金を払う気になっている見込み客”を集めるのが楽だし、実際”外注をする気になる率も高い。
でもWEBサイトで、こんな風な訴求をしちゃうんですね。
『○○にお困りの経営者の方へ。 ○○を外注することで効率化して 売上げアップしているライバルがいるのをご存知ですか?』
「人に頼むことであなたの悩みを解決しませんか?」
という訴求になっているわけです。
別に悪くないんですが、”大多数の、アクセスを集めるのが楽な見込み客”の心理としては、自分の悩みを解決するには外注だというのは自分で実はわかっていて、そして、それはおそらく正しい確信もあります。
つまり、望みにかなう外注を探すことがWebでサーチしている目的なんです。
そこに、
「あなたの悩みを解決するのは外注ですよ?」
こういう訴求はトンチンカンなんですよね。
「うん。知っている。それで?」
みたいな話なんです。
こういう間違いをしてしまうと、ついでにセールスステップも間違えたりします。
「あなたの会社が○○を外注することで 儲かる3つの理由」
とかの冊子とか配っちゃうわけです。
くどいですが、こういう訴求はトンチンカンなんですよね。
「うん。知っている。それで?」
みたいな話なんです。
本来は、
「外注の中でもなぜ自分が良いのか?」
「外注の選択基準はこうあるべきだと思いませんか?」
こういう訴求がふさわしいのですね。
そうなると、
早い。
上手い。
安い。
親切。
たくさんの実績。
このサービスにかける思い。
こういうベタな訴求のコピーにして、
「今すぐご相談を。24時間受付中」
とかのオファーが反応取れたりするわけです。
ポイントはこのサービスで
見込み客の購買心理のステージというか、選択している段階です。
”発注=外注をする気になっている見込み客”そういう人が見込み客の中にとても多いのならこういう法がよかったりするわけですね。
これはちょっとリサーチすれば実はすぐわかります。
僕とメンバーさんの事例では、それが抜けてコピー論に走った結果のミスだったというわけです。(もちろんすぐ直してもらいまいた。)
■あっさりしすぎ。
逆のケースもあります。
今度は職場で知り合っただけのお気に入りの女性に、
「結婚するならどんな人がいいですか?」
「今度デートしましょう。結婚を前提に。」
とか、気持ち悪い誘い方?をしているようなパターンです。(笑)
たとえば集客やマーケティングのコンサルティングサービス。
特に一人とか数名でビジネスをしているとか使用としている人を対象としている場合。
見込み客のステージは、だいたいこうなっていると思います。
A・とにかく集客で困っているからなんとかしたい。
→なんかいいアイデアとか、ネタはないかな?
B・とにかく集客で困っているから誰かに相談したい。
→あわよくば無料とかで相談窓口ないかな?
C・とにかくコンサルタントに手伝って欲しい。 →誰に頼もうかな?
この中で、最大の人数を占めるのはおそらく、
A か AよりのBなんです。
そうなると、Aよりの方への訴求が必要なはずなんですね。
なのにこんな風に書いちゃうわけです。
「集客マスター山田太郎の集客コンサルティング。 脅威のコンサルティングに申し込みはこちら。」
ま。これは大げさにデフォルメしていますが、こういうの実は多いです。
海外在住者で言うとですね。
ハワイ島って自然とスピリチュアル的な要素に惹かれて移住する日本人が多いそうです。
で、自然な流れでお金を稼ぐ必要がありますのでハワイ島でのスピリチュアルな宿泊付のリトリート(体験セッションみたいなもの)を提供しようとしたりするわけですが、
その訴求で
「ハワイ島の大自然の中で癒しとヒーリングのリトリートに参加しませんか? ハワイ島であなたの人生をかえる3日間のコースへ申し込む」
とかやっちゃったりします。
見込み客はもっと遠いところに購買欲求があると思うのですね。
逆に、ハワイ島で観光サービスをベタでやるのに、
「ハワイ島の神秘と癒しを感じませんか?」
とかハワイ島のすばらしさ(スピリチュアル面で)を訴求してしまったりします。
これは回りくどい。
「現地日本人があなたのハワイをサポートします。 安心、安全、あなただけ。」
このほうが購買欲求にあっているということなんです。
こういうのって、実は笑えません。
コピーの教えって、ダイレクトマーケティングの中で行われることが多いのですが、そのほとんどがインフォメーション系のビジネスをしている人からの発信だったりするんですね。
なのでどうしても事例とか解説が
漠然とした悩みを持っている人や、漠然とした欲を持っている人へ、
明確な解決策となる商材を進めるコピーを各方法に偏りがちなんです。
(漠然と金持ちになりたい人へ金持ちになる方法を解くといったことですね。)
だからこれを化粧品を販売している人が学んだりすると・・・
「なぜあなたに化粧水が必要か?」
「では化粧水の中でも大事なポイントは何か?」
みたいなコピーを書いちゃうんですね。
これでは売れるものも売れません。
特にいろんな商材を扱うような方は知っておくとミスが減っていいじゃないかと思います。
「早い。安い。上手い。今すぐ購入。」
というコピーがいい場合もあれば、
「あなたがなぜ上手くいかないか?知りたくありませんか?」
というコピーがいい場合もあるってことなんです。
見込み客の購買欲求のステージどこが最大公約数か?
見込み客の購買欲求のステージでどこが一番アクセスを集めやすいか?
見込み客の購買欲求のステージでどこが一番購入しやすいのか?
これをぜひ深呼吸して振り返ってみてくださいね。
※こういうコピーのレッスンでまだまだ話足りません。 もうすこし具体的に学びたい方へ教材を作ってみました。
『あなたのサイトを2.4倍売れるようにする コンテンツラボ式コピー作成メソッド11』
今すぐ見てみるなら↓ ↓ ↓http://goo.gl/08XPrB
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
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音声版と最新のバックナンバー
【人はお金で動く?動かない?】
字で読む:https://www.contentslab.net/2013/12/24/3722.html 声で聞く:https://www.contentslab.net/podcast/mix20131224.mp3
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※これより以前のバックナンバーはコチラから
<ポッドキャスト版>好評いただいています。http://www.voiceblog.jp/contentslab/<ニュースレター版>https://www.contentslab.net/category/news-letter
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【編集後記】
実は今日は大晦日。
2013年ももう終わりですね。
齢43にして思うこと。
時間の経過がなんと早いのだろう。
それもそのはず、学者さんも研究しているらしいです。
”ジャネーの法則”っていうのですが、
生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する。という法則らしいです。
例えば、40ちょっとの僕は1年の長さは人生の40分の1。5歳の娘にとって1年は人生の5分の1。
彼女の1日は僕にとっては1週間くらいに相当するってことです。
わかっちゃいたけど、なんかゾッとしません?(笑)
去年もコンサルティングもマックスでやりましたし別のビジネスも複数やりました。海外も合計7回行きました。
しんどすぎるかな?なんて思ってましたが、足りないかも?
ってことで来年も走りたいと思います。
僕のエネルギーの大部分は間違いなくいつもこれを読んでくださるみなさんです。
本当に1年ありがとうございました。
かれこれ300回になりますが来年ももっと面白くなるように続けていきたいと思います。
みなさん感謝です。
よいお年を!
先週の「10円おばちゃんの話。」結構評判よかったです。まだの方はこちらで。https://www.contentslab.net/2013/12/24/3722.html
■お知らせ:
2月15日土曜の午後。
大阪で勉強会というかセミナーやります。
https://www.contentslab.net/oosaka2014feb.html
詳細はまたご案内しますが普段はインサイダーでしか話さないビジネスの話をするお勉強的なセミナーも混ぜてやりたいと思っています。
当然たくさんの経営者さんが起こしになりますし海外からも参加いただける予定です。
近畿の方 ぜひぜひお会いしましょう。
■追伸1:
1月にメンバー限定の新年会が企画されています。これだけはメンバーさん限定で行っていますが、お友達はご参加可能になりました。
メンバーさんとお友達だったりする場合で興味があればぜひご参加くださいね。
■追伸2:
FaceBookページやYouTubeチャンネルやってます。
このニュースレターとポッドキャストのFaceBookページやYouTubeチャンネルが実はあります。
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