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【ハワイのバイアスで売るビジネスに学んでみる。】

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

 ※8月9日(土) 毎年恒例 東京夏の勉強会。参加するのはこんな人。
https://www.contentslab.net/workshop_2014_summer.html

 ※ハワイ楽しいっす。

 ※音声版はこちらでお聞きいただけます。
  https://www.contentslab.net/podcast/mix20140729.mp3

 →詳しくは編集後記で!

アロハ。

と、
のんきな挨拶から始まる今日のニュースレター。

10日間ほどハワイにきています。

で、
そのハワイ滞在中も職業病の僕は
ビジネスのこととか考えちゃうのですが
感心した話をひとつ。

ワイキキの中心地からすこしだけ離れた道沿いに、
レナーズという揚げパンを売っている店があります。

どう見ても揚げパンなのですが、
正式にはポルトガル発祥の「マラサダ」というドーナッツです。

妻が食べたいといっていたので
寄り道してさくっと食べてみました。

僕の感想はどう考えても揚げパン。
昔がなつかしくて普通においしい揚げパン。

でも、どうしても食べたいとは日本だと
思わないと思います(笑)
しかも1個で十分。

でもすっごく人気があるわけです。

あ。文句を言っているわけじゃないのです。
でも僕はこの商品 このビジネスって素敵だなーと。

感心しまくっていたんですね。

本当にこのパンをおいしい!最高!
と舌と胃袋で感じている方ももちろんいらっしゃると思うし
オーナーさんは、世界一おいしいものだと思って
作っていると思うんです。

が、この商品が売れているのって
9割の人にとっては

「ハワイ」という呪文がかかっているからですよね。

バイアスの一種だと思うわけです。
バイアスってのは難しく説明すると難しくなるのですが
簡単に言うと、ある情報を正しく認識できなくて
ある種の偏った見方考え方をしてしまう人間の特性みたいなもののことです。

「ハワイで食べるおいしい揚げパン」

「日本にも上陸して人気のあのお店のハワイの本店」

こういう情報。

「自分で右側通行をドライブしてフリーウェイ近くの
 ベーカリーで外国人観光客と一緒に並んで買う揚げパン」

こういう行動。

「ハワイ最高!」

という嗜好。

そういうものが総合して、
揚げパンに魔法がかかるわけです。

あ。念のために説明しておきますが、
僕はその行為が無駄とか
意味がないとか1ミリも思いませんし
それをかたくなにしないほどへそ曲がりににもなりたくないのですよ?

実際僕も並んで食べたわけですから(笑)

何がいいたいかというと、、、

こういうバイアスをお客さんにかける。
もしくはお客さんがバイアスにかかる状態で
販売する商品なりサービスというのは、
お客さんの満足度をあげて
商品価値をあげる手法としては
僕は秀逸だと思うのですね。

逆にバイアスにかかっている人が
より満足する仕組みを作ったり、

バイアスにかけてあげたりってことは
悪だとは思わないわけです。

実際ハワイでは、
そういったビジネスをしている人が多いですし、
(というかそれが一番儲かるからですね。)
そのバイアスによって非常に旅行の満足度をあげて
帰国される人も多いのです。

だれも損していない。

よくできていますよね。

実際、お会いした人が、
全員といっていいくらい
それに近いコメントをしていました。

たとえば・・・

「ハワイで人気の○○の店があって、
 あそこはマネージャーの○○さんが
 ブログで人気があるのだよね。
 ハワイにいて、そこそこイケメン。
 お店は雰囲気抜群。
 店にいくと外国人客と軽口を英語で交わし、
 私たちにも気さくに放しかけてくれる。
 おまけに料理も最高。
 みたいなスタイルって多いよ。」

とか。

たとえば・・・

ノースショアで食べるガーリックシュリンプとか。

僕も大好きですが、
ただのにんにくの多い海老のご飯ですからね(笑)

おまけにハエのぶんぶんたかるテーブルで追い払いながら
食べるわけです。
Asiaでも最近あまりありませんよね。

このへんは全部バイアスのなせる業。

でも満足度は最高です。

繰り返しますが僕も好きだし(笑)

こういうことって
悪用するとお話にならないので
取り上げませんが、
いいように使うとお客さんにとっても満足してもらえるし、
価値もあげられると思うんですね。

そういう工夫は
ハワイだったら絶対するべきだし、
ほかのビジネスでも使えるところは多いのじゃないかなと。

1例として
僕らのメンバーさんに
ハワイ島でダイビング、海遊び、山遊び、ヒーリング、
宿泊なんかの総合的なサービスを提供している方がいます。

いわゆる海のプロの方なのですが
小さい子供でも、大人でも男性でも女性でも、
たとえば、海で遊ぼうってプログラムだろうが
シュノーケリングで魚を見ようって企画だろうが、

水が結構怖い人であろうが
ライフジャケットなしで
しっかり水での立ち振る舞い
緊張をほぐす方法
危なくないリラックスしてデキルシュノーケリングの練習
をじっくりなさってから 海にいくそうです。

実際僕も今回体験させてもらったんですが
本当にそうでした。

僕の場合は海が怖いとかまでいかないのですが
それでもしっかり教えていただいて、
泳ぎが得意じゃないですが
ライフジャケットなしで
溶岩の海岸で カレントにのって沖の深いところまで
行って帰ってこれました。

そのコナのだれも人のいない海の透明度や、景色の雄大さといったら
言葉で説明できないくらい感動したのですが
(普通に野生の海がめが目の前にいました(笑))

それよりも
僕は自分で泳いで普段なら「怖い」と思うだろうなという
場所に行って帰ってきた。

ということでバイアスがかかっていたのですね。

満足度は相当でしたから。

くどいですが見たものはたまらなくすごいのですよ?

でもやはり、それがすごいと思えたのは
「自分で練習して、生身で行ってきた」

というバイアスも入っているはずなんです。

伝わりますかね?

ハワイ島のメンバーさんは
(長いお付き合いで”真樹さん”とおっしゃるのですが)
バイアスなんてかけようとしていません。

でも、海や自然では、

”自分の力で自然といったいとなって、やりとげた”

というのがなにより満足度をあげることを
ご存知なので、
わざとそうしているといっていたんです。

伝わりますかね?

場所はあのハワイ島です。
しかも透明度に定評のあるコナ。

それだけで十分バイアスがかかるんです。

適当に船に乗せて
シュノーケルセット渡して
ライフジャケットつけて
はい行って!

でもいいはずなんですが
別のアプローチで満足度をあげているわけです。

こういうバイアスは
僕は商品価値を上げるなら、
やはり積極的に取り入れるべきじゃないかなと。

日本人であることを売りにする海外でのビジネスならば、
”さすが日本人”というバイアスをいれる工夫をするとかです。

つまり、
周りはどうあれ

「これがここでのスタイルですから。」

みたいなことは言わなくていいんですよね(笑)

日本人っぽいことをして差し上げるだけで
喜んでくださるなら すればいいと。

「何かの基準と比べて正しいか正しくないか」

よりも、やはり、

「お客さんがその瞬間、その後も満足しているかどうか」

ってことだと思うんですね。

お客さんの期待値をコントロールするなんてふうに
話をしたこともありますが、
そのひとつに バイアス がかかっている
ということを考慮していくと幅が広がると思うんですね。

”騙す”

ということと

”気持ちよくなっていただく”

ということには大きな違いがあると思うんですね。

ぜひ気持ちのいいフェアなバイアスをかける
工夫してみてくださいね。

以上

今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?

このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。

【今週のコンテンツラボメンバーズ:こんなことやってました。】

なんといってもハワイです。

今日のネタとしてお話したハワイ島のメンバーさん。
もう6年以上のお付き合いですが
はじめて伺えて僕は感動すらしてました。

しかも海と自然の男 の方なので、
海でのリアルシュノーケリング。

地元のファーマーズマーケットで買った
地元野菜のスープと焼き野菜。

死ぬほどうまかったです。

もちろん!全部サービスとして提供されていることですよ。

家族を残していたので
始発でオアフから行って、最終でかえる強行でしたが
仕事の話、プライベートなこと、これからの人生、
自然のこと、
海とか心身の話。

すごくおもしろかったです。

細かい話しはまたしますが
起業家こそ、やったほうがいいことが
たくさんある場所でしたね。

そして、
これまた長年お付き合いさせていただいている
オアフのメンバーさんとお会いできました。

偶然日本でもお会いできたばかりだったのですが
やはり地元でお会いしたかったので
僕のタイトな時間に合わせていただき
お話しできました。

これまた
プライベートな話。

(非常にレアな出来事なんですが
 偶然が重なって、僕の家族も紹介しご挨拶できました。)

ビジネスもハワイを生かしたいくつかの
ネタを仕込んでこれから準備していきます。

とっても愉しみです。

また、もうお一人
これまたとっても楽しい方がメンバーとして
お仲間になってくださりそうでワクワクしてます。

(コーナー説明)

僕は本業としてコンサルティングのサービスをしています。
コンサルティングのメンバーさんのことを
”コンテンツラボメンバーズ”と呼ばせていただいています。

メンバーさん同士もいろいろ絡んでいただいています。

そこで話されていることって、ここでは言えないこと、
言っていないことが多いでのですが
相当面白いやり取りや、トピックもあるので
ちょっとしたものだけでも可能なものはさわりだけでもご紹介しています。

【■編集後記】

MAHARO

実は僕の結婚指輪って
上側にこう彫ってあるのです。

なんか以外でしょ?(笑)

8年前結婚式をハワイでしまして、
その関係でありがとうをハワイ語で彫ったんですね。

ミーハー(笑)

それくらい僕も好きだったんですよね。

もちろんサーフィンもできるからです。

でも、起業もして、当時は海外旅行なんてできるわけもなく。

できりころになったら子供がありがたいことに2人授かって、
ちびは大変。

なんだかんだで
ハワイに来ることはずっと遠のいていたんですよね。

そろそろいけそうだってことで
やっと解禁になりました。

そういうことで
ただのハワイなのだけど。

僕にとっては
結構タイミングなんですよね。

期間はいろんな調整をしたのですが
長くできなくて10日。

今日実は最後の夜、
これを書いています。

とにかくばたばたしました。

仕事して、
人とお会いして、
ハワイ島も行って、
家族での楽しみも実行して、

寝不足ですが、
充実しました。

僕がのんきにサーフィンしている間も
せっせとサポートしてくれる
チームの佳子さんには感謝しかないです。

メールひとつひとつに
「今ハワイですよね。すんません。」
と気をつかってくださるメンバーさんに感謝です。

ハワイでお世話になったすべのて人に感謝です。

で、ちなみに娘がシュノーケリングで
自力で泳いでイルカを見たことがよほど興奮したのか
もぐって海の中を見るという行為に開眼したらしく。

身長くらいの深さなら
珊瑚のカケラを拾ってくるようになりました。

なにげに感動してた僕がいます。

子供の夏休みって本当楽しみがたくさんあっていいですね。

で、忙しくて前半facebookを更新できていなかったんですが
順次 ハワイレポートをアップしていってます。

ぜひ除いてみてください。

仕事
ハワイ島
イルカ

サーフィン
家族
楽しい方々

などなどです。

【■お知らせ】

僕の毎年夏 恒例のお祭り。

8月9日土曜日 東京での勉強会 続々ご参加申し込みいただいてます。

ご予定いただけるかたはお早めにお申込みくださいませ。

↓ ↓ ↓

https://www.contentslab.net/workshop_2014_summer.html

1年ぶりですね。

当然夏休みですから海外からの帰国組も
ご参加されます。

それに合わせての開催です。

昨年ご参加の素敵なみなさまも、
参加したいと思ってくださっていたみなさまも、
ぜひ大いに学び、知り合い、刺激を得ちゃいましょう。

東京っていつも人数が超えてしまうので
できれば早めにお申込みくださいね。
申込みはこちらです。

https://www.contentslab.net/workshop_2014_summer.html

【■ご依頼】

僕らの手がける、新しいWebサービス。
アブローディング( https://abroading.net )

テレビからのご協力依頼もきていたりと
ご利用いただけています。

僕にとってもぜひ除いてみてください。
そして意見をくださいね。

https://abroading.net

※週間ダイヤモンドのWEBメディアである
「ダイヤモンドオンライン」で取り上げていただきました。

“世界中で日本人同士がつながり助け合える「Abroading」の持つ可能性”

http://diamond.jp/articles/-/55245

※「河野はなぜアブローディングを作ったのか?」

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