【資格認定ビジネスをしたいならココに気をつけたほうがいいかも。】
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
※1月24日(土)渋谷。河野4年ぶりセミナーで話します。
※応募せよ。
※ダイエット大作戦?
※音声版はこちらでお聞きいただけます。
https://www.contentslab.net/podcast/mix20141209.mp3
→詳しくは雑談コーナーと編集後記で!
今も昔も、こういう「儲かる」ビジネスモデルが存在します。
Step1:あるスキルや技術を高めて”先生”と呼ばれる。
Step2:お客さんにそのスキルを提供して商売にする。
Step3:そしてそのスキルを教えるサービスも提供する。
Step4:教えた人に免許や認定証を発行して課金する。
ざっくりいうとこんな感じ。
たいていは団体の名称を決めて
”○○○アライアンス”とか、
”○○○認定講師”とか、
”○○○ファシリテーター”とか。
こんな名前をつけたりします。
とてもよくできているビジネスで、
特に Step4: の課金の方法が秀逸で、
かつ、”太祖”である先生のブランディングが完璧だったり
スキルそのものの効果が半端ない場合は、
えらく儲かっている会社が多いなーと。
実は会社員の頃、比較的大きいと呼んでいい
こういうビジネスモデルをマネジメントと呼んでいい
立場で運営していたことがあります。
そして今は仕事柄この手の相談も
たくさんいただきますし、
一緒に考えることも増えました。
そのときから一貫して思っていることがあって、
やり方を失敗すると”やけどする”ということなんですね。
ということで今日は、
資格認定ビジネスをしてやけどをしないポイントをいくつか
お話したいと思います。
■”資格認定ビジネス”あるある。
まずは失敗するポイントから。
「集客できない!」
僕が企業で資格ビジネスを扱っているときにも、
人様からお聞きするときでも
共通しているクレームは実はたった一つ。
「たいして集客できないじゃないか!」
これにつきます。
理由は資格や認定を受ける人と、
主催者の考える価値のアンマッチが起こっているからだと思うんですね。
資格を主催する側の思惑はこうです。
・自分のスキルや認定というバッチそのものが価値。
クレームを言う取得者の思惑はこうです。
・集客ができる=儲かる切符=金券だ。
このアンマッチが原因なんですよね。
当然、
「そんな価値をうたってはない。」
「集客の方法も教えている。」
「資格がとれたくらいで儲かるわけないじゃん。」
みたいな理屈はあるし、論理的には正しいのでしょうが、
資格を取得する側がそう思ってないことに
かわりはないわけす。
セールスの段階で「集客できる。」という
目標を混ぜてしまっているときに
これは起こるわけです。
たとえば先輩の声・・・
「これで独立できました!今ではたくさんのお客さんがいてハッピー」
とか書いてあるとしたら、
この資格のおかげでお客さんが集まったと
言っているのとかわりませんしね。
くどいですが、
集客の方法を教えます。といってる主催者がほとんどなのですが、
これも禅問答みたいな話で
取得者「結局集まらないじゃないか!」
主催者「集客はそんなに簡単じゃありません。もっと努力していきましょう。」
こんな話になってたりします。
当然、
取得者にも集客が大変なことはわかっている人って多いと思うんですよね。
集客を舐めているとかじゃなくて、
集客の大変さを理解しているからこそ、
その労力が軽減されると期待される資格を取得したとう意識があるはずなんですね。
「集客の労力を軽減できるかも。できるはず。」
こういう意図で資格を取得している人には、
集客方法を教えて努力せよといっても
意思疎通は図りようがないわけです。
もちろん努力すれば集客ってできると思います。
でもその場合は、
「ここまで自力で集客するなら、この資格(認定)って関係なくね?」
って話になるわけで。
今度は認定を更新とかせず、
主催者のルールを違反して動くようになったりするわけです。
たとえば、
その資格や認定では教えてないスキルとまぜて
独自のプログラムをつくったり、
そういうことをしていったりします。
そうなるとですね、
今度は主催者がクレームを言うわけです。
主催者「勝手に名前使ってんじゃない!」
「勝手に変えてんじゃない!」
「このスキルを教えるなら、われわれの名前を使わないとだめ!」
取得者「はー!? 勝手でしょ!」
主催者「いえ商標権がとってありますから!」
みたいな。とほほな感じになります。
もめている当人には笑えないのですが、
コントみたいな話になってくるわけです。
こういうアンマッチって
価値のポイントが違うからですよね。
主催者は、
資格や認定というものを持っているというまさに権利を武器に課金したい。
取得者は、
資格や認定というマークが自動的に集客してほしい。
これがあるかぎり並行線なんです。
「支配させろ」と主催者がいって取得者が逆らうか、
「集客できないぞ」と取得者が言って主催者がかわすか、
そのどっちかが失敗しているケースじゃないかと。
ただ、誤解がないようにいえば、
当然うまく言っているビジネスも無数にありますよね。
(だからこそこ時代を超えて、ここまではやるわけですからね。)
うまくいくためにこういう感じじゃない?って話にうつりますね。
■資格認定ビジネスでやけどしない3つのポイント
1.集客してあげる。
集客してあげる。
さきほどの失敗例をそのまま改善した形になります。
単純にネットマーケティングなり、
オフラインのマーケティングなりを駆使して
客付けそのものをしてあげるということですね。
取得者が苦労せずお客さんが来る形にできれば
いいので何もマーケティングしてあげなけばいけないって
決まりもありません。
得られるスキルそのものが、
顧客から絶大な信頼を得るクオリティであったり、
奇跡がおきたかのような驚きの伴う効果があったり
そういうものは口コミで勝手に人があつまりますので
そこまで高めておくと、看板を出すだけで
キーワードを設置するだけでも集客はできることになります。
主催者そのものが出版や、
マスメディアに露出していて人気者なら、
おのずと主催団体のアクセスは増えるわけで、
そこからマッチングする形をとっても集客はできますね。
たとえば、
僕のかかわっていた団体は、
資格や認定を出しつつ、
結構なお金を使ってプロモーションをしていました。
そのため、集客力はやはりあったんですね。
年間でその資格や認定のマーケットだけでも
40億近く流通していましたので
それを1000名の取得者が取りあっても
集客できていると思ってもらえたと思うんです。
某日本最強のコンビニチェーンも、
まだあまりクレームが問題化しないのは
プロモーションや 製品そのもののクオリティ、
ブランド化に力をいれて
集客力を維持しているからだと思うんです。
2.取得の意義を数値化しない。
2番目は、クレームになる(満足度を得られない)
問題そのものを消滅させるということです。
何も資格や認定、
集客や食うためにだけ存在するものじゃないじゃないですよね。
ことのなりたちは
あるスキルをより多くの人にひろめたいという理念からはじまって、
もっとも効率的jに広めるには認定制度だってなっているはずです。
つまり、「原点にもどろうぜ」ってことなんです。
認定制度とかでも
比較的うまく継続できている顧客層って
「集客したい」
ということを主軸にしている人が少ない
というかほとんどいない気がします。
それよりも、
・自らの能力をもっと高めたい。
・志の高いまたは合う人と出会いたい。そして同じことに向かいたい。
・集客はできてるけど肩書きを増やしておきたい。
・学びマニア
そんな感じが多いかなと。
当然どういうやり方をしようが
集客したい人はまざりますし、
学びたい人もまざります。
積極的にどっちを求めるかという
スタイルというか意思によって
バランスが変わるのだと思うんですね。
そのためには
表面的にはむずかしくって、
実際スキルそのもののクオリティをどんどん高めないといけないし、
そこまでいってないと思えばまだリリースしないほうが
よかったりもします。
もしくは少数の人と品質向上のために
やってみるとか。
さらにメッセージも、
「集客できる」
と言ったほうが倍以上の集客がみこめるけど
グッと我慢して、得られる価値をオファーするべきなんですよね。
非常に優等生的な答えですが、
数値目標を価値にしないってことになるのじゃないかと。
3.生き血をすする。
最後は僕は選択をしないだろう手法ですが、
・資格を取得してもっと広げよう
じゃなくて、
・資格を取りたい人にできるだけ課金しよう
と目的を変えてしまう方法がありますね。
ビジネスは必要とする人がいれば
成立しますし、問題ないという考えを僕はもっていますので
善悪では論じるつもりがありません。
が、ここまで割り切ってしまえば、
”問題”はないのかもしれませんね。
ちなみに、フランチャイズチェーンでは
このサイクルがないと
事業を維持できない会社がすごく多いと聞きます。
フランチャイジーが営む事業が収益を生んで
ロイヤリティーで稼ぐということじゃなくて、
新規加盟金や周辺の課金が売り上げの大部分を占めているてことなんです。
「脱サラの出店者の生き血をすう。」
と悪意をもって言われたりしますが、
まー半分は僕もそういうビジネスなんだろうなって理解しています。
いかがですか?
最後の方法をとるひとは、
相当根性があるというか割りきりがすごいのだと思いますので
無視する人が多いと思います。
となると残るのは
A・集客する。
B・マジで半端ないスキルに高める。
C・取得者の精神的な満足を高める。コミュニティを作る。
この一部か、全部を採用する感じしか
選択肢はないのかなって思います。
そうなると、
普通の組織にしてでっかく儲けるのと何が違う?
って議論にもいきついて
無限ループに陥るのですけどね(笑)
さて、
高いスキルをもってるみなさん。
素敵なビジネスつくってくださいね。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
【今週の雑談】
なんかうまくいかないなーと思っているときの話。
ビジネスで成果だして何者かになりたいなーと思っているときの話。
ベストセラーの「夢をかなえる像」で
うまい表現をなさっている箇所がありました。
それは、
「応募せよ」
という箇所。
ほんの中では、(たしか)小説家として成功したいという主人公に
「考えずに応募せよ」「審判をあおげ」と神様が教えるシーンで使われているのですが、
これってビジネスとかすべてのシーンでいえると思います。
僕も創業期に意識していないと
迷宮に迷ったようになってしまったことは
”物理的な反応”がとれる行為を最優先で行う。
ってことだったんです。
外注を採用しようとしているとき
まずマニュアルを作って
募集するのじゃなくて
まず募集して応募という物理的な反応をとってから
業務を説明して、その内容を録音してマニュアルにする。
とか、
無料のオファーを作ってから、
無料のオファーのランディングページを作って、
そして広告を出すのじゃなくて、
広告をだして、
クリックされてたり審査に落ちてから
ランディングページをあわてて作って、
請求があってから資料を作る。
とかそういうことです。
そうじゃないと
一日の時間の使い方が
最高に雑になるんですよね。
悩んでいるだけ。
読書しているだけ。
祈っているだけ。
情けないと泣きべそをかいているだけ。
時間効率を考えると
やっぱり応募するという行為を繰り返せってのが
正解な気がします。
(コーナー説明)
僕が日ごろビジネスに限らずいろいろと思ったり
知ったりしたことをユルクご紹介するコーナーです。
なのでたまーに。「今週はなし」とかもあるかもしれません(笑)
【■編集後記】
おっさんになると腹が出る。
これ本当なんですよね。
週に1回2回ハードな運動していても
出るものは出ます。
でダイエットを春くらいにしたことがあります。
プールいってみたり、
走ろうと試みてみたり、
一駅か2駅くらい歩いてみたり、
いろいろしました。
でも革新的なことに気がつきまして、
体重の増加と現象って
アスリートでもないかぎり
基礎代謝 - 摂取カロリー
なですよね(笑)
要するに食いすぎているだけ。
筋肉をつけて基礎代謝をあげて・・・
有酸素運動が脂肪をもやして・・・
めんどくさいっていうか、
あんまり効果がない気がしたりしません?
実感としてですよ?
で、僕はダイエットの記述だと
ダメって書いている禁断の方法をとることにしました。
摂取カロリーを極端に減らす。
しかも細かいことする自信もないし
時間もないので単純な方法です。
朝と昼は抜く。
(笑)あほですよね。
で、夜おなか一杯食べるわけです。
なら不思議と胃袋は同じなので
それほどたくさんは食べられないのですよね。
で、結局すっごい体重減りました。
ちょっと風邪ひきましたが(^_^)
夜中食べると太るとか、
油はダメとか、
ごはんがやばいとか、
あんま関係なかった気がします。
あ。正しい方法じゃないですよ。
きっと、てかまちがいなくやっちゃダメな奴な気がします。
でも、
「要するに食いすぎたから太ったんでしょ?」
ということだけは正しいのじゃないかと。
どうしても努力なしにやせたい人にはおすすめです。
が、体にわるいので個人的なアドバイスは
「ちょっとくらい太っててもまーいいじゃん!」
ってことなんですけどね。
あ。明日からバンコク勉強会からはじまるアジア渡航です!
いろいろ予定もきまってきました。
楽しみな人にもたくさん会えるし、ワクワクします。
<<お知らせ1>>
1月24日東京で合同のセミナーをすることになりました。
今回は”ビジネス”というテーマでの勉強会兼セミナーです。
女性が多くご参加されます。
なので女性にもおすすめです。
なぜかというと・・・
日本はもちろん海外にも
ファンを多く持つカリスマ女性起業家の方2名との
合同セミナーだからなんですね。
僕自身のだからこそとっても楽しみにしています。
セミナーという名前をつけていることからもわかるように、
結構ガッツり話すのは4年ぶりかもしれません。
僕のパートでは今のリアルなトピックをご準備します。
ネットの今。(すごく変わりましたからねー)
海外をからめたビジネスをするならこれ。
タイプ別 いまどきのネットのビジネスの使い方
(仮)
あ。お席は20名なのですが、
僕だけじゃないのですぐ埋まる気がします。
来られる人先にお席用意しますので
連絡くださいませー
kounotatsuo@contentslab.net
<<お知らせ2>>
僕らの手がける、新しいWebサービス。
アブローディング( https://abroading.net )
世界中の日本人に助けてもらえるサイトです。
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年末年始の渡航にどうぞ。