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自己PRを30秒でまとめると得られる意外な効果。

こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。

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<今日のサマリ>

・自己PRを30秒でまとめると得られる意外な効果
・プライベートブランドが支配する日
・イタリア土産で料理を作ってみた。
・重要:ポッドキャストサーバ変更に番組再登録のお願い
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「あなたは自己PRを30秒で
きれいにまとめて話すことができますか?」
これが今日のテーマです。
というのも、今週は”自己PR”について、
話す機会、聞く機会が何度かありました。
一つは、アメリカで国際結婚や恋愛をプロデュースする
松本直子さんが主催された”海外好奇心ガールズ倶楽部”の
セミナーでのことです。
国際社会で自分らしくあるために必要なこととして
直子さんがセミナー中におっしゃったのが
「みなさん著者になったつもりで、
自分のプロフィールをまとめてみてください。」
ということ。
もう一つは、僕の会社の今月のコンサルティングメンバーさん限定セミナー、
”「うまい!」といわせるプレゼンテーション”の中でのことです。

プレゼンの冒頭に組み込んだほうがいい要素として

「自己紹介はできればこんな風に工夫して行ってください。」

ということを話していました。

そういう僕も昔は、

「自己PRとかどうでもいいし。要は実力なんだから
見た目を取り繕ってもしょうがないよ。」

なんて息巻いていましたが、今はそうは思いません。

なぜかというと、
”自己PR”の完成度とかシンプルさって
自分のビジネスの完成度とか、
生き方としてのバロメーターにそのままなると思うからなんですね。

完成度が低かったり、わかりにくかったりすると、
それはそのままビジネスやライフスタイルが
ブレていたり、ただの妄想家になっていることが多いです。
完成度が低かったり、わかりにくかったりすると、
起業家としての覚悟というか、
努力とか没頭とか言葉はなんでもいいのですが、
どこか本気、本音じゃないのかもしれないからなんです。

誰が言ったか?

もちろん、
シリコンバレーのベンチャーのように、
エレベーターで投資家に出会ったら自分のビジネスを
15秒で説明して投資を受けろみたいな直接的な目的と同じように、

人は”最初の印象”ですべてを決めるという意味でも自己PRは重要です。

何も自分を大きく見せることは必要ないと思うんですが
(たいていは、そんなの経験豊富な大人にはバレるから(笑))

やはりジワジワ実力や人柄がわかるよりは、
パッと瞬間的に興味を引く人の話しだけを聞いてくれますし、
メッセージについても、何を言ったか?よりも
誰が言ったか?を重要視するものなのですね。

シーンもセミナーやプレゼンテーションの場ではもちろんのこと、
セールスの場、交流会や何かの懇親会、動画、
ソーシャル、すべてに共通します。
共感者を集めるにしても、
具体的なセールスをするにしても、
心地よいライバルであり友人を見つけるにしてもです。

とはいっても、
一定のテクニックのようなものはあるなと感じるので
すぐ使えそうなこととして
シェアしますね。
ちなみに僕の自己PRはこうなります・・・
「私は世界中にいる海外在住者と海外に興味のある日本の方の
ビジネスコンサルティングをする会社を経営しています。
これまで10年約100ヶ国3000人の海外の方にアドバイスしてきました。
クライアントさんの8割が女性です。
私自信も海外に年間多いときは100日程度滞在しています。
個人的なことですが世界中の海でサーフィンをするのが趣味でして
刺激的な世界中の方と話をしつつ、旅もできてとても楽しい仕事をさせていただいています。」
ちょうど30秒(笑)
これから話すことも照らしてみてくださいね。

 

30秒でまとめる。

ここで冒頭の話に戻りますが、
自己PRは30秒でまとめてあるほうがいいです。

物理的に、自己紹介というのは
どんなシーンでも30秒くらいしか与えられないし、
無限に時間があるように見えても
初めて会う人が意識を集中してくれるのは最初の30秒程度だからです。

Webサイトやチラシは最初の1秒か2秒が勝負なのと同じで、
最初の30秒が勝負。
しかも”まとまっていること”が条件です。

実績を語る。

一番良い自己PRは、
実績を語ることです。

人数・件数・年数・分量ですね。

ECなら、
「約20万点の欧州雑貨を扱っています。」とか、
農家なら、
「約○○ヘクタールの農地で、
総勢100名のスタッフで運営しています。」とか、
不動産販売なら、
「約150棟の建築をお手伝いしました。」とか、

直接的な実績を数値で語るのが一番
イメージが短時間にわきます。
「ECをやって20年ほどたつのですが
今でも七転び八起きでがんばってます。」

と話してしまうと、
実績の話をするころには時間が過ぎちゃっているんですよね。

聞いた人からは「大変な仕事をしている人」という
印象を自然と持たれてしまうわけです。

経験を語る。

もしビジネスをしたばかりだとしたら、
実績もへったくれもありませんので、
これまでの経験で勝負するしかありません。
ECなら、

「欧州雑貨の買い付けにこれまで100回は行っています。」とか、
「ECベンチャーで合計10サイト、
売上げだと年商1千万の小さいものから、50億の大規模サイトまで
10年運用で携わってきました。」とか、
「20名ほどのスタッフをマネジメントしてきました」
「業界1位の○○という会社で○○担当でした」
実績がないなら、過去の経験を数値か
知名度で語るのが一番イメージが短時間にわきます。

これが、
「まだはじめたばかりで、
みなさんとには及びませんが
学ばせていただいています。」

ということになると、
興味をもたれるであろう経験のところまでに
時間が過ぎちゃっているんですよね。

(もちろん素直にこう言う人から
そんなことないでしょ?と経験を聞いたりするのが
好きな僕みたいな人もいますが(笑))

ストーリーを語る。

「私、経験も実績もないっす。」
こういう場合もご安心を。
その場合は”思い”を語ってください。
またはストーリーでもいいと思います。

「僕は老人の方向けに何十万もする安眠まくらを
売りまくっていました。
そのときは収入の高さに目がくらんでいたのですが、
あることがきっかけで、今度は直接的に自分が人の役にたっていると
感じることができるこの仕事を選びました」とか、

「僕はもとサラ金です。」
「僕はもとJリーガーです。」

「僕は実はCDも出してツアーもしていたミュージシャンです」

でも十分です。

角度を変える。

僕らの世代40代くらい?
男性も中年になると基礎代謝や筋肉量が落ちて、
おなかが出てきます。

しかも筋トレの中でも
胸筋は鍛えやすいのですが、
長時間の有酸素運動とか、
鬼の腹筋はなかなかできないものです。
(少なくても僕にはできないw)

すると、
バストアップは筋肉質だけど、
全身になるとただの中年がそこにいる。
みたいな状態になります(笑)
そんなとき
バストアップだけの写真であれば
そこそこスマートに見えますよね?

そういう工夫はするといいと思います。
意地の悪い言い方をすると
「印象操作」です。
よい言い方をすると
「角度を変える」
不動産販売の例でいえば、
「売上げ3000万になりました。」
と、
「10億の物件を販売しました」
この違いですね。
不動産仲介の手数料収入が3%だと
売上げはあくまで3%なんですが
流通量でいえばずいぶん違いますよね。
楽天も手数料ビジネスですが
流通量は1兆と発表しています。

自己PRが上手でも儲からない

この話、僕は「うまい!といわせるプレゼン術」という
コンサルティングのメンバーさん向けセミナーで
話した一部です。

でもこれをやったからといって、
別に商売繁盛したり、
フォロアーが増えたりすることはないと思います。
やっぱり日ごろの努力というか、
神を細部に宿す連続で収益も
ファンも、全部増えていくと思います。

でもですね、

こうも思うんです。

「自己PRが上手な人がすべて収益が上がったり、
フォロアーが多いわけじゃない。
でも、収益が伸びたり、フォロアーの多い人で
自己PRが上手にまとまらない人はいない。」
つまり、
自己PRをまとめきれないということは
まだ何かが足りないという指標にもなるし、
妄想家のままだという警告にもなるというのが
大事なことなのじゃないかなと。

雑談

今週はこのニュースから。
Amazon.com、米国で食品のプライベートブランドを立ち上げ

巨人(ギャング)が牙をむいていらっしゃいましたね(笑)

個人的にこれからは
個人で小売は抑えられないので、
物を持っている人が有利な世界になると思っていたので
その通りな感じでおおかないですねー。

油断すると、
セブンアンドアイのプライベートブランド、
amazonのプライベートブランド、
コストコのプライベートブランド、
そういう商品だけ使っている世界ってのもつまらないですが、
いよいよ
マーケティングとかセールスより
物(サービスと呼んでもいいですが)を生み出す力が
大事になるのかもしれませんね。

とはいっても、
世界が先進的になればなるほど、
そこに取り残された人は増えるわけで
その情報格差を使ったアービトラージは
また生まれるから
うまいことやる奴も結局は生き残ると
今も昔も未来もたいして変わらない
勢力図なのかもしれません。

編集後記

今日も欧州渡航記から。

「これ超おいしいですよ!」に乗っかってみる。
イタリアのフィレンツェでは滞在中
AirBnBで3人で部屋をシェアしました。
そのルームメイト
フランスのNOBUKOさんと
ベトナムのMICHIさんと
イベント終わった翌日お互いの飛行機までの間
土産屋に行ったとき、
料理好きのNOBUKOさんが
教えてくれました。

「これはポルチーニ茸といって、
ワインで戻してオリーブオイルと
パスタと絡めるだけで最高においしいですよ!」

僕は料理はからきしダメですし、
ポルチーニ茸という名前も知りませんでした(笑)
(実は家族に聞いたらお気に入りのイタリアンで
僕が食べたことあるそうです。)
でもその説明があまりにおいしそうで
買って帰ってみました。
・イタリアのパスタ
・スペインのエキストラバージンオイル
・ポルチーニ茸
で、週末自分で作ってみたわけです。

これがまた「うまい!」

家族にもふるまいました。

娘が一言。
「自分で作ったのもあるよね?」
ちょっとオリーブオイルが多すぎたみたいですw

でもパスタハマりそうです。

さ来週からハワイに滞在しますが、
食べる者に結構困るので、
暇な時間はパスタに凝ってみようと思った今日この頃です。

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