スタッフを単に仕事ぶりで選ぶか?熱意と相性で選ぶか?
目次
--------------
<今日のサマリ>
・【今週のトピック】スタッフを単に仕事ぶりで選ぶか?熱意と相性で選ぶか?
・【トラベルライフ】ハワイ1週間 雨、サーフィン、子供の教育
・【雑談】ポケモンGOやりました?
・【編集後記】スローライフなハワイで寝不足です。
・【お知らせ】重要:ポッドキャストサーバ変更に番組再登録のお願い
--------------
【今週のトピック】
「経営者ってのは人のことで一生悩んですごすのかもね(笑)」
最後に働いた会社の社長が自嘲気味に言っていたのを思い出します。
それくらい誰でもいきつく人材の話を今日もします。
日本で「住居は購入するほうがいいか?賃貸がいいか?」
という永遠の論争があるのですが、
それと同じ程度、人にまつわる論争があります。
A・仕事をできる人をとるべきか?
B・相性が合って熱意情熱がある人をとるべきか?
こういう論争。
クールでいたい経営者なら、
いまどきはBを選択します。
仕事ができても素直じゃないとか、
こだわりがあったら使いにくいとかそういう理由です。
仕事は経験やトレーニングでできるようになるけど
相性や熱意や情熱はどうにもならないからという理由もあるでしょう。
でも、Bで失敗することもよくあります。
情熱があるだけで仕事がぜんぜんできないとか、
その人の得意とやる仕事がぜんぜん合ってないということもあれば、
要するに口だけで、
何かを成し遂げるというガッツは最初から持ち合わせてない人
だったとか。
この経験をしている経営者は、
スキル重視で人を選ぶようになったりもします。
僕自身も、僕らのお手伝いするクライアントさんも
ほぼこの両方を繰り返してきています(笑)
僕なりにいきついた答えは、
両方間違っているのじゃないのか?
ということなんですね。
■何も期待しない。
出したした答えらしきものは、
どっちがいいか?なんてことをそもそも考えないってことなんです。
どういうことかというと・・・
「どっちがいいか?」
という話をしている限り、
採用前のヒアリングなり、
面接なり、経歴なんかと見て、
事前に「自分にとって活躍してもらえるか判断する」
ということになると思うんです。
採用した後も、
そのバイアスが入ってしまうので、
「この人は情熱はある人だから・・・」
とか
「この人は組織や会社にコミットしてくれないけど
仕事はできる人だから・・・」
とか前提をつけます。
その結果、
「情熱があるのに、仕事がぜんぜんできない人だ。
やっぱり仕事ができないと話にならないな・・」
とか、
「仕事ができる人だけど、
なんかわがままが多いから使いずらいな・・・」
とか違和感が募るわけです。
僕はこの際、
何の前提もつけないまま採用したらどうかと思うのですね。
つまり、
業務がある。その仕事をできます。やります。
といっている人ならそれでいいのじゃないかと。
採用のプロセスはそれほど気にせず
逆に仕事をしてからの実態をものすごく大事にするという方法です。
どういうことかというと。。。
口では情熱的なことを言わない、
やる気も見せない人がいたとします。
でも、仕事をプロとしてしっかりこなしてくれるし、
オーダーに対しては文句を言わず取り組んでくれます。
自分のスキルを超えていることでも、
知らない間に覚えようとしてくれて
実際覚えてくれたりします。
でも相変わらず情熱的なことも言いませんし、
会社愛みたいなものはあるそぶりはありません。
このような状態は、
「仕事はできるけど情熱がない。相性も悪い。」
といえるのか?ということなんです。
僕はそうは思えないのですね。
実態が物語っているのは、
「与えられた役割、期待されている役割を
プロとしてこなすために、
最善の努力をする人。
その努力をしてもいいくらい感情的には
貢献してやってもいいと思ってくれている情熱がある人」
ということだと思うんですね。
もう一人いたとします。
話をするたびに「面白いです!がんばります!」と言ってくれます。
チャットでも「とても勉強になります!」と必ず言ってくれます。
会社の懇親会なども積極的に参加してくれたりもします。
でもスキルや慣れが必要な仕事になると、
あまり上手にはできません。
かといって、スキルや経験をあげるために必要な学習の時間や
慣れない仕事をなんとかこなそうとするかというと、
それほど時間をつかってるようには見えません。
このような状態は、
「仕事はこれからだけど情熱はあるし、相性も良い。」
といえるのか?ということなんです。
実態が物語っているのは、
「情熱があると口では言うけれど、
口ほどには”努力”としようとは思っていないし
その覚悟をするほどその会社にはコミットしてない。
もちろんスキルもともなってない。」
ということだと思うんですね。
もう一人いたとします。
ある種の仕事のスキルはあります。
ただ、指示したり、指摘したり、意見を言うと、
反論が多くてなかなか実行までいたりません。
かといって、
最高レベルのパフォーマンスかというと
そうでもありません。
経験、経歴から考えると仕事をやるスキルは十分にあるように見えます。
このような状態は、
「仕事はできるけど情熱がない。相性も悪い。」
といえるのか?ということなんです。
実態が物語っているのは、
「与えられた役割、期待されている役割を
プロとしてこなすこともできない中途半端な人。」
ということだと思うんですね。
これって実感ある人多いと思うんです。
そう考えると、
採用時点で何かを判断するのが
実に滑稽になってきますよね。
つまり、
採用は最低限の条件を示して採用して
あとは実態を見て、さらに活躍していただきたいか
報酬を上げるのか、権限を上げるのかなどを
決めていけばいいのじゃないかと。
もちろんそのためには、
報いるために強い会社にする義務が
経営者にはあります。
でも
「情熱だけはあるのだけどなー」
と感じる時、たいていその人に情熱らしきものは
ないのだと思います。
情熱があれば「努力」は単に苦労でなくなっていると思うので、
情熱があれば実力がついてくるはずだからなんです。
「仕事はできるのだけどなー」
と感じる時、たいていその人の仕事のスキルは
そんなに高くありません。
仕事ができるというのは総合力を言うのであって、
何かの処理だけが上手とかそういうことじゃないからなんですよね。
ということで一番大切にして欲しいのは、
目の前にいるすごい人のことなんです。
・情熱がないように見える「仕事に情熱あり」の人。
・仕事ができないように見える「情熱的に見えない努力を続ける」人。
こういう人は
採用時には絶対にわかりません。
であれば、
一緒に仕事をするときに
変なバイアスをかけずに「実態を見る」ことが
とっても重要になるのじゃないかなって思うんです。
あ。ちなみに、これって誰かを紹介されたときも
同様です。
なんか何の仕事をしているのかわからないけど
えらい羽振りのいいことを言う人とか。
関わった仕事は著名人との仕事ばかりだけど
キャッシュポイントのよくわからない人とか。
実態を見ると、
ただの夢想家だったり、ゆるい2代目だったりします。
”実態主義。”
これが、人で失敗して
僕をはじめとした起業家の悪いループに
はまらないコツかもしれませんよ?
【■今週の雑談】
POKEMON GO
ダウンロードして試してみた人はいますか?
日本版がリリースされて、
事故やらも含めていろいろ話題になってますね。
僕は日本発売前にハワイに来たので、
すでに人気になっているアメリカで先に試してみようと
思ったんですが、
日本の発表の日にやってみるはめになりました。
結論からいうと
AR(仮想現実)を使ってここまで
流行ったというのが革新的なのかもしれませんね。
ゲームそのものについては、
普段ゲームをしない人がみんなはまるくらい面白いかというと
そんなことはないのかもしれません(笑)
(僕の主観です。)
普段からスマホゲームをしない人は
これからもしないでしょうし、
ポケモンGoもしないと思ったりするんですよね。
単にスマホゲームをする層がいっせいに
使ったというのもあるのかなって思います。
ただ、パズドラの時も思ったんですが、
起業している人とかは時間の使い方に
こだわりがありますので
自分にとっては時間の浪費になりがちなゲームはしない人も多いです。
(好きでやっているひとにとっては
人生を豊かにする時間の投資ですが)
だからこそ
「こんなの意味あるのか?」
で感想が終わってしまうんですが、
大きなマーケットでは
気軽に暇つぶしができて
程よい満足があるものを消費していくものが
人気を出すこともある。
ということは常に意識したほうがいいですよね。
【■編集後記】
ハワイで規則正しい生活をしているかというと、
実はそうでもないです。
もちろん日本にいるときほど仕事は詰めていませんが、
増えた日課があります。
・子供たちと遊ぶ時間
・家族の送り迎えなどのケア
・サーフィン
サーフィンは、もうこれが目的といってもいいので
はずせないのですが、
僕の借りているコンドミニアムから
5分の距離でサーフポイントがありますので、
2時間もあればできるんです。
でも、それに家族のケアやら
子供とプールに入ったりしていると、
普通に半日くらいは埋まるので、
仕事は実は夜遅くまでしていたりします。
とはいっても、
朝一番で海にいかないと?だめなんで、
ちょっと睡眠不足です。
しかし、早くも最高。
こんなところにいれて、
本当ありがたいですね。
ほか 旅日記は以下でまとめたのでどうぞー!
【トラベルライフ:旅日記】
*ソーシャルメディアでもビジネス・トラベルライフ配信中
インスタグラム⇒ https://www.instagram.com/kounotatsu/
FaceBook⇒ http://www.facebook.com/kounotatsuo
twitter⇒ http://twitter.com/kounotatsuo
ハワイ、7日目。
もう1週間たったんですね。
旅日記で振り返りたいと思います。
着いて数日は、
コンドミニアム生活を整えるために
買出しとか、
早めに妻の買い物につきあっておいたりと、
短期旅行者なみにバタついてました(笑)
ハワイはご存知のとおり?
それほどおいしいものがありません。
そして我が家は日本食大好き。
ってことで日本の食材はスーツケース1個以上
持ってきたのですが
困るのが炊飯器。
去年もコンドミニアム据付の炊飯器は
海外製のあまりおいしく炊けないものだったので
今回は買っちゃいました。
もちろん日本では使えませんので
ハワイとか?120V地区だけに持っていくマイ炊飯器です。
自宅と同じ象印。
早速炊きましたが、
やはりうまいですね。
日本の米持っていって、
象印で炊いているのですから当たり前ですが(笑)
あとで、教えてもらったんですが
鍋で炊いても相当おいしいらしく、
それでもよかったのかなとも思ったんですが
保温をして翌日おにぎりとかできないので
よかったことにしました。
もうひとつの重要な問題は、
掃除機。
ハワイ?あるあるらしいのですが、
コンドミニアムの掃除機は
ダイソンより大きな音で回り、
おもちゃの掃除機くらいの吸引力です。
ぜんっぜん吸わない。(笑)
普通に掃除すると
日本の5倍くらい時間がかかります。
これも買うか?と思わず思ったんですが、
売ってないんですよね。
ダイソンか、
吸わないやつか?二択なんです。
アメリカ用にダイソンは購入できないってことで
そこはあきらめました。
とかなんとか、
そんな生活用のものをそろえるだけで
初日は終わり。
その後数日は、
僕は仕事とサーフィン以外は
パンケーキを食べたり、
買い物に付き合ったりして過ごしてました。
そして週末は、ハワイでは珍しく
まさかの豪雨。
スコールじゃないですよ?
じめじめした雨 大雨と雷。
台風みたいな感じです。
なのでサーフィンも海も荒れに荒れていて、
ちょっと怖かったですね。
でも波はサイズもあって面白かったです。
で、メンバーさんとしても
お世話になっている千恵子さんの会社の
送別会に参加させていただいて
とてもおいしいカルビとか頂きました。
もともとは、
外のバーベキュー予定だったのですが
急遽室内で。
・・・雨男の本領を発揮してしまいました。
そして、
海外に行くたびに思いますが、
子供の教育も現地の人にまたいろいろ教えてもらって、
学ばせてもらって考えさせられました。
ちょうど週が明けて、
今週からは子供たちのサマースクールが始まるので
彼女たちは楽しんでくれればいいのですが、
僕はまたいろいろ考えるきっかけになるかもしれません。
(というか去年滞在したときに
すべての人に「親父がサーフィンと仕事したいだけで
子供に何もさせないなんて親 初めてみた。」
とおどろかれまして(^_^.)
今年のサマースクールに至ったりしています。)
僕も人とのアポが入りだしますので、
楽しくなりそうです。
あ、そうそう
僕が唯一ハワイで買おうと思っていた
サーフボードは新調しました。
ハワイ用にしっくりする板です。
結果、
初日の子供のお迎えに遅れていくという
事件を起こすくらい最高です!
(笑)
長くなりそうなので、
続きは音声と来週の配信でお送りしますね。
音声でも最新情報配信中です。
お聞きくださいませ。