代行業者にお金を使って売上を増やそうとしていませんか?
目次
<今日のサマリ>
【雑談】定額サービスに移行するには?
【今週のトピック】代行業者にお金を使って売上を増やそうとしていませんか?
【お知らせ】バンコクセミナー 参加者50名超えました。
【編集後記】人間ドック
【今週のトピック】代行業者にお金を使って売上を増やそうとしていませんか?
こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。
今日は何かにお金を使うときに
いくら得して戻ってくるか?という投資効率のお話です。
起業したての頃のことです。
仲間も会社登記をしたたばかりで、
売上げも上がってきているタイミングでした。
話が税務の話になったときに、
ある人がこういいました。
「税理士を探しているだけど、
なんか駄目な人ばっかりなんだよね。」
不思議に思って理由を聞いてみました。
なんでも、だいたい記帳業務も確定申告も込みだと
月額で3万から5万くらいが多いと、
そうすると、年間で費用は60万近く。
だから、
「あなたに頼んだら60万以上の節税ができるのですよね?」
と候補の税理士さんへ質問をしていっているだそうです。
そのときは仲間から、
「そんな風に税理士さんは使うのって筋が違うくない?」
と突っ込まれまくって笑い話で終わっていました。
でも、こういう発想の人って
結構多いと思うんですよね。
特に専門職へなにかを外注する場合。
効果というか成果が金額になって取り返せるかどうかを
すべての判断基準にしています。
税理士が年間50万のコストなら、
50万以上節税できるとか。
広告運用代行が年間100万のコストなら、
100万以上の売上げなり成約が増えるとか。
同じ売上げだけど広告費が100万近く下がるとか。
コストを専門家に支払うのだから、
その投資効率を考えるのは当たり前といえば当たり前。
ビジネスする人なら
考えないほうがまずいかもしれません。
ただ、ただですね、
この投資効率の期待値が高過ぎると
失敗していくと思うんですよ。
たとえば税理士に月3万円程度支払うというのは
結構リーズナブルなほうだと思うんですね。
(日本では)
記帳に申告も月次決算も見せてくれるとしたら
楽チンです。
わずか3万といってもいいかもしれません。
節税についての
当たり前の知恵も貸してくれる人だとします。
でも、会社の利益が2百万とかしか出てないとします。
そうなると税金ってたぶん80万とか。
その80万の税金の支払いを、
純粋に40万近く得するようにしろと期待しても、
もしできるとしたらそれって脱税だと思うんですよね(笑)
もちろん経費をたくさんつけれるように
ある意味必要ないもの、たとえばパソコンとか、
飲食代とか、備品とか、研修とかを購入して、
経費計上することは可能だと思いますが、
それは使わなくてもいいお金を使っていますから
純粋に金銭を得するということはないわけです。
でもこれが、2千万の利益が出る1億とか物販なら5億とか
そういう売上げがある会社だとしたら話はかわってくると思うんですね。
月次決算をしっかりして、
専門的に無駄なくどうすれば留保金を最大化できるかとか
一緒に考えてくれるしアドバイスもしてくれると思うんです。
なぜなら、
2千万の中の 40万ということになると、
2%だからなんですね。
さきほどの2百万のうち40万になると
20%。
80万を40万にするには、
雑に言えば100%の利回り(運用成績)を出せ
ってことになると思うんですが
6百万を540万に減らすなら、
8%の利回りってことになると思うんです。
要するに、額が小さい中で効率を200倍とかにしろって
要求していることになるんですよね。
広告運用代行の世界でも「あるある」だそうです。
たとえば小さなリフォーム会社をしていて、
月の広告運用予算が10万円だとします。
今のコンバージョンが月に10件。
見込み客の獲得コストは1万円。
この広告代行を月3万円で受託する会社があるとしますと、
10万円の予算でコンバージョンを最低13件以上。
望ましくは20件とかって期待値を持つケースがあります。
でも10万の予算で
コンバージョン単価が今でも1万かかっているものを
倍にするっていうと、
よほど現状に相当無駄があるセッティングでもない場合、至難の業。
もちろん税務も広告も他のすべての専門的な仕事を
今本当に失敗しているというか、
損をしまくっているような使い方をしているとしたら、
得をする額も増えるとは思うんですが、
たいていはある程度は自分の学びの範囲で
運用していることが多いわけです。
要するに、
元になっている額が小さいのに、
得をしたいと求める額が大きすぎるんですね。
あとは、知らない間に
自分でも結構運用がうまくなっている人が多いということです。
そもそも、
外注をして利回りを気にするような性格の人は、
自分で身銭を使って広告を出稿したり、
税金を払うにあたっても結構勉強してます。
もちろん損をしたいために。
得をするために。
だから、
外注をしようと思い立つ時点で
結構玄人の域に行っている人が多かったりするんですね。
自分の時間に限界を抱えているのと、
もっと得ができないものかと考えて外注化を検討するケースも
多いので、
最初から節税についても、
広告のパフォーマンスについても
マーケットの平均値はすでに上回っているか
最悪でも平均値は出ている場合があります。
そうなると、
専門家とスキルは似たようなものになりますから、
あとは情熱の差で本人が一番成果を出せるってオチになるわけですね。
僕が相談を受ける人の中で
外注先がコロコロ変わる人とか
ずっと検討をしている人はだいたいこの2つのどっちかです。
1つ目は、元の額が小さいのに大きな利回りを求めすぎ。
2つ目は、自分が結構平均的なパフォーマンスを出せているのに
もっと異常な成果を求めている。
僕が思うに、専門職の外注さんはトレーニングしなくてもいい人材と
割り切るくらいがちょうどいいと思っています。
つまり平均的なパフォーマンスに届いていないなら、
そこをまずは目指してもらい、それを維持しつつ
できることなら試行錯誤意ですこしでも上回ってもらう人。
これなら
無駄ばかりで運用していても
そこそこ成果を出している人にとっても
無理のないお金の使い方になるのではないかと。
トレーニングしなくてもいい人材だから
人件費が割高だと思うようにするってことなんですよね。
なので自分のパフォーマンスが異常に高い人は
安い人材を教育する時間的コストがかけられるなら
同じことはできるはずなんです。
これって実は投資ファンドであっても
同じ理屈だと思うんですよね。
彼らの成績も結局マーケットの平均利回りを比較しています。
あ、あと売上げとか利益って、
何かたった一つの外注作業で増大したりできないんですね。
実際。
税務ひとつとっても、
オペレーションや
在庫の調整の方法。
広告にしても
サイトのクオリティから
ABテストから、
ビジネスのモデルそのものまで。
全部が相関して結果が出てくるものなので、
どう考えても売上げを増やすために単純に月3万払うというより
平均的なパフォーマンスを教育しない人材が維持してくれる
という風にとらえるほうが理屈にはあっているのかなと。
その上で
総合的にどこに施策を打つと
売上げが上がるかを考えて実行するのは社長の仕事なのじゃないかなと
思うんです。
いかがでしょうか?
「誰が俺の売上げを増やすんだ?」
という外注迷子になるよりも、
「そっか私しか売上げは増せないよな」
と当たり前の事実を受け入れる方が
楽じゃないですかね^^)
【お知らせ】
※会場確定しました。
できたばかりのきれいなホテル サマセット エカマイです。
とても多くのみなさまにお申し込みいただき、
50名を超えてきております。
続々とお申し込み増えています。お急ぎを。
【雑談】
「これからすべての業種がサービス業になる?」
堀江貴文さんが、
飲食業も定額サービスになっていくかもねとメルマガでおっしゃっていました。
他の業種でもはやっていますよね。
システム開発も、ここまで作るから五百万
みたいなのじゃなくて、
毎月30万払ってもらって
工数に収まるように作り続け改造し続ける
とゆうスタイルの契約も増えています。
製造業ですらそーなっているところも
あるみたいですね。
もちろん材料もなんだけど、
人件費や設備は固定費用なので
売り上げだけ成果物だとリニアに運用できないし、
お客さんの嗜好のサイクルも早いから実態におわなくなってるのかもしれませんね。
ぼくも、ひとつテストをしてみようとおもっています。
【■編集後記】
実は僕は人間ドックやら検診というものを
長らく受けていません。
面倒くさかったからってのが一番の理由なんですが
痛くなったらいけばいいと
結構本気でおもっていたわけです。
あとは、
病は気から。とゆうのを信じているとゆうのもあるんです。
どうゆうことかとゆうと、
人間ドックって健康を確認しに行くとゆうよりも、病気を見つけに行くとゆうアンカリングがされませんかね?
さらに、やってる病院も癌の発見率の高さをアピールしてたりします。
なんか、病気に近づく制度なのかなー
なんてイメージがありまして、病気に引き寄せられたくないぞと。
でも、お年ごろですし、
自分の体のマネジメントができてるかとゆうと
、、、
おれは、自由なライフスタイルが送りたいとかいってるけど、毎日ゲームしてる人みたいになるので、
行くことにしました、
なにわともあれ、家族が安心するのかなと。
てことで、
近いうちに健康を確認しにいってきます!
嫌だなー、、、(笑)