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ライバルサイトの視界に1mmも入ってない僕たち

 <今日のサマリ>

【雑談】ニュースで見る馬鹿な人たち
【今週のトピック】ライバルサイトの視界に1mmも入ってない僕たち。
【お知らせ】バンコクセミナー 参加者60名超えました。

【70名満員御礼】海外在住ネット起業セミナーinバンコク2016/12/10開催


【編集後記】温泉宿はブラック企業?

【今週のトピック】ライバルサイトの視界に1mmも入ってない僕たち。

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

”空手の試合で相手を倒そうと蹴りを繰り出していたら、
実は型の完成度を競う審査会で採点されていると気がついた。”

そんな出来事が先日ありました。

あるアパレルサイトををてこ入れして、
売上の総量と単価を増やすプロジェクトのことです。

広告でいつも競合するライバルサイトを研究もしました。

品質は?

品数は?

納期は?

価格は?

カスタマーサービスは?

決済は?

コピーは?

これらの差分を埋めようと改善したり、
差別化しようと自社サイトの表現や
メルマガでのキャンペーンを変えてみたり、
いろいろやってました。

そのかいあってか、
売上の総数は2倍以上。単価は10%ほどあがりました。

そんなときです。
競合分析をまたしているときに
素人のようなミスをしました。

なんとアクセスを解析すると、
アクセスそのものに数倍以上の開きがあったんですね。

はずかしいので実数は言いませんが(笑)
イチローにテニスプレーヤーが投球している感じです。

試合になってないわけです。

もちろん、差分だと思っていたライバルとの差を埋めることで、
奪えているお客様もいるでしょう。

数では負けるけど、
ここでは勝った。とも言えるかもしれません。

実際売上げは改善しているのですから
成功したとも言えるわけです。

でも違うんですよね。

「僕らは数で勝負せず。
質で少数のお客様を相手にする。」

なんて方針じゃないですから(笑)

そもそもそのビジネスをスケールさせたいんです。

そのスケールをさせる土俵がぜんぜん違ったって
落ちですね。

市場規模とか決算の状態を知る行為をしていれば
絶対わかったはずだし、

競合分析をするサービスなんていくらでもありますから
準ネット的なリサーチをすれば
5分でわかったことなんですよね。

ただ、広告で競合しているから
そこで、こことは拮抗している。 と固定化してしまったのが
失敗でした。

本来はスケールに必要なアクセス規模をどう実現するかを
アクセスのルート別の差分なんかを考えなら
やっていくのが最初ですね。

今思い出しても恥ずかしいのですが
こういう間違いって以外とプロ経営者のみなさんも
したりしませんか?

・・・僕だけ?(笑)

たとえば、
逆のケースもありがちです。

徹底的に想定しているライバルサイトの
アクセス解析をします。

広告の出稿先、
オーガニックの割合、
ソーシャルからの流入。

こういうのを徹底対策して、
上回ったとします。

ただ、リードで見込み客を獲得したあとの
セールスプロセスが見えてないし、
プレゼンのやりとりはブラックボックスなので
そこがライバル会社の得意なところだったとしたら
アクセスで戦っているつもりが、
結局収益は何倍も違うとかってこともありえるわけです。

これは、
いろんな成功例や成長しているビジネスモデルにも
言えること。

何かの転売ビジネスが成果が出しやすいと聞いたとします。

徹底的に儲けている人を研究します。

その人が「実際何を販売しているのか?」と突き止めて
フォローしようと同じものを仕入れたりします。

でも、なぜかそこまで伸びません。

実際その人がやっている転売ビジネスは
商品力ではなくて、
出品数の規模と回転数の調整だったなんてことがあるわけです。

ということは
「売れる商品」で勝負をしているつもりが、
ぜんぜん違う試合をしていることになって
いつまでたっても「思ってる通り(その人の収益)」には
近づいていかないのですよね。

SEO対策がうまくいってます。

というサイトはたいていがうまくいってますが、
調べてみるとPVはそれほどじゃないことも
今はほぼアクセスがないなんてこともあります。

プロのみなさんなら
当たり前なのかもしれないんですが
やっかいなことに、
人間「ここが競争ポイントだ」と一度思ってしまうと
固定化してなかなか当たり前のことに気がつかないんですよね。

「ビジネスは猿真似では絶対成功しない」

といわれるゆえんはこのへんなのかなって思います。

つまり、
猿真似では僕は成功すると思うんですね。

実際そういう会社いっぱいありますよね。

猿真似をまじめにやるのは
結構難しいってことだと思うんです。

成功法則があなたには適当できない。

というのも、
成功法則が適用できないのではなくて、
成功法則とおりに完全に猿真似するのは
難しいって意味じゃないかと。

ライザップのモデルは、
ダイエットをやる方法を教えるのではなくて
ダイエットさせるまでやり遂げさせる。
ということですが、

ダイエットはなかなか難しい。

のではなくて、

ダイエットを最後までやり遂げるのは難しい。

ということになると思うんですね。

さて、このへんでまとめです。

ライバルサイトをまねしたり、
意識したりしているつもりでも
ピッチャーが、テニスプレイヤーを研究しているようになりがちです。

・ライバルと戦っているつもりでも、
ぜんぜん違う試合をしている場合があるから
客観的にデータをとれ。

または、

・ライバルはこの際気にせず、すべての仮説を検証して走れ。

ということになるのじゃないかなと。

いかがでしょうか?

似たような体験なんかあれば、
感想などあればお聞かせくださいね。

【お知らせ】

12月10日(土)バンコクセミナー

参加者60名を超えてきております。

そろそろいっぱいです。お急ぎを。

【雑談】

ニュースで見る馬鹿な人たち。

というのは僕かもです(^_^)

よく台風のときに、
サーフィンしている
サーファーをテレビとかで見て、「わかってない!」とか
怒っている方いるじゃないですか?

もちろん流されて救助されるようなときに
入るのはだめです。

慣れているサーファーは、
たいていきちんと自分のレベルと体力にあったポイントで
入っているはずなんで大丈夫だったりします。

簡単に言うと、流れと、並みの大きさと、数の度合いと、
自分のレベルを比べて入れるポイントなら入るし
無理ならやめる勇気を出すということなんです。

だから僕は
ハワイの冬のパイプラインで入ろうとか
バリ島のウルワツで入ろうとかは一生思わないと思います。

でもやっぱり、おもいっきりしけっている海をバックに
笑顔で「最高です!」とか言っているサーファーを見ると
馬鹿で迷惑な奴だって思うのは正常だと思います(笑)

で、話がかわるんですが
今週東北で地震があって、
津波警報と注意報が出ました。

実はその朝僕はちょうど
仲間と千葉へサーフィンへ向かっていました。

最初はすぐに注意報が消えるだろうと思っていたんですが
どうも注意報が消えることもなさそうです。

馬鹿なことに「たぶん大丈夫だろう」
と一瞬頭をよぎったんです。

やはりサーフィンしたいってエゴが
ムクムクとわいちゃうんですよね。

でも冷静に考えれば
波が大きい日とはぜんぜん土俵が違って
慣れているわけがないし
「大丈夫かどうか?」はたぶん誰にもわからない。

僕には少なくともわからない。

そして津波に対処できるわけもない。
方法も知らないし知っていても実行はたぶんできない。

そう考えると、
「大丈夫かどうか?」を考えるまでもなく、
すぐに撤退することが大事かなと。

途中で引き返しました。

ま。幸い注意報は午前で解除されましたんで
そのままサーフィンを楽しんだ人も多かったみたいです。

大丈夫だったといえば
結果だけは大丈夫だったんですが、
この場合はやめてよかった。大丈夫だったからもっとよかった。
と思うべきなのでしょうね。

「勇気」とは「無謀」のことか?

哲学者がテーマにしそうなことですが、
本当またこなくてよかったと思いつつ
予定がくるって仕事をしていた火曜日の出来事でした。

【■編集後記】

週末に家族で温泉に泊まりにいきました。

伊豆です。

専用露天が部屋についていて、
海を眺めながら風呂に何度も入れる贅沢な一泊でした。

そこは旧旅館を別の資本が買い取って
リニューアルしたばかりの旅館だったんですが、
スタッフの方もすごく親切で気持ちの言い方ばかりでした。

夜も10時頃寒くなってはいけないからと
毛布をお願いしたら若い女性スタッフの方が
持ってきてくれました。

夜はバーで給仕もしていた方です。

そしてチェックアウトの朝
11時頃にフロントにいったらその女性がまたいました。

僕は当然当たり前のように、
「昨日夜毛布をもってきてくださいましたよね?夜勤ですか?大変ですね。」
と話かけてみました。

そしたら
「いえ 私10時すぎまで勤務で朝は8時からなんです。」

てことは、、、14時間労働?
毎日???

お仕事もあるかとあまり深くは聞けなかったんですが、
そこは調べてみました。

ありました求人募集が。

6:30~22:00の間で7.75h

こういう募集だけど考えられるのは2つ。

A:忙しいから14時間くらいいる必要がある。

B:彼女はたまたま14時ー22時のシフトの翌日が8時からのシフトだった。・

Bだと思いたいですが、
宿泊料とかを考えるとなんかAのような気がしてならないですw

どうしても収益を出すにはブラックにするしかない
という事情があるのだと思いますがなんだかですよね。

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