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僕ら起業家が仕事と思って忙しくしているけど仕事でないもの

【今週のトピック】僕ら起業家が仕事と思って忙しくしているけど仕事でないもの

こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。

音声版はボリュームたっぷり。音声版はこちら。

夏休みの旅行で、宿泊にAirbnbを利用した人も多いのじゃないでしょうか?

本当便利ですよね?人数が多かったり宿泊数が長いと余計感じます。

僕もイタリアのフィレンツェでは仲間の男女でAirbnbで借りた部屋をシェアして滞在しましたが、
ベットルームが3つあるからプライバシーは確保されるし、
リビングも広いから夜はおしゃべりしながらお酒を飲んで至宝のアドバイスをもらったりしてました。

それくらい便利で、知名度も広がってきたから当然
今世界中で一番の成長株企業(ユニコーンって言ったりします)といえば
Airbnbのことをあげる人って多いと思います。

そのAirbnbの創業物語的な書籍が日本語訳でも出版されました。
早速読んでみたんですが、その中で面白い表現がありました。

勉強熱心で実にちまちましたことをやり続けた創業者達。

「実にちまちましたことをする経営者」こういう翻訳がされていました。

ものすごく簡単にいうと、
世界を変えたいとか、未来の旅のスタイルを説いてまわったりとかを
投資家やメデイアに魅力的にプレゼンするのじゃなくて、

ニューヨークで1件1件アパートを回って登録してもらって回ったり、
写真を撮影しに経営者がカメラをもって訪問したり、
実際サイトを使っている姿をただただ見せてもらって
改善案をしつこいほど実装したりといったことをし続けていたということです。

さて、僕はユニコーン企業Airbnbの成功の理由を知った風に語るほど傲慢ではありませんが、
数多くのスモールビジネスの起業や副業を手伝い、
僕自の起業の経験から、同意するところがありました。

それは、「ちまちました作業」を続けているという部分です。

起業家にとってビジネスの成長の速度って、
「ちまちました」仕事の量に比例するんだと僕は思っています。

質も当然大事です。

が、やはり一定の量は、
たいしたことのない質や効率なんて吹っ飛ばすパワーがあります。

頑張ったから報われるものでもないでしょう。
頑張らない方が稼げるなんていう話もあるのでしょう。

でも”頑張る””頑張らない”って解釈次第でどうにでもなりますよね。

少なくても、そこに量の定義を存在させないと何にもどうにも進みません。

頑張って成果を出した人も、
頑張らずに成果を出したという人も、
間違いなく仕事の量はこなしています。

しかもちまちました仕事の量をこなしてきたわけです。

今していなくても、過去には絶対に。

で、今日お話したかったのは、
ここでいう量をこなすべき仕事とは何か?
って話なんです。

それは成果を出すために量が必要なチマチマした仕事とは言わないのだろうなということを
例に挙げながら話してみますね。

■儲かる方法を探している時間。

たとえばよくあるのは・・・

コンサルティングサービスで成果を出そうとしているとします。
やっと最初の見込み客のリストを集めるリードを準備したり、
ブログを書き始めたばかりの頃、

コンサルティングで儲ける方法やメソッド

を読みあさってしまったりします。

または、やはりコンサルティングは儲からないかもと不安になり、
さらに広く「もっと儲かりそうなこと」を探したり、
さらに深く調べたりします。

こういう時間て刺激的な内容がインプットされますし、
意識も高揚します。

なので結構充実した気分になるんですよね。

仕事した気になるんです。

でもこれは仕事ではありません。

Youtubeで気になる動画を次々見ている時とか、
ゲームをやってしまった時間と大差ないんですよね。

理由は単純で、
自分のビジネスに必要な目的は1つも達成しないし
そもそも何かの変化が怒る作業ではないからです。

ブログやコンテンツを書く時間がないと言っている人が、
膨大な量の儲かる方法を読んだり見たりしているという笑い話はすごく多いんですよね。

ネットショップでも同じです。

簡単に儲かる商品の探し方を探すことに没頭する人は多いです。

が、これも自分のネットショップはその間1ミリも動いてないので、
仕事ではありません。

当然、勉強はすっごく大事です。
インプットがないと実行するべきことも気がつきません。

でもインプットは仕事じゃなくってですね。
日常生活であるべきなんですよね。

■交流や会食

スタートアップ企業に投資をしている会社の担当者とお話したときに、
愚痴を言っていました。

「ほとんどの創業者は投資を受けたお金をビジネスの成長に使ってくれない。
たいていは 会食 をしています。」

これが答えだと思うんですが、
会食とは刺激であり動機付けであり、情報収集にはなります。

それが未来に支援し合う仲間になれば最高です。

でもそれ以上でも以下でもなくて、
それを仕事とか言い出すと、ビジネスを舐めているというか、
甘いというか・・・。

そういう仲間作りは仕事じゃなくて、
ライフスタイルであるべきであって、
仕事を終わらせてから参加するべきなのだろうなと。

伝わりますかね?

会食して、これからのことを語り合ったり、
時には愚痴を言ったり、貴重なアドバイスをもらったり、
適切な人を紹介してもらったり、というのは仕事じゃないです。

ライフスタイル、暮らしぶりなんですよね。

逆に事業を成長させるための”仕事”が忙しすぎて会食の時間がとれないなら
行かなくてもいいのじゃないかなと。

てか行く時間できるよう効率化したり、
成長させるまで頑張るしかないです。

■ご縁とか楽しさで仕事をする

頑張らず、
自分らしく、
大好きなことで仕事をして、
人に喜んでもらう仕事。

最高ですよね。
こういうことを求めてみんな仕事をしているのだと思います。

金儲けが目的だった人も、
こちらの方に戻ってくること考えても真理なのだろうなと。

でもね。

僕はこの言葉を乱用していると自覚することがあります。

自分がです。

もちろん人も。

頑張らず、
自分らしく、
大好きなことで仕事をして、
人に喜んでもらう仕事。

ていうくらいだから”仕事’なのであって、
楽しいことがらを連続させたら、
自分らしいライフスタイルができて
お金の心配もしないなんてことはないのだろうなと。

別に頑張らなくてもいいし、
嫌いなことをすることもないし、
自分にあったビジネス、手法だけ取り組めばいいと思うんです。

そして人に喜ばれることになるし
お金も稼げると思います。

それがよいご縁から生まれたものであることも多いにあるでしょう。

でも”仕事’をしていないと
継続もしないし、発展もしないのだろうと思うんです。

少なくても僕のサポートしてきた人の中で、

自分に正直に金儲けだけを目的としようが、
人とのご縁を大事にしようが、
大好きなことだけをしていこうと心にきめていようが、

仕事をちゃんとしないで成長したり
持続した人は見たことhがありません。

逆に、

自分に正直に金儲けだけを目的としようが、
人とのご縁を大事にしようが、
大好きなことだけをしていこうと心にきめていようが、

仕事をちゃんとして、
発展せず、持続もしない人は見たことhがありません。

■仕事ってなんなのさ?

つまり、
仕事の量が全てを決めるのだと思うんですね。

じゃ仕事ってどういうことか?
なんですが、その行動の結果数値でビジネスの向上を見込める活動のすべてだと思います。

たとえばセミナーをして顧客を増やしたいなら、
顧客数を増やそうと意図するセミナーを準備して実行するのは仕事。

だれかと意気統合して「何かしましょう!」と「面白さ」を後付けしたものは、
位置づけは会食みたいな感じです。

コンサルティングしているなら、
リードを取るためのebookやwebセミナーを収録したとしたら
それは仕事ですね。

ネットショップなら、
1時間か2時間アクセス解析やヒートマップをにらめっこして
1個改善案をその日に実装したならそれは仕事です。

なんでお客さんはお金を使ってくれないか?と悩むのは仕事じゃないけど、
お客様へ電話して意見を聞くのは仕事と言えるのでしょうね。

頭は夜のお酒のことでいっぱいだったとしても、
商品登録を今日のノルマ分行ったならそれも仕事ですね。

ということで
会食に行ったり、儲かる方法を解く教材?を読みあさったり、
今度何かしましょうといって実現した企画ばかりこなしているなら、
仕事を終わらせてからにしましょうね。

というのが僕の意見って話でした。

いかがでしょうか?

あなたのそれ。仕事ですか?

【台湾渡航記】十份でランタン飛ばし

台湾に3年ぶりに行ってきました。

前回はずっと人と会っていたので、観光はほぼしていないのですが、
今回は子供を置いて妻と一緒でしたので、観光しました。

メインの一つは台湾旅行者名物のランタン飛ばし。

十份という山間の町で願いごとを書いたランタンを空に気球にして飛ばすというものです。

本来は旧正月に一斉に飛ばすそうなんですが、
今は観光名所になっているのでいつでもできます。

600円ほど払うと、
無地のランタンをセットされて墨汁で願い事を書くんです。

うまいことできていて、紫は仕事運、赤は家族、黄色はお金とか別れていて、
4色だとちょと高くなってます。

早速ランタンを申し込んでせっせと書きました。

僕は日本の正月は必ず家内安全と商売繁昌のご祈祷をしてもらうんですが、
あの感覚ですね。

最初は正直おつきあい気分。
「かったるいなー」くらいの感じだったんです。

でもやってみると結構面白いです(笑)

場の雰囲気なんでしょうね。

今も使われている線路の上で飛ばすのも面白いし、
電車が来たらけたたましく警笛がなって一斉に撤退するというスリルもあって、

旅行者も、マレーシア、香港、韓国、日本、欧米と多種で、
願いゴトの中も言語もバラエティーに飛んでて眺めているだけでも楽しいです。

あ、タクシーの運転手さんに聞いたんですが、
台湾の総統が変わったんで、中国本土の人の規制が厳しくなって
旅行者が減ったそうです。

店の人も慣れたもんで、
スマホで動画まで撮ってくれて、
飛ばすときに 1、2、3 いえーーい! みたいに盛り上げてくれたりします。

現地では、ランタンは当然ゴミになるわけで
自然破壊だと非難もあるみたいなんですが、
観光客の誘致には間違いなく成功してると思いました。

日本でも、過疎地の神社とかで、
伝統的な儀式を観光客向けにアレンジできたりしないんですかねー。

ランタン飛ばしの動画はじめ台湾渡航の写真はこちらでご覧いただけます。

【編集後記】

台湾はLCCじゃなくて正規の航空会社でいったんですが、
帰りの便はまさかのテレビなし(笑)

ま3時間なので仕事ちょろっとしたり、
キンドルで本を読んでいればつくんですが、
今回は見ようと思っていた映画があったんで結構ショックでした。

飛行機の方式は調べればわかるんで
調べとけばよかったです。

残念。

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