売り込みたくない。は自意識過剰?
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トピック:売り込みたくない。は自意識過剰?
こんにちは。河野です。
今年も開封していただきありがとうございます。
ふと見つけたのが、起業当時に書いた目標ノートみたいなもの。
その中に自戒というか、自分への行動ルールみたいなシートもありました。
・少数のお客さんへ依存するようなビジネスはいない。
とか、
・子供に自信をもって説明できない仕事はしない。
とか。
我ながら真面目なこと言ってます。
その中にこんな興味深い書き込みがありました。
・躊躇なく目立て。
あ、これ自分で自分に言い聞かせてるんですよ?
当時のメンターが言ったんじゃなくてです。
きっとガツガツするというか、
前に前に出ることに尻込みしてるという自覚があって、
それが収益が出ない理由の一つだと自分で思ってたんでしょうね。
本来、そんなに目立つことを好んでするタイプではないので、
それが成長を妨げていると感じていたのだと思います。
当時の記憶が一部あいまいですが、
例えばですね、
ブログを書いているとします。
今であればソーシャルメディアに置き換えてください。
自分の投稿を見ている知人の中には先輩起業家もいるわけでして、
そこで商売のことをしたり顔で言うことに気後れしていたり、
(正しくは自分より優れていると思っている人の評価を気にしてる)
友人知人からの評価を気にするといった感情ですね。
今思えば、そんなこと気にして何を目指してたのか不明ですが、
本人(僕)にとっては、
「こういう感じならイケてる、とかこれなら無難だろう。という基準があったんでしょうね」
売り込んだりしていないし、遠慮がちで控えめだけど、成果は出ていて、
自然と人からの評価が上がっていく自分になりたかったのかもしれないし、
単に批判されるのが極度に怖かったのかもしれません。
それと同じように、友人の起業家と話をしている時に、
売り込むことの心理的なブロックがいちばんの敵だよねって話になりました。
「僕らは(彼も似たタイプ)売上をあげたり、もっと儲ける方法がわかっていても、
売り込むということの謎のブロックで成長できないよねー。
やっぱ俺ら根っからの格好つけなのかもね。」
てな話です。
あなたが平均的な日本人の感性、価値観を持っている場合、
売り込むことや、目立つことに心の根っこで抵抗があると思うんですね。
メルマガやブログで商品の紹介をするのは嫌。
収益を大きくしようとしているのを悟らられたくない。
職業がビジネスコンサルタントならいざ知らず、
たいていはこういう感情を持つと思うんですね。
でもですね、
ことさらに「売り込みが嫌」って言うってことは、
ダブルバインドが起こってる証拠だと思うわけです。
本当に売り込みたくないと思っている人で、
収益は後でついてくると思っている人は、
こういう悩みすら持ちません。
いたって自然。
日々の活動や仕事のことを粛々と感情のままに書き込んだりしてるだけです。
「収益を上げたい。そのためには何かが必要だ。」
と思っているからこそ、
「でもなー、、、売り込むのって私のキャラが、、、とか。
今のお客さんに嫌われるかもな、、、」とか、
こういう2つの価値観というか欲求が混ざるわけです。
僕がそうでしたから(笑)
あ。みなさんはもっとクールですかね?
それなら失礼しました。
じゃ、「ドキッ!」とした人だけでも聞いてください。
僕は意外なところが解決策だと思っていまして、
そもそも論なんです。
「そもそも、みんな僕らのことなんてたいして気にしてない。」
ということです。
つまるところ、他人は騙せても自分は騙せないなんてほど、
悪いことをしているわけじゃないじゃないですか?
それなりに自信をもって商売しているわけです。みんな。
であるならば、他人から自分がどう見られるか?だけを極度に気にしているわけですよね。
または、あなたが他人を極度に気にしているか。
簡単な話、相手は僕らをあまり気にしてません。
メルマガが毎日届いて、2日に1回くらいは何かのセールスオファーだとしてもです。
あまり気にしてません。
あ。「メール出しても売れない。」という意味じゃなくて、
興味をもつ人は反応するし、興味がない人は気にしてない。
評価するんじゃないんです。気にしてないんですよね。
「いや。私はメルマガ来るとすごくうざい。」と言う人がいる場合、
他人を気にしすぎなのかもしれませんし、
その人はどう印象づけられたとしても
次の商品は買いませんから、解除しれくれたほうがいいということになります。
お客様でも知人でもない他人だからです。
商品って、知らせないと売れませんし、
必要があると感じてもらわないと売れません、
メリットが約束されてないと売れません。
そうしないとせっかくの価値が提供できないんですね。
繰り返しますが、セールスしてもしなくても、
興味がある人だけ反応するし、
欲しい人だけが買う。
そうじゃない人は覚えてない。
これが起こっている事の本質だとしれば、
ややこしい悩みの大部分は減ります。
もし、それでも懸念が消えないのだとしたら、
マーケティグをせずに、引き寄せたわけでもなんでもない目の前にいる知人や友人を、
そのままお客さんとして換金しようとしているのかもしれません。
昔卒業アルバムを見てかたっぱしから
○○ウェイのお誘いが同級生からかかってきたような感じです。
知人の中でもお金がある人とない人で無意識に区別しているとしたら余計ですね。
それは恥ずかしいことじゃないのなかな。とも思ったりします。
友達と思って飼われていた豚が最後は食べられちゃうのと、
自由に大海を泳いでいたクジラ漁どっちが、悪いこと?
みたいな思想的な話にもなってきますね。
といっても収益を拡大するマーケティングっていえば、
ソーシャルなんかを使って共感者やファンを増やして自然と増大するということもあるでしょう。
でもね。それって自分というものを売り込んできたからこそできてることなんですよね。
限定20セット4月1日まで。
とかってオファーをする代わりに、
私はこう思います!
と主張をし続けるわけですから、
セールスよりよっぽど勇気が必要です。
だからあんなに影響力が持てるって側面があるんですよね。
で、結論らしきものを出して見ます。
何も主張せず、何も売り込まないまま収益を増加したいというのはムシがいいです。
世の中には発信する人と、見ているだけの人しかいません。
もし売り込みが嫌で、収益を上げたい人だと悟られたくなくて、
人からの評価を怖がってるとしたら、
自分はチャレンジもせずに、無謀なチャレンジに失敗した人を笑っているくらいダサいかもでしね。
人の評価を怖がって今のままで満足するか、
勇気を持つかしかないのかもしれませんねー。
僕もずっとこの怖さと同居してきたと思います。
だからこそ、当時も自分に「躊躇なく目立て」と鼓舞していたんでしょうね。
まともな商品を(それが情報であれば商品であれ)
評価してくださるお客さんや共感者の声を大切にして、
知らせて、主張することがとっても大事なのかなって思います。
だって、世の中のビジネス書で解説されているノウハウは
この勇気がないと実行できないことばっかりなんですよね。
彼女がいなくて、ほしいのに、
お見合いパーティ、お見合いサイトはガツガツしていると思われるから恥ずかしい。
ナンパは断れるのが怖い。
友達に紹介された女性は好みじゃない。
僕は、過去に書いたノートを自戒に、
こんなダサい人になりたくないなって思って頑張ってます。
というお話でした。
【編集後記】ハノイへの機内にて。
今ハノイへの機内でこのメールを書いています。
ANAのマイルで乗りました。
日曜出発ですが、ほぼ満席ですね。
Anaといえばみな乗りたがる日系の航空会社ですが、
僕は文句が一個あります。
それはWIFiのサービス。
有料で繋げるんですが、これが遅いのなんのってw
しかも100mまでという小さい容量なんですね。
何が起こるかというとですね、
接続の速度が遅すぎるので読みこみ中でフリーズするんです。
でも読み込みって順次行うのでデータ量は減るんですね。
結果、ブラウザで何かのページを2回開いているだけで
もう容量いっぱいとかになるんです。
さすがにこれは参りました。
ということで、全線WIFIを無料にしたJALとか
ネットが超早いルフトハンザとかのほうが、機内で仕事したい人にはいいのかもしれませんね。
あ。英語好きな人にはシンガポール航空とかすごいと感じます。
ハノイでは、クラウドファンディングも達成率500%以上で先日大成功させた
オーダースーツオンライン販売について、ビジネスの広げ方についてのインタビューも収録してきます。
おいおいリリースしますね。
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