自宅で開業して成功させるには?【Q&Aコーナー】533回
目次
こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。
(動画、音声 文章パターンでお届けします。)
自宅で開業したい。
これ、大人で特に女性が習い事をする目的の第一位らしいです・
ケイコとまなぶという習い事の雑誌の編集長さんに昔教えてもらいました。
そして、実現する人は驚くほど少ないってのは不都合な真実。
今日ピックアップしたご相談内容もそんな一つ。
「家で開業したくて3年前に家を買いましたが家の数部屋を改造してやるつもりがお金がないので主人が一人で働らく片手間で工事をしてるので進まないので始められない。webを立ち上げたいがよくわからない。どうやって集客していいかわからない。
説明してくださる人が近くにいないとふわんで頼めない。」
ご質問ありがとうございます。
論点は、
・自宅のスペースそのものの確保に時間かかってる。
・自宅で開業する時の集客する方法も手順もわからない。
この2点ですね。
ここでもう1個質問を取り上げます。
「副業でシェアキッチンの運営方法。事例。注意点。大変なこと。
※私は安く喫茶店を借りております。その場所でシェアキッチンを始めています。
私は昼間は他の会社の従業員です。 似たような方の事例や、借りての方の悩みも知りたいと思っております。」
こっちの論点は、
・シェアキッチンビジネスの成功方法を知り合い。
2つとも全く違う質問に見えるんですが、
実は本質的な成功ポイントは同じだったりします。
答えだけ言えば、場所や設備、立地、スペースそのものを大事に思ってる限りはうまくいかない。
てことになります。
僕のクライアントさんにも、自宅スペースを使ってビジネスをしている方がいます。
最高の立地、最高の設備です。
でもね、その人が集客できている理由は立地のおかげではありません。
素敵な設備ですが、そのおかげでもありません。
ついでに言えばとってもキラキラした雰囲気が出る方ですが、当然そのせいでもありません。
このあたりの例も踏まえてお話ししていきますね。
今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
動画で見る|自宅で開業して成功させるには?
文章で読む|自宅で開業して成功させるには?
自宅で開業したい。
これ、大人で特に女性が習い事をする目的の第一位らしいです・
ケイコとまなぶという習い事の雑誌の編集長さんに昔教えてもらいました。
そして、実現する人は驚くほど少ないってのは不都合な真実。
今日ピックアップしたご相談内容もそんな一つ。
「家で開業したくて3年前に家を買いましたが家の数部屋を改造してやるつもりがお金がないので
主人が一人で働らく片手間で工事をしてるので進まないので始められない。webを立ち上げたいがよくわからない。
どうやって集客していいかわからない。
説明してくださる人が近くにいないとふわんで頼めない。」
ご質問ありがとうございます。
論点は、
・自宅のスペースそのものの確保に時間かかってる。
・自宅で開業する時の集客する方法も手順もわからない。
この2点ですね。
ここでもう1個質問を取り上げます。
「副業でシェアキッチンの運営方法。事例。注意点。大変なこと。
※私は安く喫茶店を借りております。その場所でシェアキッチンを始めています。
私は昼間は他の会社の従業員です。 似たような方の事例や、借りての方の悩みも知りたいと思っております。」
こっちの論点は、
・シェアキッチンビジネスの成功方法を知り合い。
2つとも全く違う質問に見えるんですが、
実は本質的な成功ポイントは同じだったりします。
答えだけ言えば、場所や設備、立地、スペースそのものを大事に思ってる限りはうまくいかない。
てことになります。
僕のクライアントさんにも、自宅スペースを使ってビジネスをしている方がいます。
最高の立地、最高の設備です。
でもね、その人が集客できている理由は立地のおかげではありません。
素敵な設備ですが、そのおかげでもありません。
ついでに言えばとってもキラキラした雰囲気が出る方ですが、当然そのせいでもありません。
このあたりの例も踏まえてお話ししていきますね。
先に大前提をお話しします。
もし、あなたが場所そのものを貸すというサービスを考えているしたら、
それがビジネスとして工夫したり、拡張できるとは思わないほうがいいと思います。
え?もう場所準備してるんですけど?
とツッコむ前にちょっと聞いてください。
ここ数年シェアリングエコノミーの時代と呼ばれて久しいです。
その代表例がAirBnBに代表される「スペース」や「部屋」のレンタル。
貸す人も、借りたい人もずいぶん増えました。
もちろん、マッチングシステムを準備し広めてくれたプラットフォーマーのおかげ。
日本だとスペースマーケットとかにあたりますね。
おかげて、借りる方も貸す方も便利にはなったんだけど、貸す方からするとプラットフォームに対する依存度は高くなっています。
そうなってくると、何か特別な優位性ってとっても出しにくい。
あ。もちろん設備を充実させたり、カスタマーサポートを親切にしたり、レビューを増やしたりとやることはあるんだけど、
いくらがんばっても24時間365日のレンタル代金以上には拡張しません。
つまり、いわゆる不動産賃貸業を小口のスタイルでやってるだけなんですよね。
プラットフォーマーは仲介業者。
これを拡張し、持続するビジネスするならば、多くの不動産投資家がそうであるように、
多くの場所を確保してその総合的な収益の最大化を目指すことになります。
不動産賃貸以上でも以下でもないわけです。
「場所を貸す」ことを実行したいとしたら、
マーケティングとか、集客とかそういうことを工夫できる余地があるとあまり思わず、
プラットフォームに掲載し当たり前の設備や準備だけして放置するか、
基本に帰って長期賃貸に出す方が経済合理的にはいいのじゃないかと思うって話なんです。
って言っても、今日の議論は、自宅を使ったり、シェアキッチンを使ってビジネスを成功させるってテーマだと思うんです。
この答えで「あーそうですか」とはならない。
ではどうするか?
話は簡単で、場所とか設備というハードウェアで儲けるんじゃなくて、
サービスで儲ける手段がいいのではないかと思います。
そうすれば、場所の相場*365日=収益の限界って話にはなりませんし、
1名のお客様からの収益を最大化しやすいので、
資金力がなかったり、慣れない起業家にも取り組みやすいかなと。
1つ事例をお話しましょう。
クライアントさんが、ある都市の一等地のマンションの1室を借りていました。
ちなみにキッチンがメインのお部屋です。
設備も立地も最高。
キラキラしたスペースです。
そこで、料理教室のサービスを始めました。
ただし、ただの料理教室だとABCクッキングスタジオ的な大手が必ず比較対象になりますし、
第一顧客単価が低い。
やったのは、家族の健康を守る添加物対策ワークショップとか、
アレルギー対策の献立ワークショップ。
このワークショップの日程を月に数日設定して、
1枚だけのページを作成します。
ランディングページと呼ぶんですが、キャッチコピーと、申し込みボタンとか基本的な要素を入れる簡単なものです。
参加費はわずか3000円。
部屋の広さからしたら5名くらいが限界なんで、各回限定5名。
このページをリンク先にしたfacebook広告を出稿します。
ターゲットが間違っていなければ、1万円使ってだいたい6名くらい申し込みがあります。
1名あたりを1800円くらいのコストで集めたことになりますね。
仮に場所代が無料、自分の労働力が0円だとしたら、1名1200円あまりが儲かることになります。
5名で1回6000円の利益。
「は?それだけ? 」ってなるじゃないですか?
もちろんここで終わるんじゃなくてですね。
この人たちの中から、次のもうちょっと深くて長いワークショップやプログラムに参加してもらうわけです。
仮に10万円くらいのコースだとしましょう。
20%の人が参加してくれれば1回で5参加して6000円手にいれつつ、
そのあと1名から10万円いただくことになるわけです。
月に4回のワークショップをやると4名が10万のコースに入ったとしたら40万円。
さらにさらに上級なコースを準備することもできて、10万払ったひとがさらに何割か申し込むから・・・
もちろん、数字はもっと動くんですがイメージがこんな感じ。
場所を使ってサービスを売るっていうのはこういうことを言ってます。
美容系のビジネスなら、施術から初めてもいいけど、
バックエンドではエステティシャン講座をやったり、
痩身と女度を上げるプログラムをやったりという具合です。
何が言いたいかっていうと、
付加価値をハードウェアに求めずに、
ソフトウェアに求めれば同じ場所が何十倍の利益になるって話なわけです。
銀座の高級クラブは、その場所の賃貸料金よりも
数十倍の利益を生んでる(人気がある店は)というのと同じですね。
場所を使ってビジネスをしてるつもりが、これであれば場所は実は関係なくなっていきます。
別のレンタルスペースで同じことをやれますから、万一立ち退きとか、
天災とかあっても関係なし。
疫病で人が外にでなくなってもオンラインへの切り替えは比較的楽です。
逆に言えば、ビジネスの進め方がまったく逆にできるです。
今回の質問では「ご主人が自宅のスペースを作ってるけど、完成しないから始められない。」とのことでした。
でも、場所が完成まで待つ必要はなくてですね、
先に別の場所を借りてサービスをスタートしちゃうんです。
最初に人にきてもらう参加しやすいサービスを決めて、
1枚ペラのページを作る。
1万か2万くらいFACEBOOK広告を出す。
お客さんに全力でサービスを提供しつつ、
有益な情報を伝え、さらなるステップアップのサービスを売る。
こういうことを先にやると。
そうしてるうちの完成したら 実施スペースが次回から変わります。って言えばいいだけっていうか。
それなら、もはや自宅でなくてもいいんじゃね?って話にもなったりして、
その部屋はご主人の趣味の部屋?子供の遊び場?
困ってるひとの 居候部屋?にしてもいいかもしんない。
伝わりますかね?
言ってることって、いわゆるオンラインビジネスの中に場所を参加させてるだけで、
場所を中心には動いてないんですよね。
まとめましょう。
今回の質問は
・自宅で開業したいけどなかなか完成しない。
・集客の方法がわからない。
・シェアキッチンを成功させたい。
この3つでした。
レンタル業をするなら賃貸として割り切ったほうがいい。
あくまでサービスを売り付加価値を最大化するほうがいい。
自宅が完成しなくても別の場所で初めておくほうがいい。
集客はまずエントリーしやすい安価なサービスを決める。
集客用の1枚のページを作る。
(動画ではページ作成のツールとかのことも話してます)
FACEBOOK広告を出す。
これが答えです。
あ、追記で・・・広告をだせって言うと1万でも嫌がる人が多いのも事実、
でもねSNSでアクセスを集めるほうがしんどいっていうか不確実。
「それは私にならできるはず」と思ってるなら、やってみればいいと思うんですよね。
アメブロ、インスタ、Youtube 効果もないし根性もないのに
なんとなく投稿して売上を夢見るってのはビジネスとは呼びませんから
まーまー大変。いやすっごい大変。
それだけ理解してれば、
無料で集めることには取り組んむのはありかなって思います。
いかがでしたでしょうか?
もうちょい補足的な話も聞きたい場合は動画見てみてくださいねー。
【雑談】1万円をケチらず捨てたら得をした話。
僕は息子の影響で川崎フロンターレのサポーターです。
シーズンチケットも毎年買うくらいには好きになってます。
が、今年はコロナで無観客。シーズンチケットも払い戻しになりました。
それでもここのところ人数制限でチケットが買えるようになったんで
週末の試合もチケット購入したんですよ。
そしたらね、台風接近で大雨。大風。めっちゃ寒かったわけです。
そんんときに限っていい席を買ってて1万とかするわけです。
ここから試合開始までの2時間葛藤が続きます。
・雨で観戦なんて正気の沙汰じゃない。1万くらい捨てるでしょ?
という”金じゃないっしょ!”世の中わかってる風モード
・いやいや。稼げてない頃の1万円なんて超貴重。そんなことして調子のってるとバチあたるんじゃない?
という”いやお金は大切でしょ!”の堅実モード
結果「お金じゃないっしょ!」モードでチケットは捨てました。
でもね、翌日同じ試合に行ったパパ友さんに聞いたら
寒くてとてもじゃないけど観戦できたもんじゃなかったそうです。
僕はおかげで、その時間家で暖かい鍋を食べながらテレビ観戦ができたので、
まーよかったなと。
やはり、金銭価値じゃなくて体験価値で物は測ったほうがいいんでしょうね。
しばらく”金じゃないっしょ!”世の中わかってる風モードで行こうと思います。
ちなみに肝心の息子は雨が降った瞬間に「あ行かない!行っても楽しめない。1万のために辛い思いしたくない。」って決めて風呂入ってました。
彼のほうが世の中分かってますね。