サービスやプログラムが売れない理由【第585回】
昔あるところで本当にあった話です。
不思議な成功と不思議な失敗。
そんな2つのお話です。
Aさんは「人生らしい人生に変えていく為のコーチングプログラム」を作りました。
サービスの内容は動画で6ヶ月かけて学んだり、ワークしたり、コーチとsessionしたりするようになってます。
価格は総額で20万円、月額で3万円弱。
同じようなテーマで成功している人はたくさんいますので、売れやすい商品にしようと意識しました。
見込み客のリストも集めてあります。
「人生をより良くしたい人たち」のリストです。
もう1000件近い。
セールスLPも書き終えました。
いよいよこのプログラムを販売するためにセールスメールを送りました。
結果、、、購入者は0人。
1人も購入してくれませんでした。
偶然かと思い、翌月もセールスしてみました。
やはり結果は購入者がゼロ。
リストが100とかしかないならありえますが、リストは1000近くいる。
これは失敗と呼べます。
Aさんは絶望的な気分になりました。
これと同じ時期にBさんは「プレゼンで作る手書きの絵を上手に描くための講座」を作りました。
サービスの内容は動画で6ヶ月かけて学んだり、グループワークしたり、コーチとsessionしたりするようになってます。
価格は総額で20万円、月額で3万円弱。
同じようなテーマで成功している人は見つけられないし、売れにくい商品と言ってもいいかもしれません。
売りたいなら、成約率が倍増する魔法のプレゼン教室とかにしたほうが簡単に思えます。
でも、Bさんはこのテーマをどうしてもやりたかったんです。
ちなみに、見込み客のリストは集めてあります。
プレゼンが上手になりたい人のリストです。
Aさんほどじゃないけど400件くらい。
セールスLPも書き終えました。
リストも少ないし、ちょっと変わったプログラムです。
半信半疑だけど、売ってみないとわからないと思い、えいや!とセールスメールを送りました。
結果、、、購入者は4人。
初回セールスとしては上々です。
まぐれかと思い、翌月もセールスしてみました。
結果、、、購入者が今度は6人。
その翌月も、4名、5名と顧客が増えていきます。
Bさんは不思議な気分になりました。
あなたが独自のサービスやプログラム、講座などを売ってる場合、
自ら生み出した商品を販売する場合の絶対条件は
売れてるもの。売れてるテーマであることです。
乱暴に言えば、売れてる商品やサービスを作っておけば、
勝手に売れていきますし、
売れてない商品やサービスを売ると、
どう頑張っても売れないことがほとんど。
たいていは。
ただ、売れるものを売ったのに全然売れない時や、
売れてるものじゃないちょっと変わったことをしてるのに、売れる時ってのがあったりします。
前者はAさんのように、絶望的な気分になって、次どうしていいかわからなくなります。
後者はBさんのように、なんで売れたかイマイチわからない不思議な気分になり、
これはこれでいいのか?次にどうしていいか?がわからなくなります。
僕はこの手のレアケースを目にすることも多いんですが、
事例から考えると、ちゃんとした理由があると思ってるんですね。
売れてるかどうか?を超えるくらい売れない理由が存在するか、
売れてるかどうか?を超えるくらい売れる理由が存在してることがあるということです。
この場合の売れない理由と売れる理由は同じ。
ということで今日は当たり前に売れると思ったサービスやプログラムが売れない理由についてお話します。
今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
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