競合が多くても勝てる秘密を教えます。【611回】
目次
何かをスキルを習得するようなオンラインコンテンツやコースが売れてる。
「2021年はこれが儲かった」の回で、この話をしました。
もし自分がこのビジネスをしようと思ったとしたら、あなたは何をやりますか?
要するにどんなスキル習得のコンテンツを売るか?ってこと。
ビジネス講座?
Webデザイン講座?
お金の教養スクール?
英語の学習コース?
きっと、このあたりのものは、最初に却下したりすると思います。
理由は、ライバルがすでに沢山いるとわかるから。
競争に勝てないと思いますもんね。
自分をわざわざ選んでもらう差別化なんてできませんしね。
もっと、まだ誰もやっていないけど、人が欲しがるスキルを教えるコースを作りたいはずじゃないですか?
でもね、このアプローチは外れ。
僕なら、例に挙げたようなものをやる方を勧めることのほうが多いです。
なぜなら、僕自身もそうしてきたから。
ネットビジネスのコンサルティングする人なんて山ほどいます。
そして、僕がビジネスを開始した14年前にも山ほどいました。
でも、立ち上がったし、10年以上生き残ってます。
てことで、今日はそのあたりのお話をします。
ライバルが多いのに、なぜ勝てるのか?
です。
今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
*メール下部に文章バージョンもおつけしています。*
動画で見る|競合が多くても勝てる秘密を教えます。
文章バージョン続き|競合が多くても勝てる秘密を教えます。
例えば最近流行のSDGs。
とにかく流行ってます。(政治的な思惑が交錯してるんでしょうが)
どちらかというと、SDGsを取り入れたい企業や、
SDGdを広めなけれなならない教育機関が躍起にやっています。
どうやってSDGSを自社の中に取り入れればいいのだろう?
どうやって子供、社員に教えればいいだろう?
多くの人がこういうテーマを持ってるてこと。
さらに、そこらからお金をもらおうと、
コンサル会社やらが、SDGSのネタ集めに奔走しています。
そんな状態なので僕がある人へ提案したビジネスが
SDGS周りのオンラインコース。
流行りと流行りの掛け合わせ。
導入の方法を教えるものとか、
教え方を教えるものとか、いろいろあると思います。
調べてみると、すでに早い人はそのようなコースを売ってるようでした。
しかも、まーまいます。
ライバルが増えてるってこと。
でもね、だからこそやってみるといいのじゃないかと思ったんですよね。
3つ理由があります。
■ライバルが多い=マーケットがある
第一に、ライバルが多いということは、需要がそれなりの規模存在しているということです。
タピオカが飲みたい人がいないのに、タピオカ店は増えたりしません。
髪を切りたい人がいないなら、美容院はあんなに乱立しません。
転売が多いのは非正規ルートでも手に入れたい人がたくさんいるからです。
つまり、買う人がたくさんいる状態。
これはめっちゃ大事です。
年間でSDGS教育周りに使われてるお金が10億なら、
それを取り合います。
初年度シェア1%なら1千万。
もし、誰もまだ買ってない状態なら、市場が1千万ってことはありえます。
そんなときにシェア100%なら1千万。
ライバルが1社でも増えて、実力が拮抗していれば50%で500万。
要するに”額”が大きい方が僕ら弱者はやりやすいことが多いってことです。
■シェアが0はありえない。
タピオカ店が同じ通りに、20m間隔で5つあるとします。
繁盛している店は行列ができることもあったでしょう。
でも、1名もお客さんが入らない店はありません。
繁盛していてる店、全国展開する勢いの店とは売上が全然違うだろうけど、
ゼロはありえない。
そして、それは何も工夫してない店の話であって、
マーケティングなりをしっかりこなしていけば、最下位にはなりません。
だって、ビジネスをする人がすべて優秀ってことはありえなくて、
超適当にやってたり、何も工夫してなかったり、不誠実だったりって人は驚くほど多いからなんです。
そうなると、”それを”買う人数が多ければ多いほど、楽といえば楽ってことが結構多いんですよね。
そして、差別化とかマーケティングとかは、学んだり、知れば誰でもできることが多いので、
戦いやすいです。
■お客さんは学ぶのも浮気も二股も大好き
そして、これはオンラインコースだと如実に出ますが、
お客さんは、たったひとつのコースを受講して終わりとか、
たったひとつの学校だけを受講して終わりとか、
そういうことをしません。
ちなみに。初級から上級とか、
1級から二級とかグレードアップするという意味ではありません。
A社の SDGS基礎マスター講座初級 を5万で受講したとします。
そのあと、同じA社の 中級を10万で受講したとします。
でも1ヶ月後にB社の はじめてのSDGS徹底理解コース を10万で受講したりするんですよね。
僕のクライアントさんが手がけるオンラインコースでもそれは如実に現れてます。
インテリアデザインのスクールをやっているクライアントさんの生徒さんは、
すでに高額なお金で別の学校を卒業していることもとても多いです。
アートメイクのオンラインスクールビジネスをしているクライアントさんの生徒さんも、
日本のいくつか学校に高額な受講料を払って受講してたりすることは珍しくありません。
僕のクライアントさんだって、別のコンサルとかコーチ、コミュニティに所属している人もいたりします。
これは日本人は学ぶのが大好きって特性もあるでしょうが、
消費者は浮気、二股、比較も大好きだということです。
となると、ライバルの中で”私たちを”選んでもらえるかどうか?ではなくて、
”私たちも”選んでもらえるか?という議論なので、すこし難易度が下がります。
■”ウリ”があれば最高
ここまでの3つだけでも、ライバルが多くてもやれる根拠だと僕は思っていますが、
海外在住の方だとおまけがあります。
それは、日本人向けである限り、舶来物に弱いって現実。
よく言いません?
「世界では・・・なのに日本は・・・」
教育にせよ。
男女関係にせよ
パンデミックにせよ。
不思議と東アジアや東南アジアとは比較せず、
欧米の西側諸国との比較が多いですが
海外というか日本以外のほうが優れているって前提があったりします。
なので、
「アメリカ式 ****』
「フランス発 ****」
と訴求するだけで、差別化できたりします。
こういうの、スキルの輸入っていったりします。
有名なところでは、マインドマップ、アンガーマネジメント、シュタイナー。
でも別に輸入しなくたって、本人が海外のメソッドのエッセンスを取り入れて開発すれば外国発になります。
ということで、
ライバルが多い方が参入しやすいよって話でした。
これ、物販だと適用しにくいんですが、
オンラインコースに限らず、サービスでも適用できる考え方だと思います。
僕らのコンサルティグで商材選ぶ場合は、
本人によほどこだわりがない場合は、その線でリサーチし、選定していってます。
そして、実際成果は出ますので、間違ってはいないと思うんですよねー。
あ、でも僕らのクライアントさん以外は、
ライバル少ないものを選んでもらうほうが、助かるかも(笑)
ジョークですよ。ジョーク。*半分本音だけど
ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、
もっと理解したい人はそっちもご覧ください。
ではでは。
【雑談】本が読めない人
本が読めない人、さらに増えたみたいですね。
動画とか音声で知れれば十分って思うみたいです。
僕もサーフィンに一人で行くとき、車の運転時間が長いので
オーディオブックとか好んで聴いてますが、
やはり「文字」「文章」を読まないと、集中力が落ちる気がしています。
と、別に本を読めっていうつもりはさらさらないのですが、
そんなとき動画より、漫画のほうが集中力を維持できる気がするんですよ。
やはり動画とか音声と違って、漫画は能動的です。
集中してないと読めたもんじゃないですからね。
とはいっても、鬼滅の刃の全巻、東京リベンジャーズの全巻、
ドクターストーンの全巻など、エンタメ漫画は興味ないと読む気しないだろうし、
ビジネス書とかの漫画版みたいなのは、なんていうか、つまらないものも多かったりします。
で、そんな時にオススメの漫画みつけました。
「トリリオンゲーム」
若者2名が第二のGAFAMを目指して、起業する漫画です。
お金ないから、スモールスタートして、テストして行くところとかリアルですよ。
・ビジネス書とか教養書とか読めない。
・動画とか音声ばかりってのもダメかなと薄々思う。
・かといってエンタメ漫画とかは好きじゃない。
・起業物語とか好き。
そういう人は面白いかと。お試しあれ。