コンサルが顧客に一瞬で信頼してもらうズルイ方法【第633回】
目次
あなたは自分が信頼される人間だと思いますか?
いや、言い方を変えます。
あなたは誰かの役にたつと短時間の間に信頼してもらわなければならない状態になったことはありますか?
・あなたがコンサルタントやコーチ業をしている場合。
・あなたが誰かの商品の売上アップを請け負いたい場合。
・あなたが起業家の右腕としてビジネスにジョインしたいと思っている場合。
たとえばこのような状況の場合、何者でもない僕らが相手に信頼してもらうのって意外と大変です。
もちろん一番大事なことは、小さいことから粛々と実行し、成果を出し、信頼を積み重ねていくことなんですが
それほどの時間を与えてもらえないこともあると思います。
そんな時一瞬で信頼を獲得できる方法があります。
難しくはありません。
ちょっとだけズルイ方法です。
コンサルやコーチの人でも使ってる人はいますし、悪徳業者や詐欺師も使ってるかもしれません。
つまり効果的だけど、使い方によっては毒にもなるってことです。
今日はそんな「一瞬で信頼される方法」を1個お話しますね。
使い方注意です(笑)
YouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
*メール下部に文章バージョンもおつけしています。*
動画で見る|コンサルが顧客に一瞬で信頼してもらうズルイ方法
文章バージョン続き|コンサルが顧客に一瞬で信頼してもらうズルイ方法法
世知辛い話ですが、特にビジネスにおける人間関係において、
短期間に信頼を獲得できるのは金銭的なインパクトが出たときだけです。
つまり相手にとってお金が儲かった時です。
実体のある収益、売上が短期間にその人の助言なり手助けなり行動で
発生した場合に一番高い信頼を得られてるように思います。
あ、別に金のためだけに人を判断する人しかいないって、絶望的な話をしているのではなくて、
短期間に信頼を得るには、それが手っ取り早いって話をしているんです。
長期間にわたる場合は、他にも人柄、仕事ぶり、自分への肯定感、共感度合いなどなど。
実に多様な要素が絡みあって信頼関係はできていくのですが、
短期的に信頼をされないと長期間の付き合いを許してくれさえしない人もいたりするわけです。
短期間に信頼されていないと信頼できる人と思ってもらうのに結構時間がかかる場合もあるわけです。
なので、短期間に信頼を獲得できれば、それに越したことはないよねって話。
話を戻します。
短期間に信頼を得る場合、相手にあなたの力で「儲かった」という体験をしてもらえばいいってことになります。
とはいえ、短期間に売上をゼロから1生み出せるような魔法が使えるなら、
あなたは人のために仕事をする必要すらないわけでして、それは無理。
「じゃあ、どうするか?」
”ちょっとした細工をすれば儲かるのに、相手が知らないか面倒くさくてやってないこと”を代わりにやってあげるんです。
たとえば数年間、何かのビジネスをしているとします。
現在でも食えてる人なら顧客リストはもってると思うんですよね。
メルアドと名前とか社名。さらには住所とか。
それぞれのお客さんはこれまで数万から数百万支払ってると思います。
なのに顧客へのリピートセールスや接触をちゃんとしてない会社って意外なほど多いんですよね。
そんな会社なら、代わりにセールスメールなりDMを書いてあげて、
といっても雛形で十分です。
送信してあげるだけで、売上がゴンと上がるんです。
当然、これまでやってないのはその効果を信じてないか。知らないかですから。
やられたほうには魔法を使ったように見えます。
リードをさらに増やす複雑な施策からやるよりも、順番としては合理的じゃないかと。
たとえばWebサイトのオーガニックアクセスと広告アクセスで売上が立ってる会社がるとして、
広告費は固定費として10万だけ使ってるとしますよね。
売上が100万あるとします。
データを見たこともなければ、広告の効果を計測したことすらない。
なんとなく売上が立ってる状態の会社もめっちゃおおいです。
そんなときデータをちょっとだけ見て、もし広告10万から本当に100万売り上がってるならめっけもの。
単純に広告費を増やすだけで売上は1.5倍とかになったりします。
これも当然、これまでやってないのはその効果を信じてないか。知らないかですから。
やられたほうには魔法を使ったように見えます。
サイトの大規模リニューアルとかからやってしまうより、
はるかに短期間に少ない労力で成果がでると思うんですね。
伝わりますかね?
前提条件があるんですが、ベースがある会社の場合でいじってないことが1個か2個はあるので
それをやってあげると勝手に売上は増えるってことを利用するのです。
僕の古いつきあいのコンサル業をしているクライアントさんも、
新規顧客と契約開始直後は、結構これをしてあげて売上がゴンと出たことで信頼をまずは獲得するとおっしゃっていました。
今までの顧客リストを作って、そこに自分が書いたセールスメールやDMを配送してあげるそうです。
あたりまえですが、これだけで間違いなくリピート売上が出ます。
短期間で成果がでたことでお客さんにとっては驚きと喜びが湧きます。
そのほうが、コンサルのいうことを聞き入れてくれやすくもなるんですよね。
すでにWebサイトがある会社のマーケティングの仕事を請け負ったり、
提携する場合も同じです。
そのWebサイトのコンバージョン率はそもそもよくて、
現在の広告20万からも売上が200万くらいでてるとします。
その場合は広告をちょろっと予算あげるだけで売上で即日作用したりします。
やってることは普通すぎるんですが、知らない人にとっては魔法みたいに見えるんですよね。
これらが一番シンプルでズルイ方法だと思います。
ただ、これは取扱注意なんです。
悪用もしやすいのですよね。
この方法はもともと成果が出る素材をもってるので、そこをちょっと押すだけだから、
こちらの能力とか秘密情報とかを使うわけじゃないってことがです。
たとえばですよ?
もそもとWebサイトの記事をたくさん書いていて、内容にもこだわってる会社があるとします。
でもSEOをバリバリ意識しているっていうよりお客さんのことを考えてそうしてるだけだとします。
毎月オーガニックアクセスが伸びていて売上にも連動してます。
この会社は来月も再来月もまじめにブログを書きますのでアクセスは増えるはず。
ほっておいてもです。
そんなときにですよ?
「私達ならもっとアクセスを増やせます」
ってSEO事業者に声かけられて契約したとしますよね?
月10万とか20万とかで。
彼らはSEO的に何の売上も生まないような会社名とかサービス名とかで
上位表示させますなんてトンチンカンな施策をしたとレポートします。
実際「サービス名 評判」だと1位になってたりします。(あたりまえ)
でも、ほっておいても売上はもっと重要なキーワードでヒットしているのでオーガニックから増えます。
だけどレポートでは「やってたったぜ」的なものになってるんで、
魔法をかけてるようにも見せることができるわけです。
他にもあります。
魔法をかけるってことは短期的な効果を狙う施策を連続させます。
その結果長期的に売上を安定させるスキルが全く身につきません。
それを利用して、短期的な利益のでる情報を高額で買い続けなけれなならないようになる人も結構いるんですよね。
短期的じゃないと我慢できない人を醸成していくことにもなりかねないって意味です。
今回はやる方の話をしているのでその方が儲かるかもしれませんが、やる人もこれ結構精神を蝕んだりするんです。
なぜなら後ろめたいから。
いかがですか?
そもそも成果の上がるものなのに何をしてないか量が少ないビジネスを見つけたら、
その分量を増やしたり、1回でも実行するだけで売上は短期間で上がります。
この現象を逆に利用すれば相手から一瞬で信頼を獲得できると思うんですよね。
今日話したものは、使い方によっては毒にも薬にもなりますが、
誠実な人でも入り口が一番しんどいはずなので、
それを楽々突破できるっていみでは役にたつのじゃないかなと。
ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、
もっと理解したい人は、そっちもご覧ください。
【雑談】潮干狩り
潮干狩り。
毎年行ってるのですが、今年もいきました。
木更津だからめちゃ近いし手軽な初夏のレジャーです。
去年はハマグリがとれたんですが、今年はあさり。
干潮を狙って2時間くらいせっせと熊手でほじくります。
知ってる人は知ってると思いますが、あさりとかハマグリはいる場所には
固まってます。
いない場所には全然いない。
なのでひたすらほじくるしかないんですよね。
腰が痛くても、
お尻だけ濡れても、めげずにやるのがコツです。
コツコツする人が勝ちます。
で、家族4名で行ったんですが、
息子はカニを取るのに必死で戦力外なので実質3名。
途中で僕もカニ取りに夢中にんるんで戦力外(笑)
それでも収穫は3キロくらいでした。
取れた後は砂出し。
3KGの砂出しをするのも大変です。
家の中の入れ物という入れ物を使って塩水を使ってやりました。
そのあとはおたのしみの調理です。
今年は僕が料理をするようになってますから
バリエーションは豊富です。
あさりの酒蒸し。
あさりの味噌汁。
あさりのボンゴレパスタ。
といってもこの3点のみ(笑)
でもね。やっぱ、掘った体にビールとあさりずくしは大変美味でした。
手軽なレジャーって1個あるといいですよね。