売れるキャンペーンとは？【第634回】

みなさん、ちゃんと売り込んでますか？

売り込むときに一番ネット的なのがキャンペーン。
メール会員とか対象の行うやつです。

間違いなく売上が積み上がりますので、外れない施策。

僕も経営するオーダースーツ販売サイトではこれを自覚してますので、
月1回以上のキャンペーンをタスク化しています。

何か事件自己が発生してでもいない限り必ずやってきました。

ここで、最近やった3つのキャンペーンタイトルを紹介します。

A　父の日に送ったキャンペーン最大50％OFF

B　母の日に送ったキャンペーン最大50％OFF

C　普通の日に送った”ガチャ”キャンペーン　1等3万円

どれが一番売れたと思います？

正解を含めて当たるキャンペーンについてちょっとわかったことを
今日はシェアしますね。

YouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
＊メール下部に文章バージョンもおつけしています。＊

 

動画で見る｜売れるキャンペーンとは？

文章バージョン続き｜売れるキャンペーンとは？

正解は、

1位　母の日に送ったキャンペーン最大50％OFF
1位　普通の日に送った”ガチャ”キャンペーン　1等3万円
3位　父の日に送ったキャンペーン最大50％OFF

です。

当たりました？

実はこれ問題の出し方がずるくて申し訳なかったんですが、
中身を説明するとピンとくるかもしれません。

まず1位の母の日に送ったキャンペーンは、
一般的な母の日のギフトとかのキャンペーンじゃありません。

タイトルは
「父の日にきっと何ももらえないお父さんへ」
こんなのなんです。

「母の日に送ってるんだけど、
母の日に子供たちとともに一生懸命妻をねぎらってる優しいお父さん。
あなたはそれでも父の日に何ももらえなかったりするんですよね。
しんどいですよね。だから僕らが50％OFFセールをプレゼントします。」
こういうメッセージだったんです。

同率1位は見たままかもしれませんが、
1等が3万円、2等が1万円のがちゃを作ってそれを回してもらうってキャンペーンです。
うちのスーツは一番安いもので29800円なので、無料でもらえます。

この2つの売上がすこぶるよかったです。

で大幅に落ちて3位の父の日キャンペーンです。
値引きはまったく同じ。期間も同じだけどこっちは父の日に送ったんです。

メッセージはほとんど同じ
「やはり普段がんばってるのに何ももらえなかったお父さんいます？
　かわいそう。僕らはせめてセールさせてください。」
こんなのです。

これはやってることは同じですが売上には差がでましたね。
（といっても売れましたよ？笑）

ここから何を読み解くか？なんですが、ピンときました？

父の日に送った父の日キャンペーンは、その前月の母の日に
似たようなメッセージでやってるんですよね。

しかも父の日には父の日キャンペーンのアプリのプッシュ通知とか、
メールでの『父の日』キャンペーンが大量の届いてたと思います。

逆に母の日には「父の日」に言及しているキャンペーンって
ほぼなかったと思うんですよね。
（てか1個もなかったはず。）

そしてガシャもゲームの世界ではしょっちゅうやってますが、
アパレル。しかも男性向けだとはじめての人も多いと思うんです。

つまり、新しいものであったことが優劣を決めてると推測できるってことですよね。

あ、だからといって世の中にとって新しいものである必要はないと思います。
自分のお客さんや、メールリストの人にとって、
自分から送るキャンペーンとして新しいとか、珍しいとか、初めてとかであればいいのかなと。

今回は3回の比較を話しましたが、
過去のどのキャンペーンを見ても、
僕らが送るキャンペーンの中身やタイトルが僕らのお客さんにとって
新しい、珍しい、変わってる。こういう要件を満たす場合に
売上がでかくなっています。

ここから導ける答えは、

・キャンペーンは新しいもの、面白いもの、変わったものを優先的にやるようにしろ。

こうなるのではないかって話でした。

いかがですか？

くどいようですが、世の中にない画期的なものである必要なんて全然ないと思います。

・同業他者がやってるけど自分はやってないもの。
・他業者がやってるけど自分の業種ではあまり見ないもの。
・なんか変わってる切り口。

これだけでいいと思うんですよね。

ぜひ試してみてください。

ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、
もっと理解したい人は、そっちもご覧ください。

【雑談】300億円の男たち。

年俸合計300億円のスーパースター集団をまじかで見てきました。

パリ・サンジェルマンって知ってます？

メッシ
ネイマール
エムバペ

などが所属しているって言えば伝わりますかね？
「全員超人」ってキャッチフレーズがあるくらい、スーパースター集団です。

フランスのプロサッカーリーグの強豪チームです。
そのパリサンジェルマンが日本にプロモーションで来日してJリーグのチームも試合したんです。

で、その試合のチケットが運良く当たったので、パリ・サンジェルマンVS川崎フロンターレの試合を見てきました。
場所は国立競技場。

欧州サッカーもそんな詳しくないですが、
誰が見ても圧巻でしたねー。
めっちゃうまい。

年俸何十億は伊達じゃないですね。

メッシなんてドリブル一つで会場がドッと湧きます。
（メッシだからっていうより明らかに異次元に見えました）

川崎は遊ばれてるようにさえ見えました。
（サポーターの川崎相手だから、半分はやってやれ！って思ってたから悔しいのだけど。）

ビジネス面でいえば、いくらスーパースター集団といっても
やはりチームのマーケティング手腕が高いことは間違いないと思うんですよ。

よくJリーグのチームも、アジアのサッカーがそれほど強くない国なら
十分ファンを増やせると言われてるので、あのへんって見習うところ多いのだろうなとかも思いました。
（選手の商品価値が全然違うのでそう簡単じゃないですがw）

あと、国立競技場にもはじめていけてよかったです。

僕が国立競技場でいつも感心するのは
あの椅子の色柄を考えた人じゃないかと。

ガラガラでも、満員に見えるんです。
（知ってました？）

あれ考えた人天才じゃないかと。

てことで、息子も興奮してましたし、楽しい夏のいいお祭りでした。