社員やスタッフが成長しない?|忙しさを理由にスタッフが新しいことに取り組めないときは要注意。【第695回】
今日はスタッフとチームを作り効果的にビジネスを成長させるときによくある罠についてお話しします。
まずはよくある話をします。
ある程度ビジネスが軌道に乗ると、スタッフを使うようになると思います。
元から目の前の運用業務を任せるために雇うこともありますが、
もっと広くマルチに仕事をしてほしくてセールスやマーケティングの領域まで担当してもらうつもりで採用することもあります。
採用後はお客様対応だったり、事務処理だったり、データ入力や書類作成などの日常業務を担当してもらうと思います。
中には、このような通常業務すらできないポンコツでどうしようもない人もいたかもしれないけど、
真面目にミスなくこなしてくれる人とも出会っていきます。
その業務が安定してくると、いよいよその人にもっとレイヤーが上の業務をまかせたくなります。
ちょっと工夫がいるような仕事とか、積極性がいる仕事とかです。
たとえばブログ記事の執筆。定期的な広告の改善。直接的なセールスかもしれません。
でもなぜか、ここでまったく進捗しなくなることがよくあります。
日常業務がほぼパーフェクトで、いろいろなことに気がつく優秀なスタッフの方なのに、
新たな仕事についてはまったく実行してくれなくなったりします。
理由を聞いてみると、「日常業務が忙しいから余裕がない。」とのこと。
そこで業務を効率化するべく、フローを見直したり、新たに日常業務ができるスタッフを雇ったりします。
でもそのスタッフの忙しさは軽減されません。
「あの人は教えても覚えない。ミスをする。」
「これは私しかできない。」
「ちゃんとやらないと顧客とトラブルになる。」
なんて理由をしっかり説明してくれます。
これと同じ状態になってる社長やリーダーって結構いると思うんですよね。
少なくとも僕は多数のクライアントさんの会社で同じ状態を解決してきました。
ではどうやって解決するか?
なんですが、実はこれって組織運営が論点ではありません。
スタッフ育成が論点でもありません。
業務効率化が論点でもないのですね。
意外な理由なんですが、ここからそのことをお話していきます。
今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
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