その友達の意見はビジネスでは有害なこれだけの理由【第733回】
目次
■女性のための海外起業セミナー in 秋葉原2024/7/14
利害関係のない友人は最高の味方になってくれます。
特にビジネスって孤独なもの。
「これで正しいのだろうか?」と悩むこともあります。
「やったほうがいい!」と誰かに背中を押して欲しいこともあります。
そんな時、利害関係のない友人はとても頼りになるもの。
損得抜きに真剣に話を聞いてくれるはずです。
僕にも友人がいます。
創業当初にお客様の声が集められなくて困っていた時、
何も聞かずに二つ返事で協力してくれた友人には感謝しかありません。
あなたにそんな友人はいますか?
もしいらっしゃるなら、よかったです。
でもね。
お願いがあります。
その友人の”意見”や”アドバイス”には耳を貸さないでください。
意見を求めたり相談もしないでください。
なぜなら、そのアドバイスを聞いてると、
きっとビジネスがおかしくなっていくからです。
もっとはっきり言うと、
儲からないか、損をする可能性が高いからなんですよね。
クライアントさんとの会話でも、この話がよく出るんですが、
友達の意見を聞いて良い結果を迎えたことは1回もありません。
ということで今日は、過去にも話してきたこの話をします。
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文章バージョン続き|その友人の意見はビジネスでは有害なこれだけの理由
友達から意見をもらう特によくあるケースは
だいたいこの3つのパターンだと思います。
1、計画していたり準備中のビジネスについて「どう思うか?」意見を聞く
この時あなたのアイデアが誰もがやっていて聞いたことがあるものの場合、
友人の答えはだいたいこんな感じ。
「それってみんなやってるよね?」
「競争激しくて今更じゃない?」
「差別化できないよね?」
要するに、アイデアがチープであるといった意見ですね。
逆にあなたのアイデアが新しいものである場合はこんな感じです。
「面白いね!」
聞いたことがないものの場合、前向きな意見をくれることが多いです。
ちなみに、これ両方間違っていて、
客観的でフェアが評価をするなら逆。
ありきたりの方が「いいじゃん!」で、
新しいものの場合は「本当に売れるの?」であって欲しいのですが
友人はたいてい逆のことを言います。
2、やってるビジネスがあまりうまくいってないことを口にした時
この時言われるのは、
「やっぱりね。差別化できてないから競争に勝てないのじゃない?」
「欲しいものじゃないのかもね。」
「傷が浅いうちに諦めたほうがいいよ。」
こういう慰めの言葉です。
ちなみに、これまったく同じビジネスのことでも
嘘で「うまくいってる!」って言ってみてください。
そうすると、
「すごい!どうやってるの?うまくいくと思った。」
みたいな評価をされたりします。
友人はあなたの状況に乗っかるだけだったりします。
それだけの話。
3、Webサイトを見せた時に感想を聞くケース
この時言われるのは、
「文章が長い!私なら読まない。」
「高級感がない。」
「女性の場合は違う。」
こんな感じのありがたいレビュー。
ちなみにWebサイトで重要なのはコンバージョン率。
デザインより要素とレイアウトのほうが10倍重要です。
文章はサービスによっては長い方がよいことは
証明されています。女性男性関係ありません。
そしてなにより実際のアクセスを流してみないと
良し悪しは正しく判断できません。
友人は”友人の感想”を言ってくれてるわけです。
このように結論から言ってしまえば、
友人の意見は間違ってることが多いから聞かないほうがいいということになるんですが、
なぜこんなことが起こるかも補足しますね。
当たり前ですが友人に悪意があるわけじゃありません。
その逆で、あなたの役にたちたいと思ってくれてると思います。
でも、友人はあなたの顧客ではありません。
ただ単に大切なあなたが失敗しないように心配してくれてるだけなんです。
心配しているんです。
親が子供を心配するとき、たいていは「禁止」したり、
「許可しない」という反応をしますよね?
反射的に「やめときな。」となるんですよね。
そして本人が起業家じゃない場合は、
「ビジネスは難しいもの」という先入観もあるでしょうから
余計「やめときな。」という評価になりがちですよね。
あなたも、有名企業に就職が決まった友達が、
下手な絵のくせに漫画家になりたいと言ったら
止めませんか?
そんな感じです。
また、友人はデータを持っていません。
当たり前ですがプロではありませんので、
ビジネスの成功率や、Webサイトの購入率などのテストデータを持っていません。
平均的な数字が把握できてない場合に、
客観的な評価はやりようがないのです。
友人を蔑ろにしろと言ってるわけじゃないのです。
こんなに人生にとってありがたい存在はありません。
意見を言われたら、感謝しながら聞いてください。
でも参考にしないほうがいいのですよね。
もっと言えば大切な友人に
不安だからと、素人とわかってるのに
「意見を求める」って負担をかけないほうがいいのじゃないかなと。
友人が大企業に勤めていても同じです。
自分で自分のお金と責任でビジネスをしてない人は
どこまでいっても友人以上でも以下でもありません。
SNSで知り合った某有名企業出身者とかも同じです。
プロはそんなところに落ちていませんし、
不用意に無責任なアドバイスはしません。
その人もSNSで知り合ったゆるい知人以上でも以下でもありません。
もし客観的な意見を知りたい場合は、
とっとと広告をだして市場=あなたにとってのお客さんに聞くか、
「契約」という経済的な利害が発生して責任を持たせたプロのマーケッターであったりコンサルタント、
ダイレクトマーケテイングという同じスタイルのセールスプロセスを実行している
経営者やビジネスオーナーから聞いた方がいいと思います。
気持ちはわかるんですよね。
人の意見って聞きたくなるものです。
プロに頼らない場合は、そこはグッと堪えてですね、
この「孤独」を受け入れて自分で判断していくしかないんですよね。
では。
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【雑談】ブルックリンのような東京のおしゃれな街
東京の「清澄白河」って街に行ったことありますか?
東京の中心街から隅田川を渡った先の街なので
東京のブルックリンと言われてるそうです。
僕25年以上首都圏に住んでますが
この前はじめて行きました。
(どうでもいい話ですが、
関西人が上京した場合、品川駅より向こうには
あまり行きたがらない傾向があります。
なので隅田川のあたりは自ずとテリトリー外になるんですよね。
たぶん関西人で関東に住んだことある人ならわかってくれるはず)
確かに、閑静な住宅街の中に
倉庫や工場を改造したおしゃれなカフェや、
住宅に紛れてるレストランがたくさんあって
いい感じです。
有名なところだと
ブルーボトルコーヒーの
日本1号店があります。
僕はその日、ビジネスパートナーと
ブルーボトルコーヒーで
ゆっくりミーティングして、
その後Googleレビューが4点以上の
日本料理屋と焼き鳥屋を2軒はしごしました。
両方めちゃ美味しいかったのですが
客層とか見てても、大人の街って感じでした。
でも僕はブルックリンにも行ったことがありますが、
ブルックリン、、、ではなかったですね。
あくまで日本の下町と融合した
雰囲気のいい街って感じでした。