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未経験不得意な業界でも成果を上げるコツ【第741回】

僕はオーダースーツ販売会社も経営しています。
業績も年々伸びていて好調です。

実は円高ならもっと絶好調ですが、
絶賛円安それでも収益を増やしています。

でもね、正直に告白します。

僕はスーツを1年で1回も着ません。
というかビジネススーツを持っていません。

ファッションも詳しくないです。
洋服はいつもおんなじ。

トレンドもあんまりわかんないです。

「そんなのでどうやって経営してんだ?」
って思うかもしれませんがうまくいってます。

優秀なブレーンがいるかというと、
共同経営者も同じくファッション業界の人ではありません。

よく起業する人から、「未経験なのでできない。」とか、
「知らない分野なので参入できない。」
といった話を聞くんですが、
少なくても僕は未経験で不得意な分野でもなんとかなってるわけです。

偶然かというと、実はそうではありません。
不得意でも未経験でも成果を出すための工夫をしたんですよね。

ということで今日は、
ビジネスで未経験だったり不得意な分野へ参入しても
成果を出す方法について僕の考えをお話ししたいと思います。

 

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文章バージョン続き|未経験不得意な業界でも成果を上げるコツ

ちなみに「餅は餅屋。」という”ことわざ”がありましてですね。
餅は餅屋がつくのが一番美味しいという意味です。

ビジネスも原理原則はこれです。
得意な分野に参入するほうが楽です。

これは前提として理解してください。

今日の話は、かといって不得意だからこそ成果が出せることもあるという話をするんです。

答えから言いましょう。

それは、不得意な分野のビジネスを、得意な分野に置き換えてしまうということです。

この例えを出すために、ここで有名な話をひとつ。

現在のマクドナルド帝国の創業者であるレイクロックさんの成功物語を題材にした映画
『ファウンダー バーガー』でも、そのシーンが出てきます。

もともとレイクロックはただの効率的な店舗だったマクドナルドの経営者から
フランチャイズの展開権をもらっていただけの人でした。

でも報酬が数パーセントだったので、
店舗を増やしても売上が増えても自分の収入はたいして増えなかったんです。

そんな悩みを抱えてる時に、
途中で参画した財務役員がこんな提案をしました。

「あなたはマクドナルドのビジネスの本質をわかってない。
 マクドナルドはハンバーガーチェーンビジネスではない、不動産業である。」

つまり、ハンバーガーの売上から利益を回収するのではなく、
店舗の土地を確保して、それをフランチャイズ店舗に貸すことで家賃収益を得ることで
収益を得ることがポイントだってことですね。

これはどんな書籍にも出ていますので、
ご存知の方が多いと思いますが、僕が言いたいことはまさにこれなんです。

マクドナルドのケースも、表面的なビジネスではなく、
本質的な価値は別のところで生み出すようにしたってことじゃないですか?

ハンバーガー屋に見えて、不動産業ってことです。

それなら不動産が得意な人でも成果が出せると思いません?

別にレイクロックさんに倣ったわけではないのですが、
結果として未経験の分野で成果を出せてる場合は、
この法則に当てはまってると思っています。

僕の場合はオーダースーツ販売なんですが、
コンサルでサポートしてた時代からこのビジネスの本質は
「インターネットビジネス」だと思っていました。

つまり、いかにコピーの力で顧客が購入したくなるか?とか、
いかに低コストで効率的に露出をするか?とか、
いかにユーザの負担をなくして注文プロセスを効率化するか?とか、
いかに業務引用を自動化してコストを減らして低価格化できるか?とか、
そういうこと「だけ」に集中して研ぎ澄ましていったんですね。

「おしゃれ」
「流行」
「ブランド」

こういったファッションブランドであるべきものは
最初から捨てました。

僕はオンラインマーケティングはもちろん、
業務オペレーションの効率化は得意なんです。

起業する前の会社員時代から散々やってきましたから。

その得意なもので価値を出すビジネスにしたわけです。

つまりオーダースーツ販売企業に見えて、
オンラインマーケティング企業だとも言えるかなと。

伝わりますかね?

米国のコストコ(コスコ)が、
スーパーに見えるけど、実態は会員制ビジネスということと同じ。

もし今自分が参入したい分野があるけど、
未経験で知り込む場合、こういう発想を持って見て欲しいんですよね。

たとえばあなたがロジカルな思考が得意で、
問題解決が得意だとするじゃないですか?

でもコーチングという分野に参入したいとします。
コーチングは本来は傾聴などのスキルを用いて、
相手に自ら気がついてもらうようなことが良しとされたりします。

でも問題解決が得意な人はそれが不得意です。
だって解決策を示したいから。

それならコーチングにみえるけど、
実態はコンサルティングしてしまえば良いのです。
そこで価値を見出してもらえばあなたの得意分野ですよね。

子供の知育玩具を売りたいと思ったとして、
子供もいないし、教育にも携わったことがないとしても、
ネット販売が得意なのであれば、
オンラインマーケティングの技術を差別化のポイントにすれば
あなたの得意分野になるかもしれません。

僕らのコンサルティングサービスもそうです。
代表の僕自身が凡人であることを自覚してますので、
「やる気がない奴はダメ。」
そんな発想をしたことがありません。

「人間なんだから、いろいろあるよ。
弱いところも、邪な気持ちも、
わがままなところも、カッコつけるところも、
でも成果を出したい気持ちはかわらない。
だから、いろんな方法でなんとかするんじゃね?」

こんなふうに思うんです。

だからクライアントさんによっては、
どうしてもコーチングの要素
メンタルカウンセリングの要素も入ります。

でもそれで良いと思ってるし、
それが価値を生んでいるとも思うんです。

伝わりますかね?

なので得意でないことでも
「売れてるもの」であればチャレンジするのは全然ありだってお話しでした。

では。

【雑談】てるてる坊主

この配信がされてる頃、
日本の関東地方に台風10号が上陸しているかもしれません。

そして、僕が沖縄へ行く日が同じ日なんです。
飛行機が欠航になるかもしれません。

そしたら飛行機が振替できても日程が短くなります。
下手したら飛行機取れない場合は中止。

国際線と違って国内線って欠航しやすいんですよね。

ガビーんってことで、
認知バイアスだとわかってるけど
自分の雨男具合が毎回嫌になります(笑)

若干「台風なんて気まぐれだからそれるんじゃね?」と思いつつ、
楽しみにしている息子は心配みたいで
テルテル坊主を作ってくれました。

最初まだまだ子供だなって思ったんですが、

「ま。科学的には関係ないけど、縁起物だからね。」

とのこと。

もう中学生ですから、達観したもので、
誰に似たのか、成長したものです。

さて、フライトはどうなるでしょう。
心配をみなさんと共有したかっただけでした。

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