「“楽しいことがしたい人”と組むと失敗する」起業家のチーム選びにありがちな罠

目次
ここから話すことは、
ビジネスしてるとよくある話です。
あなたも、こんな経験ありませんか?
「最高のビジネスパートナーと出逢いました!」
その人は経験も豊富でとても頭のいい人です。
「最高のスタッフと出会いました!」
その人は経験もあるし私のビジネスのことが大好きだと言ってくれている人です。
あなたは、こんな感じでスタッフやビジネスパートナーを見つけました。
これで今まで一人で頑張っていたけど、
チームになれて業績も伸ばしていけそうだと安堵します。
そして数ヶ月後。あることに気がついてしまいます。
「あの人は全然仕事してくれない。」
「あの人は文句ばかり言う。」
「あの人がいるせいで手間ばかりかかる。」
「あの人は・・・役に立たない。」
「でも、経歴や経験、情熱は申し分ないはず。
私が人を使う器がないのかな。」
などと落ち込みます。
期待してパートナーやスタッフを選んだのに、
思うような結果が出ないんばかりか、
時間やコストばかりかかって悪化してしまうケースって、
結構多いんです。
実は、こういう時には共通する理由があったりします。
原因はあなたです。
あ。でも、あなたの人格や、指示の仕方、管理能力のせいではありません。
唯一”選び方”が間違ってたんですよね。
意外とみんなこの同じ理由で失敗をしています。
もちろん経歴も経験も十分だし、
あなたのビジネスに理解や共感もあるのに、
なぜダメなのか?と思いますよね。
ということで今日は、
スタッフやパートナーが機能しない原因と
解決策をお話します。
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まず、パートナーやスタッフが機能しないとか、
ストレスになる場合にどういう選び方をしているのかを説明します。
1、面白そう。やりたいことだった。と言うことを選んでいる。
「あなたのビジネスにすごく共感します。
ぜひその世界の仕事がしてみたいです。」
とか。
「面白そうだから、いろいろ頑張って覚えます!」
とか。
「ずっとファンでした。」
とか。
こう言われて嫌な気がする人はいませんよね。
なんなら嬉しい。
しかも多くのマネジメント書には、
「共感してくれるチームにせよ。」とかって書いてあります。
でも、こういう人と組んだり、採用したりして、
機能しているのを見たことがありません。
理由が当たり前で、
ビジネス、事業、サービスを運営したり、
拡大する時に必要なタスクには、
直接的に「面白い」ことはそんなにないからです。
ほとんどは地味で退屈な作業か、
猜疑心と闘いながら地味に実行する集客テストだからです。
こういった「やらなければならないタスク」を前に、
楽しいことしたい人、面白そうと思ってきた人は、
こんなふうになります。
直接的な人なら、
「それはちょっと私がしたいことではありません。」
遠慮がちな人でも、
「それはちょっと私にはできそうにありませせん。」
謎のポジティブな人は、
「それは得意な人を雇いましょう!」
とか言います。
どっちにしても、
期待している必要な仕事をしてくれないのです。
パートナーでもスタッフでもです。
それかすぐにやめていきます。
2、経歴が良いだけで選んでいる。
紹介される時や応募文で、
求める人材にピッタリそうな経歴があると、
心躍って即決してしまいたくなるものです。
元楽天でXXXしてた。
元外資系IT会社でXXXを担当してた。
不動産投資で営業をしていて高成績だった。
有名なXXXというサービスを立ち上げたメンバーの一人。
こういうのです。
ちょっと極論を言いますと、
この手の経歴ってほぼ参考にならないと思っていた方が良いです。
少なくても僕は(自分も含めてかもしれないけど)
経歴から想像する実力を持ってる人を見たことがありません。
会社員時代の採用でも
起業してからの採用でも
クライアントさんの採用を手伝った時でもです。
もちろん、たまに経歴と実力が備わってる人と出会うことはありますよ?
でも、そう言う場合は経歴もすごいけど、
別の要素でしっかり選んでる時に限りますし、
そう言う人はあまり経歴のことを大体的に主張しないんですよね。
仕事をお願いしている様をみて、実力があるなと思い、
いろいろ聞いてみると経歴も備わってるってケースです。
当然経歴がまったく役にたたないなんて暴論を言うつもりはないのですが、
問題にしているのは、あなたが経歴だけを見て、
他の要素に目を瞑るから失敗するってことなんです。
たぶんビジネスパートナーやスタッフが機能しない時には、
この2つの原因におそらく集約されてると思うんです。
そして解消もできず、やめてもらうわけにもいかないと思ってる人は、
機能不全のままずるずる何年も経つこともあるんですよね。
解雇制限の多い日本で社員で雇用してしまってるなら、簡単ではないけれど、
ただの登記前の共同ビジネス、業務委託なら
1日も早く損切りしたほうがよいと思います。
で、次のパートナーなり、スタッフを採用するべきなんですが、
その時にはここまで説明した悪い選定方法の逆をいってください。
大事だと思うポイントをいくつか挙げてみます。
1、楽しそう。面白そう。と言う人は除く。
このセリフを言うだけでも避けておくと無難です。
もちろん楽しそうなことは最高のモチベーションでやってくださるし、
チーム作りとしては正解だと思うんですが、
やはり「面白そう。」と言葉にするくらいの方は、
それ以外の仕事が機能しなくなることも多いからなんです。
なにより、スモールビジネスで資金の少ない僕、あならに、
楽しいことをしたい人と、地味なことをしてくれる人を
両方採用する余裕がないんですよね。
仕事の種類によっては、
すごい言い方なんですが、
今求めてる役割が「楽しいことだけやって爆発してほしい。」ものじゃないなら
やめておくのが無難です。
2、経歴は気にしない。
先ほど言いましたが、経歴は当てになりません。
これはほんとうに無視していいと思います。
3、求める仕事をちゃんとやってくれそうか?で選ぶ
選び方はとても単純で、
こちらの求める仕事を誠実に確実にやってくれそうな人かどうか?
だけで選んでください。
さらに、あなたの指示を明確に理解できるか?とか、
時間の都合をつけてくれるか?など、
要するに「使いやすいか?」で選ぶわけです。
これは、スタッフだけじゃなくて、
ビジネスパートナーもです。
パートナーには、
セールスやマーケティングをやってもらいたいなら、
なんとなくで話し合うんじゃなくて、
「それを責任を持ってやり遂げるつもりがあるのか?その知識があるのか?」を確認するべきなんです。
オンラインコンテンツ販売をするとして、
あなたがリサーチ、商品企画、マーケティングを担当し、
パートナーがコンテンツ制作を担当するなら、
あなたの企画に従うのか?コンテンツの作成という大変な作業を受け持つ用意があるか?
その能力があるか?を見極めるわけです。
そこに経歴があるからやるだろうとかって勝手な予想はするべきではありません。
4、違和感を信じる。
最後はちょっと感覚的な話になってしまうかもしれませんが、
面談やそれまでのメッセージのやり取りで感じるあなたの違和感を信じてほしいってことです。
小さいことでもいいのです。
たとえば・・・
ビジネスパートナーとやり取りしている中で、
いつもあなたがメッセージを送ってもレスが全然ない。
待ってくれとかのレスもないとします。
でも相手の都合で聞きたいことがある時は
メッセージも来る。
これってもし時間を使って本当にビジネスを始めたら、
困りますよね。
きっと「今は忙しいからごめん。」と言うかもしれないですが、
それなら忙しくなくなってから誘ってほしいし、
忙しい時、あなたのことは優先順位が低いってことです。
これでは、うまくいくものもいかないと思いますし、
その不安はたいてい当たります。
たとえば・・・
募集文に「希望時間を3つ書いてください。」と書いておいたのに、
その人は1つしか書いてこないとか、5つ書いてきたとします。
それ以外は完璧だったけど、「なぜこの指示は守らないのだろう?」
と気になってたとしたら、それはダメなサインです。
たとえば・・・
セールス担当を募集した時に、
営業経験豊富という人と面談したとします。
でもその時に相手が口下手だったり、会話が続かない人だったとします。
その時の懸念はたぶん当たります。
おそらく営業は不得意な人なんですよね。
たまたま面談の時だけ、そうなったのかもしれないけど、
「たまたま口下手になることがある人」は営業が苦手な人なんです。
たとえば・・・
面談日時のメッセージのやり取りで、
あなたが「M月D日15時でお願いします。」などと送ったとします。
できれば「了解しました」という受領確認のメッセージをもらわないとあなたが不安になるタイプだった時、
もし相手が返事をくれない人だった場合、
採用してからもこの不安は毎日繰り返されます。
■仕事を前に進めるのは“地味な人”だけ
とにかく、ビジネスは地味な『仕事』を続けられる人が勝つようにできてます。
楽しむ。
面白い。
過去の経歴。
はほぼ関係ないんですよね。
なので逆に一般的には地味だなと感じる人、
だけど違和感の一つもないやり取りになった人は
むしろいい人だ!ってチャンスだと思うと良いと思います。
何を言ってるのか?
何をしてきたか?
よりも
今何をしているか?
を大事にしてもらうと、
ビジネスパートナーにしても、
スタッフにしても地雷は踏まないんじゃないかなと思います。
もし今まさにこの手のことで悩んでるなら
相談にのりますので連絡くださいね。
お待ちしています。
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【雑談】日本より韓国の方が良い!?
先日、イタリアに住んでいる日本人クライアントさんと話してたときのこと。
その方の友人(イタリア人)が日本旅行に来たらしく、感想を聞いたそうです。
で、その時の答えが…
「いやぁ…正直、韓国の方がよかったかな。」
日本人としては、
「えっ⁉観光資源は日本の方があったりしない?」
ってなりますよね。笑
僕も最初は「え?まじで?」って思ったんですけど、
理由を聞いて納得しました。
曰く、
「日本の有名な観光地や飲食店は、観光客ばっかりだった。
まるで“日本らしさ”を感じられなかった。」
らしいんです。
一方で、韓国では地元の人たちもちゃんと混ざっていて、
「その国のリアルな雰囲気」を感じられたそうで。
いや、ほんとこれは“オーバーツーリズム”の影響だと思います。
京都の某有名店とか、東京の観光地もそうだけど、
もう完全に観光客のための場所になってるんですよね。
もちろん、「韓国と日本をセットで旅行する」のは前からよくあるルートですし
同時に比べたら差が目立ちますし、
そもそも単にそのイタリア人の主観ってだけなんですが、
「その国らしさを感じられるかどうか」って、
旅行の満足度を高める重要な要素なんだなぁと改めて思いました。
「でもそれって、インバウンドビジネス的には
地元民が多い日本らしい体験や場所へ誘導できるチャンスじゃないの?」
って話にもなりそうですが、
1回目の日本旅行だと、まずは人気スポットには全部行っておきたいと思うんですよ。
僕らもイタリア旅行するなら、
ローマ、ベネチア、フィレンツェとかいくじゃないですか?
ビジネスとして考えると、
なかなかバランスが難しいんだろうなと。
でも実際、年数が経過してもっとリピートが生まれると、
ニッチな体験や場所が、人気観光地くらい儲かるってことになるかもしれませんよね。
最近は古民家再生とか、地方に惚れ込む訪日客も増えてるみたいですし、
インバウンドマーケがもっと進化すれば、
まだまだ大きなチャンスがあるだろうなーとも思いました。
ではまた。