こんな集客ツールを使って失敗してませんか?【第568回】
「ネットのおかげで個人が独立できる時代が加速した。」
こんな風に言われて15年くらいはたったと思います。
本当にその通りだと思います。
しかも加速し続けてます。
でもね、それってSNSのユーザが増えて、個人の発信力が上がったということじゃないんです。
SNSを使うと、世界の人へリーチできるということでもありません。
余談だけど、そういう意味では個人が独立しにくくなったかもしれません。
だって、全員がSNSは使えますからね。
資本主義ってのは、希少なものの価格が上がります。
SNSをやりやすくなったってことはすでに希少じゃないわけで、
SNSは成功しにくいツールになっていってるわけです。
(今ヒカキンさんがYouTube始めてもあそこまでにはならないかもしれませんよね。
そもそもがすごい人なんで、相当成功なさるとは思いますが。)
僕が加速してるなーって思うのは、SNSで個人の時代だ!とかの話じゃないんです。
加速したのは、WEBサイトや、お客さんを集めたり、維持するためのツールが進化したことだと思うんです。
どう進化したかっていうと、コストと難易度のハードルがどんどん下がったこと。
例えば、僕がはじめてビジネスしはじめた2004年頃。
Webサイトを作ろうと思ったら、それだけで結構大変でした。
1ページだけのランディングページを作ろうと思っても、ホームページビルダーとかのソフト買ってきて作んなきゃダメだったし、
サーバへのアップロードもFTPソフト使って難解な設定をして毎回実行しなければなりません。
アドビのドリームウェーバーってツールもあったけど、それもコードをある程度覚えてないといじれません。
そして、極め付けが申込みフォーム。
もうね、難解でしかなかったです。僕はITに強い方だったのでなんとかなりましたが、そうじゃないとここだけで挫折してる人めちゃ多かったですね。
メルマガ配信プログラムも、しょうもない機能しかないけど、使い方がわかりにくいものしかありませんでした。
独自ブログの設置なんてもっと難解な作業でした。
それが今では、Webサイトを作るのにコードをいちいち書いたりする必要はありません。
あらかじめテンプレート化してるサービスがとても多い。
申し込みフォームもいろんなサービスやツールがあるから、何クリックかすると設置できてしまいます。
ショッピングサイト(EC)を作るのも、どんどん楽になっています。
クレジット決済もあらかじめ各種申し込みフォームと繋がっていたり、
ショッピングサイトサービスとも繋がってるので、導入がものすごい楽になりました。
ちなみに世の中では、こういうサービスのことを”ノーコード”と呼んだりします。
本当はコードが実行されてるんだけど、それを意識せずにクリックやボタン一つでプログラムをいろいろ実装できるからです。
要するに今の人は、ネットビジネスをするためのコストや難易度が10年前と比べると
10倍以上有利だってことです。
難易度が10倍も有利ってことは、速度も10倍は早くできることを意味するわけです。
本当恵まれてます。
が、恵まれすぎるのも、それはそれで不都合があります。
なぜなら、ここまでツールがあるとですね、みんなツールを使うから使えることそのものには優劣はなくなってきます。
今度は、「ツールの選び方や使い方」って部分でビジネスが有利にも不利にもなるって現象がでちゃうんです。
例えばサイトの作成なんて完成したサイトそのものはおんなじよう見えますから、
全部代わり映えしないように見えるんだけど、
あまり表面的には見えない部分で大きな差ができるようになりました。
その差を理解していないと、ビジネスが停滞することもあり得ますし無駄なお金を使うことにもなりえます。
逆に言えば、その見えない差を理解していれば、ビジネスが楽に拡張していくこともあるくらいです。
別に秘密とか知る人ぞ知るってことでもないんだけど、意外と気にされてない差なんですよね。
ということで今日は、
たくさんあるけどビジネス、特に集客にまつわるツールの失敗しない選び方と使い方について
いくつか解説しますね。
今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
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