売上を伸ばしたいならお客さんにワイロを渡せ【第571回】
「顧客単価10万円くらいだけど、ほっといてもザクザクお客さんが集まる。」
そんなビジネスをしている人がいます。
僕の古いアメリカのクライアントさんの話です。
あるサービスを提供しているのですが、顧客単価は10万円くらいの商材です。
ここ何年もずっと業績が良いまま継続できています。
業績が良い理由は、この方の会社のWebサイトの力が大きいです。
ただ、このサイト、実は何も書いていません。
あ。何も書いてないというか、コピーを何も書いていません。
不思議ですよね?
「ペン1本だけでビジネスは成功できる。」
こう言われるくらい、ビジネスにおいて“言葉”“文章”はすごく大事。
ネットビジネスでもWebサイトにどんな文章を書くか?
SNSでどんな言葉を話すか?ということはビジネスの成否を決めるくらい重要です。
どういう文章を書くべきか?という議論が至る場所で行われ、
コピー講座があらゆる場所で行われてるわけです。
なのに、“コピー”にまったくこだわらず、
なんなら文章すらまともに書いてないのに成果を出している人もいたりします。
僕の古いアメリカのクライアントさんもその一人。
答えは簡単なので先に言ってしまいます。
お客さんへ「なぜ申し込みしてくださったのですか?」と質問するとほぼ100%言われることが答えになってます。
「大量にお客様の声が掲載されていて、自分と同じような人もたくさんいて、お願いするならココしか考えられなかった。」
「大量の利用者の声が掲載されていて、信頼できたから。」
もうおわかりですよね。
このWebサイトはお客様の声が大量に掲載されているのです。
もちろん写真や動画も掲載されています。
数十名どころではありません。100名以上は掲載されています。
逆にコピーライティングらしきものはどこにもありません。
サイトのタイトルくらいはありますが、その程度。
あとは全部お客様の声で埋め尽くされてるだけですね。
コピーライティングのメソッドは有効なものがたくさんあります。
どんなパーツを入れればいいか?どんな文章構成が最適か?
保証はどうするか?ブレットはどのように入れるか?などなど。
でも、最強のコピーは、コピーを必要とせず、ただひたすらお客様の声が掲載されてることだったりもします。
変にデザインにこだわったり、コピーをこねくり回したりするより、最強なのはお客様の声なんですよね。
じゃ、なんでみんなやらないか?
別にこんなこと言われなくてもご存知だとも思うんです。
それはたぶん、お客さんの声が集まるほどお客様がいないか、
頼んでも断られてるか?といったあたりが理由だと思うんです。
ということで今日は、お客様の声の重要性とともに、集め方についてお話していきます。
今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。
今すぐ聴くにはこちら
Podcast: Play in new window | Download
Subscribe: RSS