絵を描いてビジネスに発展させるには?他|Q&Aシリーズ【621回】
目次
今日もQ&Aシリーズでいただいた質問にお答えしたいと思います。
ご相談いただいたものは全部答えるとお約束していましたので、
全部にアドバイスをさせていただいています。
今回のテーマも実にバラバラで面白いです。。
・海外で読んでもらえるチラシの作り方
・メルマガ読者の増やし方
・墨絵を描いているがビジネス発展させるには?
・セールスでは恐怖を煽ったりしないとダメなのか?
すこしでも琴線に触れるならぜひ回答見てみてください。
本気で考えてお答えしますね。
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文章バージョン続き|絵を描いてビジネスに発展させるには?
公開質問相談コーナーへ届いたものから4つをお届けします。
ご本人にはぜひ聞いていただきたいですが、
そうでない方にもテーマがバラバラなのでかすってるのがあるかもしれませんね。
1個づついきましょう。
■質問1|黒ヤギさんから
(質問)
”役立つ情報配信、いつもありがとうございます。只今BtoBで提供する医療サービスを計画中なのですが、私の住む国で、この手の業種は、オンライン広告やメルマガではなく昔ながらのチラシ配布で勝負といわれています。捨てられる前に読んでもらえるチラシを作るコツ、なにかありましたら教えてください。”
(回答)
黒ヤギさん質問ありがとうございます。
まずは各論のチラシについてお話ししますね。
”反応のあるチラシ”にするためにはどうするか?
これはエリアはあまり関係なく、まずは基本的なことを抑えておきたいです。
チラシと言わずセールスメディアを見て反応するまでのハードルって3つ。
1読まない
2信じない
3行動しない
まず読んでもらうためには、やはり興味がありそうな人へ配ることですよね。
となるとターゲットと、メッセージを合わせなければなりません。
たとえば、自費で美容整形を展開してる医療機関に、機材を販売したいとします。
となれば、自費で美容生計を展開している医療期間のリストアップして
DMを郵送するときのリストをしっかり準備することと、
ヘッドラインと呼ばれるキャチコピーをターゲットに合わせることですよね。
日本語で書きますが「美容整形の機材の費用負担にお困りのクリニック様へ」
みたいな。
次に信用しないところは単純に他の事例やお客様の声を大量に掲載し、
自社の実績や、紹介を写真付きで掲載することなどです。
最後に行動してもらう部分は、必ず相手にリスクのない明確なオファーをすることが大事だと思います。
たとえば、
「まずは無料デモにお申し込みください。
購入する義務は一切ありませんのでご安心ください。」
とか。
「まずは成功事例集をご請求ください。他院の成功事例が満載の資料です。」
とか。
そして、最後にレスポンスの方法を現地の人に合わせることが重要です。
たとえば電話が一般的なら電話番号をでっかく書く。
テキストメッセージが一般的なら電話番号を描いて「テキストください」と書く。
チャットツールが一般的ならそのQRコードを書くってことですね。
このあたりが普遍的で必ず抑えておきたいところです。
もちろん、他にも細かいテクニックはたくさんあります。
たとえば米国なら、DMを封筒で送る場合に開かせる工夫をたくさんしたりします。
「税務署からきたように見える封筒」でDMを送ったり、
美容整形管理局 とかって何かの役所みたいな風のDMにしたり、
「重要なお知らせ。●日までに必ずお読みください。」といったことを描いて、
開かせる細工をしたりもしますよね。
さらに中にちょっとした音のなる雑貨を入れておいて、
何かな?と思わせて開かせるテクニックとかもあります。
ただ、これらも興味があるものを必要な人へ確実に届けるか?がとっても重要なので、
たとえば500通ターゲットに配布して反応ゼロの場合、
チラシうんぬんより商材やターゲットを見直したほうがいいってことも考慮しておくといいのじゃないかなって思うんです。
■質問2|鈴木さんから
(質問)
”メルマガ登録者(読者数)を増やす有効な方法について”
(回答)
鈴木さん質問ありがとうございます。
メルマガ読者の増やし方。ズバリのテーマですね。
ただ、ちょっと広いテーマなので真剣に答えると3日くらいかかるかもしれません(笑)
とはいえ、一部をじゃなくて手法をざっと説明していきたいと思います。
一番簡単なのは無料の何かを差し上げる代わりにリストをとるLPを作ってそこに興味がある人のアクセスを流す方法です。
たとえばライフコーチ業なら「自分の好きなこと診断」を無料で提供する代わりにリスト集めたり、
ECコンサルタントなら「LTVを2倍にするテクニック11」とかってものを配る代わりに集めたり。
語学学習サービスだとしたら単純に「無料発音講座配信中」って直接読者を登録してもらってもいいですね。
次に、ブログメディアを作り、しっかり記事を投稿しておくんだけど、
ポップアップなどを使って「最新情報を受け取る」ってメルマガ登録をしてもらう方法も一般的です。
さらに、記事を読んだ人向けに記事の下部に、無料の何かを差し上げるLPへのバナーを掲載しておく方法もあります。
(CTIって言います。)
とはいえ、結局のところこれって全部アクセスが大量に集まってないと期待する数は増えません。
なのでそこをどうするか?が一番で唯一大事だったりします。
そうなるとやはり広告に頼るのが早いってことになります。
広告を使うなら1リスト1読者300円とかも夢ではないので効果はあるかなと。
お金をつかわない場合はひたすら記事を書いてオーガニックアクセスが集まるまで相当努力するか、
SNSでもひたすら投稿を試行錯誤しながら続けて巨大なフォロワーを集める必要が出てきます。
他、努力がそれほどいらない手段もあります。
それは鈴木さんが、他の人ではアウトプットできないようなコンテンツ力やストーリーがある場合。
その場合は、メルマガリストを持ってる他の人のメルマガなり、SNSなり、ブログなりで
対談したり、コンテンツを無料提供することで、認知が広がります。
つまりその人の読者が流れてくるってことなんですよね。
または、コンテンツ力がなくても自分にもある程度のリストがある場合は、
お互いのリストの交換を期待できる場合は、コンテンツを相互のリストで発信することで
コラボは可能になってきます。
まとめると、登録する代わりになにかあげる仕組みを作る。
アクセスを広告で集めるかSNSやブログで集めるか、リスト持つ人のメディアへコンテンツを提供する。
こういう感じですね。
■質問3|草原が大好きさん
(質問)
”スペインに在住しています。墨絵が好きで本格的っぽい作品から、可愛い系の絵まで、和紙と顔彩を使用し描き、インスタで投稿してきました。友人などにも無料でプレゼントしたりしてきていますが、墨絵関連でビジネスにしていきたい、と願って試行錯誤していますが、河野さんでしたらどんなアイデアが浮かびますか? 上手な可愛い絵を描くアーティストはウン万といらっしゃいます。どうしたら、差別化をしていけるでしょうか? ココナラは実績を積む場としていいよ、と応援してくれています。ココナラも始めようと挑戦中です。 スペイン人をターゲットにすると、かなり顧客が減るので日本人をターゲットにしたい、と思っているのですが、何せスペインに住んでおり、作品を日本に送るだけでも送料が高くなります。 真剣です。 アドバイス、よろしくお願い申し上げます。 どうもありがとうございました。”
(回答)
草原が大好きさん。ご質問ありがとうございます。
欧州には絵やアートを創作されてる方がとっても多いといつも思います。
伝統的な墨絵だけでなく、可愛いものまで書かれるということで、相当頭が柔軟で、
この分野で成果を出していきたいと本気の方なんだろうなと感じました。
知ったかぶりで軽いことは言えませんが、いくつか現実的なラインでアイデアや事例を出してみたいと思います。
アイデア1:
インスタやTikTok、Youtubeショート動画、その時にユーザ数の多いメディアで
作品や作品に絡めた配信を続けるのはしたほうがいいと思うのですが、
世知辛いことを言えば「人気のでるものは出る」という世界があると思うんで
愚直に掲載するだけじゃなくて、いろんな切り口の作品を試行錯誤するのがいいと思います。
作風、メディアのパラメータだけでも組み合わせが多いと思うんで試してみたいところです。
アイデア2:
作品をデジタルで実現して、NFTにしてOpenSeaなどで販売してみたいです。
これも1が実現していると楽なのですが、ユーザ層が違いますのでやる価値はあるかなと。
これも作風、パッケージのパターンはいろいろ試したいですよね。
メタバースのインテリアとしての作品なのか、メタバースの服なのか、
単に絵のNFTなのか。などです。
アイデア3:
作品が売れないのじゃなくて、パッケージの問題かもしれないので、
たとえばオンデマンド印刷を使って、Tシャツや、コップ、バックにして売ってみることもやれるかなと。
アイデア4:
これは本意ではないかもしれませんが、自分のスキルを教えるオンライン講座を売るということも
できるかなと思います。
寿司や日本語よりは需要は小さいですが、日本ではイミテーションの盆栽アートの講座ですら一部の人に人気があるくらいなので
方法論はあるような印象を持っています。
アイデア5:
これも本意じゃないかもしれませんが。スペイン在住。墨絵アーティスト。
可愛い絵も描く先進的な考えの持ち主。こういう要素を組み合わせて
自分を売ってみるのもありだと思います。
もちろん人気でない場合はしんどいだけなのですぐやめてしまえばいいのですが、
中にはその人の作品じゃなくてその人が人気あるから売れるって世界は多いと思うんですよね。
とあと1日もらえれたり、ヒアリングできればもうちょい出ると思うんですが、
このあたりは奇抜じゃなくてある程度セオリー通りのアイデアだと考えました。
ただ、どうしてもそれをやる時間をたくさん確保して、たくさん試したもの勝ちってことはあると思うんで、
草原が大好きさんがどれだけ時間を確保できるかってのも勝負を分けるところかなと。
いかがでしょうか。
せめて思考を変えるきっかけになればいいかなって思います。
■質問4|ささのはさん
(質問)
”私の商品が無いとあなたの人生が無駄になると恐怖を煽ったり、同業者の商品の欠陥を強調したり、貴重な自分のノウハウを客に教えることで世に貢献したいと思ってこの(有料)サービスを始めたというお為ごかしの嘘を言ったりせずにセールスをする方法はあるのでしょうか。
今述べたようなセールス文言でお客さんを派手に勧誘している商品は多くあります。
正直これまでそうした広告を見るとドン引きしてしまい、これでは逆効果では?と思っていました。しかしマーケッティングの知識を僅かながら仕入れた現在、そうした業者さんたちも別に性格が悪かったり、やりたくてそういう広告を打っているのでなく、単純にそのやり方が一番効率良く集客できるというデータに基づいて割り切ってそうされているということなのだろうと思うに至りました。
しかし世間への恰好つけが捨てきれないためどうもそういったセールス攻撃が出来そうにありません。
そんな根性なしでは商いをする資格ないのでしょうか”
(回答)
ささのはさん、ご質問ありがとうございます。
今回のご相談を読んでいて思ったのは、おそらく広い意味でビジネスのセールスについておっしゃてるのでなくて、
狭い意味での”お金儲け”や”素敵な生き方”に関する情報商材のセールス手法のことをおっしゃってるのじゃないかなと思うんです。
結論から言えば、恐怖を煽ったり、射幸心を煽ったり、楽したい気持ちを利用したりしなくても、
ビジネスはうまくいきますし、自分が格好をつけたいままに格好をつけて成功するビジネスはたくさんあると思いますよ。
てか実際あります(笑)
たとえば制汗剤を販売しているクライアントさんは汗に困ってるならピタッと止まるこれはいかが?と普通にセールスしてます。
たとえばスーツ販売をしている僕のECは高級生地でお手頃価格のスーツはどうですか?ってセールスしてます。
たとえば僕のコンサルティングも、不幸を煽ったり、射幸心を煽ったり、過激な成果を自慢したりってことは極力排除してるつもりです。
しかも煽る人と同じくらいの成約率は出せてると思います。
ちゃんとしたマーケテイング、セールスの手法を取れば十分良い成果を出すことは可能です。
おそらくなんですが、ささのはさんが今回おっしゃってるのはもっと狭い意味での情報商材やコンテンツ販売のことをおっしゃてると思うんですよね。
しかも起業、ビジネス、投資、自己啓発、幸せみたいなテーマの商品のことじゃないかと想像してます。
(話がすこしそれますが、この手の情報は触れれば触れるほど同じような人たちのセールスにさらされる循環に入ってしまうので、そのせいかもしれません。その場合は今回の回答とはそれますが、そこから抜けるのも大事かもしれません。)
おっしゃるとおり、それらの商材のコピーは恐怖や射幸心を煽り、限定性を希少性を過度に訴えることで購入率があがります。
なのでその手法に頼ると楽は楽なんですよね。
でも、それはその時だけであって、期待値が高すぎてしまうからこそ、クレームなり、不満が同じ質と量でたまる副作用があったりします。
結構「割り切ってる人」つまり、もう2度とその人たちに触れなくてもいいと思ってる人がやるって側面もあるかもしれませんね。
とはいえ、このセールスが悪いかというと、商品そのものが言う通りの品質や効果を生むものであるなら、
手にしてもらう方法が多少強引でもお客さんは満足しますし、メリットを享受する人も増えるメリットもあるとも言えます。
じゃどうすれば?って話ですが、聞いてる限りささのはさんはそういう煽りは嫌いなのだと思うんで、
どんな商品を扱うにせよ、そういう手法を取らなければいいだけではないかなって思います。
で、もしこの話がピンとこないとします。
その場合はですね。きっとそういう人たちの生息する沼に落ちてしまってる可能性があります。
つまり、Aさんから煽られてAさんの情報を見てると、今度はAさんが紹介するBさんの情報を取り、
Bさんにも煽られて、今度はCさんを紹介されCさんはAとBの師匠とか言われて、また煽られる。。。
この場合は、このジョウロから抜け出すほうがいいです。
外の正解を見ると、 なんていうか、普通にセールスして普通にお客さんに価値提供しているサービスがあります。
たとえビジネス、起業、幸せ系であっても広く見てみるとあるものです。
ということで、もう一度結論を言いますと、
煽ったりしなくてもしっかりとその商材にあったマーケティングをすれば十分ビジネスは成果が出ます。
安心して、そして自信をもって大いに格好つけてやって見ていただきたいんですよね。
今日は4つのご質問に回答してみましたが、
文面から読み解けてなくて、解釈が間違ってれば申し訳ないです。
その場合はや、お答えについてもっと詳細に言及してほしい場合はまた質問受け付けするときにおしえてくださいね。
または、直球でコンサル受けてみてくださいませ。
【Q&Aシリーズ続けて欲しいですか?】
ともかく反響がよければまた公開質問受け付けようと思います。
やってほしい!という場合はここをクリックしてみてくださいませ。
https://form.typeform.com/to/sbkb3Tvb
ーー動画だと、もっと詳細に語っていますので、
もっと理解したい人は、そっちもご覧ください。
【雑談】ゴルフとサーフィン
最近会社を売却したクライアントさんがゴルフを始めました。
週に4日レッスンに通って、週末はせっせとコースに出るそうです。
そんなことで今日はゴルフの話。
僕がサーフィンを始めたのは20年以上前ですが、
その頃ゴルフをしているサーファーって見たことなかったです。
もちろん僕もゴルフをするってことなんて考えたこともありません。
釣りとか、スノボならまだしも、面白さのポイントが違良すぎるなと思ってましたしね。
サーフィンは自然に溶け込み翻弄される遊び。
釣りも同じ。
スノボは滑るってところで同じ。
ゴルフは・・・?って感じ。
でも今はプロサーファーでもゴルフを楽しむ人って増えてるみたいです。
気になってググってみたら、地理的にサーフィンできる場所の近所にはゴルフ上が多いっていうこともあるみたいですね。
あとは精神力を鍛えるのにいいと考えてるプロもいるみたいです。
てか、単にそれくらい面白いってことなんでしょうけどね。
てことで僕もやる日がくるのかなーなんて思ってます。