【ネットワークビジネスをネットでやリたいという件】
こんにちは。河野です。
”ネットワークビジネス”
ご存知ですよね。
普通に生きてきて、かつお金を自分で稼ぐということや、
ビジネスに興味がある人で、
ネットワークビジネスの情報やお誘いに直接的でも間接的にでも
触れたことがない人っていないんじゃないでしょうか?
で、当然僕にも、
「○○というネットワークビジネス(マルチレベルマーケティング)で
販売している商品があり、これを売ってくれる人、買ってくれる人を
ネットで販売したい。」
「ネットワークビジネスって河野さんどう思います?」
こんな相談が、結構な頻度で頂きます。
ちなみに・・・
誤解がないように事前に言っておきますが、
僕はネットワークビジネスというビジネスモデルや、
いわゆる マルチレベルマーケティングというマーケティング手法
そのものについては、賛成も反対も、いいも悪いもありません。
おもいっきりフラットです。
ポータルサイトや情報サイトを作って、
広告収益モデルにしてビジネスをするのも、
不動産投資で収益を上げているのも、
居酒屋やっているのも、
ネットワークビジネスも、
同列に認識しています。
ただ、
「ネットワークビジネのディストリビュータ、
売り手を集めるのにネットを使いたい。」
と言う場合に限って言えば、反対だったりします。
なぜなら、それは”とっても難しい”から。
っていうことで今日は、
ネットワークビジネスとネットの関係について
すこしお話したいなと思います。
しつこいですが、
僕は知人にも友人にもネットワークビジネスで
成功されている人がいますから、
そのビジネスの威力はすごく理解していますよ。
その本質を理解してやれば、
すばらしいと思います。
ただ、単純に「ネットでも集めるなら僕でも・・・」
なんて思っているならば参考になるんじゃないかなと
思います。
■手足を縛られている。
通常ネットワークビジネスをしている場合、
最初に考えるのは、
・その商材を買う人を探す
・その商材を販売者として売ってくれる人を探す
ということなんですが、
だいたいは後者の方により力を入れたくなると思います。
で、Webサイトや、ブログを作って、
「経済的自由を手に入れませんか?」
なんてことをやったりする人も多いわけです。
当然、ネットワークビジネスのいわゆる販売者だけを
集める目的で見込み客を集めて、定期的に
メールマガジンなどで接触し、ブランド化すれば、
集客は理屈では可能ですし、そうやっている人もいます。
でも、ネット上で人を集める以上、
マーケティングの手法はそのほかのビジネスが行うことと
だいたい同じなんですね。
・SEO
・広告
・ソーシャルメディア
ただ、ネットワークビジネスというのは、
広告をものすごく出しにくかったりします。
というか、だいたいの広告のガイドラインで、
ネットワークビジネスはダメって決まっているので、
ほぼ出せません。
また、ソーシャルメディアでアクセスを集めにくかったりします。
これは、正しい間違っているということではなく
「怪しいこと言ってやがる」「こんなの伝えると自分がはずかしい」
そういうイメージがどうしてもあるからなんですね。
”事実”はそうなんです。
これは、マーケティングをする上で、
手足をあらかじめ縛られている状態ということになります。
これが第一にネットだけで展開するのに
無理があるというポイントなんです。
当然、やりようはあるでしょう。
本来ネットワークは直接会って
広がってきた歴史があります。
これ苦情がきそうですが、
誤解を恐れずにいうと、
”人間関係そのものを換金していく”
という作業なわけです。
「卒業アルバムに片っ端から電話して
友達をなくしてく。」
っていう昔懐かしい”あれ”ですね。
これを無理なくネット風に置き換えると、
人間関係を持つ人を圧倒的に増やしていく作業に
なるじゃないですか。
つまり、出会うきっかけを増やすわけです。
ソーシャルメディアではぐくんだ人に会っていったり、
自分で本来の目的とは直接的ではない小さな集まり、
たとえば、「主婦でも無理なく稼ぐ副業勉強会」とか、
そういうものを主催したりですね。
こういうことをして、
圧倒的に人と知り合う場面、
繋がりを持てる場面を増やしていく方法です。
僕の知る限り、成功している人は
このパターンです。
ただ、
ただ、ですね。
そも”そもそれができる人”は、
最初からやっているはずで。
ネットに頼ろうとしている人は、
「そういうの苦手なんです」
って場合が多いんじゃないかなと。
なので、あえて無理じゃないですか?
という結論になるわけですね。
■普通にネットビジネスしたほうがいいのでは?
で、ここからは、
「じゃーどうしたらいいの?」
というお話なんですが、
僕が相談されたら必ずお話していることを
お話します。
それは・・・
「普通にネットでビジネスすれば?」
ってことなんです。
どういうことかというと、
たとえば、そのビジネスで扱っている商材が
ある ”エコで画期的な洗浄剤”だったとしましょうか。
であれば、
エコで画期的な洗浄剤 をネットで普通に販売したら?
って意味なんです。
当然ネットワークの販路を持っているなんていわずにですよ。
であれば、そのブランドや商品にすでにネットワーク的な
評価がネット上にない限り、普通のマーケティングができます。
人に無限に会うなんてこともないわけです。
で、商品そのものを販売していってファンをつけて、
固定客をコミュニティ化していけば、
どこかのタイミングで、コアなリピーターとか、
インフルエンサーと呼ばれるような
くちコミをしてくださるお客さんが出てきますので、
そのタイミングで、はじめて販路として売り手になってもらえるよう
お話してもいいと思うんですね。
たぶん、こっちのほうが自然じゃないかなと思うわけです。
でも、僕はそれでも、まだ完全には勧めません。
■その商品じゃなきゃダメなの?
なぜなら、
売る商品はその商品ってそれじゃなきゃダメなのか?
という最期の質問があるからなんです。
もっと言うと、
「ネットワークビジネスはあなたに向かないと思うよ」
と言ってしまうと、すっごく面倒な意見も
実はもっていたりするからなんです。
・人と会うのも苦手
・対面でがんがん未来を語って、仲間にしていく
・人が勝手に応援してくれるキャラ
いずれでもない人が、
「ネットを使うなら自分にできそう。」
と思ったなら、
たぶんネットの普通のビジネスの方が向いていると思うんですよね。
たとえば、商品にすでにほれ込んでいるなら、
ただ、単に使い続ければいいんじゃないかな、と。
広めたいなら、ただ単に広めればいいんじゃないかな。と。
で、これとはべつに、「稼ぎたい」のであれば、
普通にネットを使ったビジネスをして、
普通にネットマーケティングをしたほうが、
コスト面でも労力の面でも、適正でも
早い速度で結果が出ると思うんですね。
ネットワークビジネスで扱う商品を売った時の
利益率っていうのは、ビジネス上まともな
マーケティングをしてとても回せる率じゃないことが
多いんですね。
であれな利益率のもっと高い、
商品を扱ったほうがよほど儲かるんじゃないじゃないか
ということなんです。
僕のクライアントさんの中にも
数名はおなじことをお話して、
普通の商材のビジネスにチェンジして
結果を出している人がいらっしゃいます。
だからこそ、
普通に売ったほうが儲かるんじゃないのか?
という風に思うんですね。
いかがでしょうか?
ぜひ、得られるかもしれない収益だけを見るんじゃなくて、
・適正
と
・難易度
のバランスを考えて、
”ビジネス” という意味で自分を俯瞰してみて
欲しいなというのが、今日のお話の趣旨でした。
視点の持ち方のひとつとして
ぜひ参考にしてみてください。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
感想や個別の無料相談もお受けしています。
このメールにそのままお返事いただくと僕が全部お返事しますので
ぜひご連絡くださいね。
(@kounotatsuo ツイッターでも受付てます)
また次回お会いしましょう。
【編集後記】
「今月中くらいに、例の河野の起業エピソード
公開できると思います。」
こういったのは4月19日。
「もう5月だよ!」 とメールを頂いています。
えー。とぼけているわけじゃないのです。
実は、音源は過去に人前でお話したものがあったんで
それをそのまま聞いていただけるように加工するつもりだったんです。
なので4月中にやるつもりだったんですね。
ただ、あれやこれや考えているうちに、
もっと面白くしたいという欲望を抑えきれなくなっちゃいました。
お金もらうわけじゃないのに、
なんかやっぱり妥協できなかったんですよね。
なので、本当すみません!
録り下ろしでがっつりやりますので
あとちょっとだけお待ちください。
今週もがんばりましょう!
※売れるホームページ完全セミナー in ロサンゼルス
2日間ともに満員御礼 大盛況で終えることができました。
⇒ http://www.net-ch.com/la/
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東日本での地震発生から2ケ月近くたちました。
ご不便な生活を強いられている皆様、
そのほか関係者の皆様へ、心よりお見舞いを申し上げます。
また、原発、被災地の復旧に直接的、間接的に身を投じてくださる
専門家の皆様へ感謝をいたします。
1日も早く、復興へ向かうことを願っております。
<コンテンツラボの営業状況>
元気に通常営業をしております。
僕の会社は、人が集まる固定のオフィスを持たず、
自社のサーバ設備もございません。
すべてクラウド上、バーチャル上で業務運営をしています。
海外に居住しているスタッフで構成されていますので、
損害などはございませんした。
ご心配をおかけしました皆様へ
改めてご報告させていただきます。
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