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顧客は絞り込まず差別化しないほうがよい理由【第668回】

経験も資金も何もない僕らがビジネスで勝てる唯一の方法。

それは「ランチェスター戦略」という名前で広く知られ実践されてきました。

その中でも有名なのが「顧客を絞り込め」という戦い方です。

・エリアを狭める。
・商品を絞る。
・対象顧客層を絞る。

こういうこと。

これは大手が数多くの広い顧客層、数多くの取り扱い商品の一つには資源を集中できないのに対して、
弱者はここに1点集中することで勝率を上げようという意図からです。

簡単に言うとある小さい町の家を毎日毎日訪問してリフォームの御用聞きをしている会社には、
広くチラシを巻いたり、広告を出している大手では営業力で勝てないといったことですね。

僕も起業前に「ランチェスター戦略」を知って、
実際”海外在住者”という顧客層に絞り込んだ経緯があります。
おかげて食えるようになりました。

周りを見てもこの戦略を取る人は多いし、依然効果的なのだと感じます。

”小さいお子さんがいるお母さんの為の○○”
”50代の為の○○”
”骨盤矯正に特化したマッサージサロン”

巷で見かけるこういうのは全部そう。

ただね。顧客は絞り込んだらいいってもんでもありません。
絞り込む方が良い場合と、絞り込むことでかえって負けることもあるんです。

ということで今日は顧客絞り込みについての是非をお話します。

今日もYouTube動画とPodcast音声と文章版でどうぞ。

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