【僕たちはスティーブジョブズじゃない】
こんにちわ。コンテンツラボの河野です。
「ビジネスには人・物・金が大事だよ。」
なんて、知った風なコメントを昔、
先輩営業マンによく聞かされました。
ネットのビジネスにおいても
・商品
・資金
・お客さん
これらが必要だと言われてますよね。
ちなみに、
この中で優先順位はどれだと思いますか?
”資金を集めて、商品を用意して、そしてお客さんを集める。”
残念ながら、こう答えた場合、
まだビジネスをスタートしていないか、
うまくいかない事が多いのではないでしょうか?
正解は、お客さんだけが唯一必要なことだったりします。
つまり優先順位はお客さんがいて、
その人たちに提供する商品を用意する、
お金が必要なら集める。
こういうことですね。
ただ、ネットでビジネスをスタートする時に、
この順番を間違えてしまって、
いつまでもうまくいかないことが多いケースがよくあります。
と、いうことで、
今日はネットでビジネスをはじめるにあたっての
失敗しない優先順位のつけ方についてお話をしたいと思います。
「自分の動きは合っているの?」
なんて場合もお役に立てると思いますので
ぜひお読みくださいませ。
■僕たちはスティーブジョブズじゃない
ビジネスにおける優先順位が
商品じゃなくお客さんなんだという理由を、
順を追って例を交えながらお話していきたいと思います。
まず最初に、まったくお客さんを優先せず
商品を最優先して成功している特殊なケースを
例から。
ご存じ
アップルの創業者でiPod iPhone を世に送り出した
天才スティーブ・ジョブズさんです。
特にネットでビジネスをする人で
スティーブ・ジョブズさんを知らない人はいないと思いますが、
スティーブジョブズは新しい製品を作る際に、
「どんな商品にニーズがあるか?」
なんんてリサーチは一切しないそうです。
つまり、人が欲しいと思っている物なんて作らない。
「みんなに必要な物を創造するんだ。」ってことですよね。
その思いと創造力が、
「ポケットの中にいつも1000曲」
なんてキャッチコピーとともに、
iPodをリリースして、
結果死ぬほど売れたわけです。
このケースでは
優先順位は商品です。
・・・・
これって、
僕が言っている事とは逆なんですが、。
これと同じことが僕らにできると思いますか?
たぶんできません。
お読みの方の中に2人くらい?いるかもしれませんが
少なくとも僕にはできません。(笑
いや、商人なら、「そんなことはそうそうできるもんじゃない。」
と思っていてほしいのです。
これをぐっと身近な例に落としてみたいのですが
たとえば、ある商品やサービスを見つけて、
”これなら日本の人に受けそうだ”
”これなら役に立ちそうだ”
って思ったとしても、
まずそれを対象となる方に見せることができないのですね。
インターネットでホームページという媒体を使って何かを売る場合、
基本的にアクセスを待つ状態になります。
つまり、ホームぺージというのは
誰かに見つけてもらう必要があるわけです。
で、その誰かはホームページを見つける場合
何かを探して見つけるケースがほとんどなのですね。
と、いうことは
まだ存在を知らない商品やサービスは
探してもらいようがないということなんです。
また、まだ人が求めていない物を買ってもらうには
いかに良いものなのか説得しなければならないので、
これまた、売るのがとても難しいのですね。
つまり、
求めている人がいると分かっている物でなければ探してもらえないし、
人が求めてやまない物でなければ、買ってもらえないので
ネットでは売ることがすごく難しいわけです。
これが、商品を優先してはいけない一つ目の理由です。
■お客さんを持っている人間に力がある
2つ目の理由は、
周りの人から見た場合の
信頼を得たり、交渉力をつけたりする上で、
お客さんを持っていることが何よりも優先するという
ことがあげられます。
わかりやすい例を出してみましょう。
もし自分が、英語学校をやっているとしましょう。
で、始めて会う若者が
「これから英語学校への集客斡旋をさせてください。
一生懸命がんばります。売上の5%ください。」
と言ってくる場合と、
「今、英語学校への集客斡旋サイトを運営し始めました。
すでにご予約申し込みで10名ほえどいらっしゃいまして
ぜひこの学校にお連れしたいのですが、
いかがなさいますか?
毎月20名ほどのお客様が”あります”。」
と言ってくる場合。
どちらに心が動きますか?
言うまでもなく後者ですよね。
どんなビジネスをするにしても、
サービスを提供したり、商品を販売すると決めた場合
仕入先や提供元を探す作業が出るのですが、
”実績”に勝るものはないわけです。
僕も経験がありますが
すでにお客さんがいますと言う場合と
これからお客さんを集めると言う場合では
相手の方の態度が 180度くらい違うかもしれません。
ですから、先にお客さんを集める。
お客さんが集めれるかどうかを確認するというのは
とっても重要なんですね。
■とにかく先に売ってみる
ここまでで、
・その商品を探しているお客さんが存在すること。
・その商品をすでに売ったお客さんを得ていること。
この2つが優先されるというお話をしてきたわけですが、
こう考えると、おのずとやるべきことが見えてきますよね。
まず商品やサービスの提供元が準備できていなくても
サイトを作って先に売るのが正しい進め方ですね。
もちろん、ドライテストといって商品があたかも
あるように見せかけて売るのが問題があります。
ですから特に物販の場合は予約販売とか
お客さんにウソを言わない方法をとる必要がありますが
サービス業なら、提供サービスの範囲さえウソがなければ
全然先に売れるわけです。
で、売れてからあわてて提供元と交渉する方が、
散々仕入とか、サービス提供元の交渉をしたり
保証金的なものを支払わされた後に
お客さんが集まらないと嘆いているより
よほど健康的だと思うんです。
僕は商売を始める時に、一番の恐怖を感じるのは、
「お客さんに、いらないって言われたらどうしよう」
という心理だろうなと思っているんですが、
ここは勇気を出して一番最初にこの答えをもらって欲しいのですよね。
この答えがYESでさえあれば、
あとはなんとでもなります。
僕自身もWebサイトの制作サービスを始めた時は
デザイナーなど全く当てもないのに最初のお客様から受注しました。
で、1晩とか2晩で信頼できるパートナーを
見つけたんですよね。
日本一の高額納税者で有名な
斉藤一人さんも
「商売ってのは金をもらう行為なのに、先に金払ってちゃダメだよ」
とおっしゃっていました。
・販売代理店契約で50万円
・サービスの組み立ての打合せに3ケ月
こんなことをするくらいなら
サイトを作って集客してみてくださいね。
力のないベンチャーや、中小、個人の場合は
本来はお客さんを集めて、それから商品を用意するのが
一番効率的だと思います。
お客さん → 商品 → 資金
ぜひ新規ビジネスでは、
この原則を意識してみてくださいね。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
感想などぜひお聞かせください。
このメールにお返事いただくと僕に直接届きます。
また次回お会いしましょう。
【編集後記】
今朝「パパお仕事”ちゃんと”してねー。」
と2歳半の娘に言われました。
「ちゃんと」してないように見えるんですかね(笑
思わず爆笑しちゃいました。
話は変わりますが、
先日、失敗しちゃいまして。
失敗というのは、
クライアントさんのECから注文があった事です。
それのどこが失敗なの?
って思うと思うんですが
実はそのECサイトまだまだ制作中だったんです。
僕らは、SEO対策上、新規制作サイトの場合は
制作途上でサイトはアップしてしまいます。
で、すこし時間のかかるサイトであっても
SEOもユルクスタートしていくのですね。
で、今回のクライアントさんの場合は、
クライアントさん側のオペレーションの準備を整えて頂く前に
アクセスが集まりだしてしまい、
注文が入ってしかも入金もされてしまったんですよね。
もちろんお客様対応は速攻でして頂き、問題になったわけではないのですが
僕らとしてはそういうことがあり得るとしっかり共有していなかったのが
反省です。
まーそういう反省すべきを反省するのは置いておくと
売れるということはとっても嬉しいことです。
非常に不謹慎なのですが
反省しつつ、とっても嬉しいみたいな。
そんな感情ですね。
オープン後に本格的なマーケティングをしていくのが楽しみです。
そんなSEO対策、サイト制作に興味があれば
コチラをどうぞ。
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それでは、
今週もがんばりましょう!