【注文や申し込みがないのに売れているサイト!?】
こんにちは。河野です。
「問合せは30件あったんですが、まだ一人も申し込みがありません。」
「サンプルの請求が30件あったんですが、まだ一つも売れていません。」
サイトオープン後のこういう嘆きはよくご相談いただきます。
まだ一つも売れていないので、確かに売れていないサイトです。
ですから”何か”対処をしていかなければならないわけですが、
次にやるべきことって、なんだかわかりますか?
・・・
「もっと問合せ(サンプル請求)を増やすために
広告を強化、SEOを強化してアクセスアップをしたり、
サイトを改善して問合せ率(サンプル請求率)をあげます!」
こう答える方も多いんじゃないでしょうか?
間違ってはいません。
でも、”その前に”やるべきことがあったりします。
ということで今日は、
問合せや資料請求が多いけど、全然お客が増えていない場合に
やるべきことについてお話します。
■「売れていない」わけじゃない
資料請求や問合せだけが多くて全然成約しない場合、
たいていの人は、
「全然やる気のあるお客さんがいない。」
とか、
「もっとたくさんアクセスを集めないと・・」
なんて思ってしまうものなんですが、
この考えはすこし違っています。
なぜなら、サイトでは資料請求や問い合わせ、サンプル請求を
してもらっているマーケティングプロセスを踏んでいる時点で、
そもそも「いきなり購入客」を相手にしているわけじゃないからなんです。
ですから、
サイトの役割というのはあくまで、
・問合せをしてくれる人を増やす。
・サンプル請求者を増やす。
ということであって、
・いきなり申し込んでくれる人を増やす
ではないのですね。
ですから、
「一人も申し込みをしない」
というコメントそのものが間違っていまして、
「問合せが30名もあった」
というコメントのほうが適切だったりします。
しかも、その問合せが50アクセスに一人とか、
そういう反応率なのであれば、
”サイトの反応はすこぶるよい”
ってことになります。
繰り返しますが、
サイトは売れているんです。
ですから、
もっとアクセスを集めて!
とか
もっと反応率を上げて!
というのは(もちろん大事ななのですが)
優先順位が高いわけじゃないのですね。
■やるべきことはサイトの外にある。
やるべきことは、サイトの外にあります。
それはつまり、
「問合せしてきた方の申し込み率をいかに上げるか?」
「サンプル請求者の注文率をいかに上げるか?」
こういうことなんですね。
そもそも、
「なんでも相談してください!」
とオファーを出している人が、
問合せをしてきて、それに答えて、
勝手に申し込んでくれない。
それで、
「やる気がないお客が多い」
っていう結論にしてしまっているのが強引なんですね。
そもそも、
「無料でお試しください!」
とオファーを出している人が、
サンプル請求をしてきて、サンプルを送りつけて、
勝手に購入してくれない。
それで、
「買う気がないお客が多い」
っていう結論にしてしまっているのが強引なんですね。
もちろん無料マニア的な方はいます。
だからといって、ほとんどの人は、
ただでも欲しくないものは欲しくありません。
なので「興味はある」はずなんです。
その興味のある人をいかに反応率を上げるか?という
細工が足りないので売れていないだけなんですね。
テクニックは無数にありますが、
すこし単純化して代表的な例をいくつか挙げましょう。
まずサンプル請求や問合せをしてきた方に、
しっかりと注文方法や申し込み方法をご案内しているか?
ということですね。
サンプル請求なら、
かって欲しいおすすめ商品の紹介と注文方法をきちんと明記する。
期間限定のキャンペーンを入れておく。
サイトで当然入れているであろうお客様の声を入れておく。
問合せなら、
聞かれたことだけに答えずに、
相手が本当に望んでいそうな答えを10倍にして返してあげる。
かつ、有料サービスとしてはこういうものがあると
説明をしておく。
サイトで当然入れているであろうお客様の声を入れておく。
こういうことですね。
もしからしたら、
アクセスを集めている属性が悪いという場合もあるでしょう。
その場合は広告のセッティングや
SEOのキーワードも調整しなければならないかもしれません。
もう一つ忘れてはならないのが、
定期的なフォローです。
お役立ち情報や、面白情報のメルマガでもいいでしょうし、
○○通信のような郵送物を送ってもいいでしょう。
”興味をもっている人”というのは、
今やる気がなくても、そのうちやる気がでる場合があるということなんです。
僕の会社などこんなケースのオンパレードです。
3年前に一度だけ、「会社員ですから、自分ではビジネスをやりませんが、
参考にしています!」と応援メッセージをもらった方が、
「いろんなことがあってこのたび起業しました。ぜひよろしくお願いします。」
なんてクライアントさんになることなんてざらにあります。
あ。「3年待て。」なんてことを言っているわけじゃないのです。
せっかく興味がある方を獲得しているのだから、
120%の力でお客さんになってもらう努力をしてくださいっていう
お話なんですね。
一般的に見込み客を一人獲得するだけで、
数万ー数十万をかける業界すらあります。
そういう厳しい会社で、
「いやー、全然やる気がないお客さんばっかりでー エヘ。」
なんてマーケティング担当者がいっていたら、
明日クビになります。
アクセスをもっと集めて、
自動的にお客さんになる人を増やす。
このほうが楽に見えるんですよね。
ですが、
見込み客をお客さんに変える作業というのは、
面白いように結果がついてきますし、
第一コストがかかりません。
もしサンプル請求や問合せを
片手間でやっているようなら最悪です。
今すぐに、
改善を重ねてみてください。
重要なのは、
アクセスアップの秘術を探すことではなくて、
「いかに興味をもってくれた方をお客さんにするか?」
という目の前の面倒だけど大事なことなんですね。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
今日の感想、僕への個別の無料相談もお受けしています。
特にこれから起業したいけど紋々としている人の
相談も歓迎です。
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
ぜひご連絡くださいね。
また次回お会いしましょう。
————————————-
ニュースレターの以前のバックナンバーはコチラから
<ポッドキャスト版>
http://www.voiceblog.jp/contentslab/
<ニュースレター版>
https://www.contentslab.net/category/news-letter
最近のネタ
【成功できない男の物語-フォーカスの重要性ー】
【人の話を聞かない人たち】
【ホームページのオファーを変えて収益を上げていく方法】
【お金を捨てれる人、お金を捨てれない人】
【優秀な人が落ちる罠ー得意分野でサイトを作る場合ー】
【ライバルを”いまいましく”感じたら】
【友達とビジネスをすることにした】
————————————-
【編集後記】
言葉なんていらない。
2人目の子供が生まれてから、
実にたくさんのクライアントさんからアドバイスをもらいます。
もちろんアドバイスをくださるのは
2人以上のお子さんをお育てなってきた
ママさんでもあるかたがたです。
面白いなと思うのが、言われることも大体おなじ。
「奥さんに時間をプレゼントしてあげて。」
「週に数回でもいいから食事を作ってあげて」
「子供を外に連れ出してあげて」
こういう感じなんです。
決して
「ねぎらってあげて」
とか
「プレゼントをしてあげて」
とかはないわけです。
つまり、実弾。
「楽ができるよう体を使って手伝えよ!」
と(笑)
どんなやさしい言葉より、
皿を洗ってくれ!
しかもシンクを汚さずに!
とか
現実的なことが必要なんだなーと
改めて思っています。
やっているかどうかは、
「”僕は2やっている気でいる」
程度なんでしょうねー(笑)
と、いうことで。。。。。
「新春プレゼント企画は?」
もちょい、お待ちを・・・
(この言い訳がしたかったわけじゃないですよ?:笑)