商品に合わせて売り方を変えるか?売り方に合わせて商品を変えるか?【第720回】
目次
売り方を変えてV字回復した事例。
『シーブリーズ』って商品はご存知ですか?
簡単に言うと海上がりや風呂上がりに使うとスカッとする薬用ローションです。
僕は海上がりとかに好きで使ってます。
そしてまさにこの商品は海上がりの男性をターゲットに一世を風靡してました。
ただ、この10年以上売れなくなったそうです。
なぜなら愛用してた男性がおっさんになり、海にもいかなくなったから。
そこでシーブリーズは売り方を変えました。
ガラッと変えたんです。
そのCMは「部活後に好きな男の子に会うのに汗を気にする女子高生」
結果再ブレイクを果たしました。
こんなふうに「売れない商品が売り方を変えただけで爆発的に売れた!」
こういう事例は至る所に存在します。
今まさに自分の商品やサービスが売れない人にとっても希望を与えてもらえます。
第一にワクワクします。
ちなみに僕はこの「売り方を変えたら云々」の話についてはこんな意見です。
「目指したければ目指せば?」この程度。
良いと思うんです。だってマーケットは拾いんだからやりようはいくらでもありますよね。
でも再現性や実現までの時間を考えると逆の発想もぜひ持っていて欲しいなと。
それは、
「売り方に合わせて商品を変える。」
ということです。
今日はこの辺りの話をしますね。
動画で見る|商品に合わせて売り方を変えるか?売り方に合わせて商品を変えるか?
文章バージョン続き|商品に合わせて売り方を変えるか?売り方に合わせて商品を変えるか?
僕が会社を辞めて起業して3ヶ月目くらい。
お金に困ってました。
その時食うために始めたのがWebサイト制作業。
もちろん真面目にやりました。
そしてサービスを
・個人経営の学習塾専門のWebサイト作成
・神奈川県の中小企業専門のWebサイト作成。
・住宅販売会社専門のWebサイト作成
こんなふうに業種に絞っていました。
当時の運用型広告は今ほどターゲッティングの精度が出せませんでした。
物理的にここまで対象客を絞り込んでしまうと集客できないんです。
なので集客にはFAXDMを使いました。
それなりに食いつなげるくらいには集客はできました。
でも僕の専門は当時からWebマーケティング。
自分の得意技を使ってないし、嫌いなセールスをしなければなりませんでした。
そして爆発的に売れるわけでもない。
そこでこんな具合に発想を変えてみたんですよね。
「Webマーケテイングでセールスなしで売れるサービスは何か?」
・対象客が結構多いこと。
・検索広告で探していること。
この2つだけだったんですが、
おかげて割り切れました。
そうなると業種縛りでは都合が悪いんです。(当時は)
Webサイト制作でターゲットを絞るにしても、
目的で絞る方がいいわけです。
そこで僕が変えたサービスが
・売れるWebサイト制作
のちに
・インターネットビジネスコンサルティング
こういうものでした。
サービス内容もランディングページもコピーもこれに合わせてすべて変えました。
もちろん、それだけでじゃぶじゃぶ売れたりはしませんが、
この後の苦労は得意なマーケティングの中での工夫でクリアしていけたので、
スムーズに立ち上がっていきました。
(何をしたのかはまた別の機会に)
この話を何も考えずに聞くと、
単に僕がサービスを変えたらうまくいったんだぜって言ってる武勇伝に聞こえるかもしれません。
そこがポイントじゃないんです。
重要なのは売りやすい売り方に合わせてサービスを変えたことなんですよね。
聞けば「そりゃそうか。」って思うと思うんですよ。
でも、売りやすい売り方に合わせてサービスを決める人って意外といません。
たいていは「なんとかこれが売れる方法はないか?」と
未知で不得意な販売方法をやろうとしたり、そんな方法を探し求め続けたりするんです。
でもさ。
思いつかないものは思いつかないし、
うまくいかないものはうまくいかないと受け入れるのも結構大事なのじゃないかと。
たとえば、モールで大量にものを売りたいのだとします。
Amazonのマーケットプレイスで販売しやすいものが存在します。
であればやるべきなのはAmazonのマーケットプレイスで販売しやすいものを
仕入れることだと思うんですよね。
たとえば、固有の上場企業だけに売りたいサービスなのに、
紹介などをたどって直接セールスをしまくることはしたくないのだとしたら、
売りたいものと、売り方があってないんです。
Web広告で集客しやすいもの。
セールスなしでクロージングしやすいサービス。
Meta広告で売れやすいもの。
もし自分の商品やサービスを一般的なWebマーケテイングしてみたけど売れなくて、
『今は売れてないけど』他の方法を編み出せば爆発的に売れるはずだ。
と考えているとしたら、
こういうことから自分のサービスを決めるって考え方も、
スモールビジネスの僕らには大事じゃない?という話でした。
あ、でも成功例もめっちゃあるから
やったらダメじゃないんです。
それだけの時間とコストは覚悟していこうぜってことです。
では。
【雑談】ダーツ上達法
先日ダーツに行ってきました。
といってもおしゃれなダーツバーで
酒でも飲みながらダーツに勤しんだわけではありません。
親戚の親子と僕ら親子で昼間に遊びにいったんですね。
定期的にダーツをして親子勝負とかしてるその一環です。
場所もアミューズメント施設である「ラウンドワン」のダーツコーナー。
しかも練習したわけじゃないから全員下手。
偶然点数がよかったり、狙うべき場所に刺さると大喜びするっていうかわいいものです。
ただ、今のダーツのマシンって実によくできてます。
一般的なダーツのゲームである
・カウントアップ(合計点数が高いと勝ち)
・ゼロワン(301点から始まって最後0になると勝ち)
これはもちろん他にも楽しいのが結構あるんです。
たとえば、パズルゲームと組み合わさてて、
指定したエリアに刺さるとブロックが消えていくみたいなのとか。
たぶん伝わらないのだけど、何にも知らない子供、
ダーツが下手な素人でも楽しめるようになってるってことです。
おかげて3時間くらいやりました。
日本だけかもしれませんが、ゲームセンターそのものが
日本は独特なのでぜひ来日されたら行ってみてください。
話は変わりますが、プロスポーツであるダーツってDAZNなどのスポーツ配信サービスにもあるくらい
人気がありますよね。
僕の友人も昔『ダーツ上達法』ってコンテンツ販売でものすごくうまくいってたのを思い出します。
(たぶん今でも売れるんじゃないかなと。)
では。