起業・ビジネスにミッションは必要か?【第724回】
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昨日モヤモヤするSNSの投稿をみました。
成功してそうな起業家の人が、
資金調達しようといしてる若者へ苦言を呈してました。
要約するとこんな感じ。
「金儲けしたくて起業するとか舐めてんのか。」
「起業は本来、自分がやり遂げたいことや、
世の中に与えたい価値のためにするものだ。」
この意見には、納得している人が大多数かもしれません。
だって使命感でもなければ、
ビジネスの困難を乗り越えられない。
金のためにやれるほど甘くない。
って具合です。
本当に?
あなたも心の底からそう思います?
僕は小さいながら16年生き延びてきましたが、
使命感を持って始めたりしませんでした。
ミッションなんて余裕なかったです。
明日食うために必死なだけでした。
クライアントさんにも使命感をもって始めた人は
あんまりいないように思います。
ということは、僕はビジネス舐めているのでしょうか?
あの若者と同じように怒られるのでしょうか?
ってことで、今日は「ビジネスにミッションは必要か?」をお話します。
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文章バージョン続き|起業・ビジネスにミッションは必要か?
正論を言えば、
何をするにしても使命感があるほうが良いでしょう。
世の中のためになる価値あるものを提供したい。
そんな強い思いもある方がいいに決まっています。
でも、こうも思うんです。
お客さんは「使命感」を買うわけではないということ。
お客さんは欲しいものを買うんだろうということ。
お客さんは価値のあるものを買うんだろうということ。
お客さんは「提供された価値」にお金を払うんだけど、
「自分にとって価値あるもの」を買うのであって、
売り手の与えたい価値に価値を感じるとは限らないこと。
逆に、使命感がなくても、
お客さんが得たい価値を感じれば物は売れますし、
「お客さんは何を買うのか?」をひたすら追求したものは、
価値のあるものだということかなと。
要するに、使命感と提供したい価値と、
ビジネスの成果は比例するものではないって思うんです。
商売ってただただ人が欲しいもの、
人が価値を感じるものを売れば収益がでるって単純な物な気がするんですよね。
じゃ使命感なんてなくてもいいか?っていうと、
これもちょっと違うと思ってます。
使命感がなくてはダメなんじゃなくて、
お客さんが欲しいものを売ってビジネスを回すまでやれた人は、
結果的にそのビジネスに、
使命感のようなものくらいは持っていたのだと
気がつく感じだと思うんですよね。
それは自分の家族のためかもしれないし、
お客さんのためかもしれない。
従業員のためかもしれません。
業界の変革のためとかじゃないかもしれないけど、
何か使命のようなものは持ってると思うんです。
じゃないと、ビジネスは結構めんどくさいですから。
だから正直に言うと、
使命とかを全面に出すのはよくわかりません。
なぜなら使命感を全面に出して、
ビジネスの困難に立ち向かい続けた人をあまり知らないからです。
たいていその使命感とやらのために始めたもので儲からないと
すぐに諦めます(笑)
で、次の「使命感」を持ってたりします。
河野調べてでは、
ビジネスをただの商売だと理解している人の方が
よほど「絶対成功させる。」という使命感を感じるし、
困難に立ち向かってる印象があるんですよね。
なので強引ですが結論です。
儲からないことで判断が鈍るような使命感なら
ない方がまし。
かなと。
では。
【雑談】体調崩したよ。
「胃腸炎ですね。
ストレスと、疲れです。」
3日ほど前医者にそう言われました。
なんかめっちゃしんどかったんです。
倦怠感と関節痛と・・・あれとこれとで、
しんどかったんです。
誰も労わってくれませんのでもう一度言います。
「俺しんどかったんです。」
ちなみに男性がちょっと体調悪いだけで
大騒ぎするのは世界共通みたいですね。
英語でたしか”Man Flu”でしたっけ?
(研究で否定されてもいたけど実感はその通り)
で、僕のMan Flu話に戻ります。
人にうつしたらいけないと言われたんで
速攻でインフルエンザなど感染症の検査をしたら陰性。
その時言われた病名です。
胃腸炎と疲れ。
確かに自覚があるんですよね。
ここ1ヶ月くらい。
睡眠不足気味で
仕事を結構頑張ってました。
そんな中サービスして体酷使したりして
「心地よい疲労だなー。」なんて言ってたのがダメだったんです。
僕はたまにあるんですよね。
体が強い方じゃないのに、
仕事はりきって、体とか動かしちゃって、
交感神経が優位になって
免疫が下がるやつ。
てことで、
結局1週間ほど本調子じゃありませんでした。
がんばったぶんが、いつもの如く元に戻りました。
っておちです。
みなさんも気をつけてくださいねー。
継続できるペースで頑張る。これ大事です。