【最新版】コーチングとは何か?ビジネス視点で徹底解説
目次
昔からコーチングビジネスに興味を持つ人は本当に多いです。
僕のクライアントにも、
「コーチングを受けて人生が変わった!」
という強い情熱を持ち、
自らもコーチになりたいと考えている方がたくさんいます。
その方々は、真面目にコーチングのスキルやマインドセットを学び、
本質をしっかり理解しようと貪欲に努力しています。
これは素晴らしいことですし、
コーチングの本質を理解しているコーチは、
顧客の継続率が高く、提供する価値も非常に大きい。
口コミも広がり、ビジネスが成長し安定します。
スキルと本人の人格が伴ってる人は
コーチングをした顧客から圧倒的に信頼されています。
しかし、コーチングをビジネスにしようとした場合、
もっと手前にめっちぇくちゃでかい壁が立ちはだかります。
多くの人が直面するのが、お客さんが獲得できない。
つまり生計が立てられないという現実です。
いくら情熱やスキルがあっても、
いくら人格者あっても、
マネタイズできなければビジネスは成り立ちません。
というのもコーチングの集客は難易度が他の業種より高いんです。
コンサルティング業も集客が難しい分野ですが、さらに難しい。
多くの人が「スキルがあれば自然とお客さんが来る」と思い込んでいますが、
それは誤解です。
コーチとしてのスキルの高さと顧客獲得の難易度はほぼ相関しないのが現実です。
その結果、情熱を持ってコーチングに取り組んでいるにもかかわらず、
適当にやっている他の業種の人たちよりも稼げない状況に陥ることが多い。
これがコーチングビジネスを進める上で最もやるせない部分です。
そこで今日は、コーチングをビジネスとしてどうやってマネタイズするか。
具体的な方法を解説したいと思います。
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文章バージョン続き|コーチングとは何か?ビジネス視点で徹底解説
最初に理解してほしいのは、
コーチングは単に金儲けを優先するビジネスとしては難易度が高いという事実です。
コンサルよりも難しいと思います。
だから実は情熱があるからこそ続けられるビジネスで、
ただ「お金を稼ぐため」だけなら他の選択肢の方が向いているかもしれません。
それでも、コーチングをマネタイズしたい方に向けての話なので、
そこだけ理解していてくださいね。
それではコーチングでマネタイズしやすくするポイント説明していきます。
できる限り次のポイントを押さえてください。
1. 世俗的な目的を優先する
コーチングの目的が、金儲け、名誉、性愛といった具体的で現実的なものだと、
顧客は動きやすくなります。
例えば、
起業コーチ
英語コーチ
ダイエットコーチ
これらは、結果が分かりやすく、目標も明確です。
世俗的な目的を優先することで、
クライアントは「自分の欲求を満たすためにコーチングを受ける」
という明確な理由を持ち、動きやすくなります。
本来は「幸せになる」という目的の手段であるはずの世俗的な要素を、
あえて「目的」にすることで、
顧客が動く土壌を作ることができます。
2. サービスの名称を工夫する
次に、サービスの名称を変えることが重要です。
コーチングそのものを売り込むのではなく、
具体的な成果や役務が明確に伝わる形にすることで、
クライアントにとってより魅力的に映ります。
例えば、
「自己表現を高めるライティング術」
「自己分析ワークショップ」
これらのように、成果が明確に見えるサービス名にすることで、
クライアントが「自分が得られる価値」を簡単にイメージできるようになり、
結果として契約に繋がりやすくなります。
3. リード数を2倍以上に増やす
コーチングビジネスは、一般の業種と比べて成約率が低いです。
通常のビジネスなら3%~7%の成約率が期待できますが、
コーチングでは0.5%~1%の成約率になることもあります。
そのため、リード(見込み顧客)の数を2倍以上に増やす努力が必要です。
広告やSNSを使い、啓蒙活動を行いながら、
リードを獲得していきましょう。
乱暴な言い方になりますが、
コーチングビジネスでは、
一般的なビジネスの2倍のリードが必要だと覚えておいてください。
4. SNSでの認知度を高める
コーチングビジネスでは、クライアントを増やすというよりも、
SNSでの認知度を上げることに注力する方が成功しやすいです。
自分をグルにしていくとか、カルト的なファンを作るといった手法です。
当たり前ですがSNSでの人気が高まれば、自然とリードも増えていきます。
ただし、ここで多くの人が陥る罠は、
リサーチや投稿が圧倒的に不足していることです。
現代のSNSは良いことを発信しているだけで
視聴が増えるような構造になっていません。
「ウケる」投稿を、「数多く」する必要があるんですね。
そのためにはリサーチと、投稿のための作業時間がものすごく重要になるんです。
コーチングをビジネスにしようと多くのひとがSNSに取り組むんですが、
うまくいかないのは、この2つリサーチや発信が足りていないからです。
実際この必要な作業をしてないけど続けてみて、
結果挫折している人が多いのではないでしょうか?
SNSを使うと決めたなら、徹底的にやる必要があります。
なので向いてない人はこの4以外のポイントを徹底したほうがうまくいきます。
5. 無料セッションで経験を積む
コーチングビジネスで成果を出すためには、
無料セッションを繰り返し行い、経験値を積むことが重要です。
コミュニティに参加し、広告を使ってリードを集め、
無料セッションを続けることで信頼を築き、
最終的に有料クライアントへと繋げることができます。
すでに何か人が集まる場所にいる人なんかは
この方法から試すと顧客が意外と集まります。
もちろん人付き合いが苦手だったり、億劫な人はこの手は使わなくても大丈夫です。
他のポイントを意識してください。
6. 実は「コーチングをやりたい人」の方が多い
ここで最も言いにくい事実ですが、
コーチングを受けたい人よりも、
コーチングを「やりたい」人の方が多いという現実があります。
コーチングをやりたい人ばっかりなんです。
つまり、コーチング養成講座や集客講座を開く方が、
実際のクライアントを集めるよりも容易なのです。
これはインテリアデザインなどでも同様ですが、
業界全体で広く見られる傾向です。
こだわりがないなら、
コーチ養成講座の方が集客は楽だと思います。
(補足)
コーチがクライアントを変えなきゃ、と思っていませんか?
ちょっと話がそれますが、
「コーチングって、人を変えなければ価値がない」
と思っていませんか?
これ、よくある考え方だと思います。
「クライアントに気づきを与えて、そのために行動を促し、結果として変化をもたらす」。
それがコーチングの目的だと思うから、
「変わらなければ意味がない」と思うわけですよね。
でも、ここでちょっと立ち止まってほしいんです。
変わらないと焦ったり、落ち込んだり、
時には相手のせいにしてしまうこと、ありませんか?
その結果、言葉が過激になったり、
クライアントを突き放したり、
自分を反省しすぎたり、
要求がどんどん高くなったりしてしまいます。
ただ、実際にはどうかというと、
達成できている人は、
全体の10%を切っているんじゃないか、と思います。
5%かも。
短期的にはほとんどの人が目標を達成できない。ってことです。
もちろん、長い目で見れば、10年後に達成することもあるかもしれません。
でも、コーチングを受けてすぐに結果が出る人は少ないのが現実です。
それでも、クライアントが価値を感じていないかというと、
そんなことはないんです。
最高のサービスだったと思ってる人は80%以上くらいいるかもしれません。
目標を達成した人は5%なのに満足している人が80%。
この理由は単純です。
コーチングは特に、
100人いれば、100通りの価値の感じ方があります。
ただ話を聞いてもらっただけで救われる人もいれば、
どこかに行けそうな希望を見出した人、些細な変化を感じた人もいる。
大きな変化を目指すのは当然ですが、
「変わらなければ意味がない」
「自分が変えなきゃ」
というプレッシャーは不要です。
クライアントを変えられないと意味がないというのは、
実はコーチングの本質を見失ってしまうことになるんです。
たとえば、**「英語コーチング」**のようなサービスを提供するときも、
「クライアントの英語力が劇的に向上しなければ、自分も負けだ」と思うかもしれません。
でも、それって実は危ない考え方です。
相手の価値を自分の物差しで測ることはやめたほうがいい。
そうしないと、「価値を提供できていない」と感じてしまい、自分に余計なプレッシャーがかかる。
それが続くと、最終的には自分自身が潰れてしまうんです。
これはコーチングのスキルにも関わる話で、深いテーマです。
なので、ここではこれ以上深掘りしませんが、また別の機会に話しますね。
とにかく万能感を持つなってことです。
■まとめ
コーチングビジネスを進める上で、お客さんを獲得するのに苦労する場面が多い。
そのため、今日話したポイントを押さえつつ、少しずつ進めていくことが大切です。
そして、もし行き詰まったら、他のビジネスを並行して進めるのも一つの手。
無理に一つの道にこだわる必要はありません。
最終的に大事なのは、あなたがどう感じるか、どう行動するかです。
それでもコーチングビジネスについて助けが必要なら、いつでも声をかけてください。
僕はそのためにいるので。
いつでも相談にのります。
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では、また。
【雑談】奴隷からお札になった男
高橋是清さんてご存知ですか?
僕、歴史が好きで、
明治初期から日露戦争時代の話を何度も見聞きしてきたんですが、
いつも気になるのが高橋是清なんですよね。
この人、人気もありますが、すごいと思うんです。
まず、波乱万丈の人生で、
アメリカに留学したはずが詐欺に遭って、
奴隷として売られそうになった経験があるんです。
奴隷って。。
普通ならそこで心が折れそうですよね。
でも高橋是清は日本に戻ってからも諦めずに、
ついには日露戦争の戦費調達を成功させた。
これ、ただの戦費調達じゃないそうです。
国家の存続がかかった超大型の融資を自力でまとめあげたわけで、
並大抵のことじゃない。
だって弱小国家の日本に金をひっぱるって、
何もサービスを立ち上げてないスタートアップが
100億円くらい投資をしてもらうくらいすごいんじゃないかなと。
もちろん、有名な軍人さん東郷平八郎や乃木希典といった偉大な軍人が前線で戦っていたのもすごいけど、
神社にもなってますしね。
僕はいつもその裏でお金を集めた高橋是清に目が行っちゃうんですよね。
あ。別に戦争のために活躍したからじゃなくて、
この実務力がすごいなと。
しかも、彼の人気の理由はこれだけじゃない。
後に首相になって、昭和金融恐慌のときも現場にいたし。
最近また『坂の上の雲』を見返してて、
この時代のことが描かれているのを見て、やっぱり高橋是清すごいなって思い出したんですよ。
司馬遼太郎のこの作品って、東郷平八郎や乃木希典みたいな軍人たちが活躍する話ですが、
僕はどうしても高橋是清みたいな実務者に感銘を受けちゃうんです。
どうやら僕はイノベーターでもなく
起業家でもなくしぶい実務者や管理者、参謀みたいな人
No.2へ魅力を感じる性格のようです。