【すぐ買うお客さんだけ相手にしたいんです!】
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
※3000円が1秒で・・・
詳しくは編集後記で!
「今すぐ買いたい人だけ相手にしたい。」
あるメンバーさんとミーティングでそういうお話になりました。
これほど効率的なセールスはないからです。
たとえばそれが英会話教材だとしましょう。
そもそも”教材を”買うかどうか悩んでいるとか・・・
そもそも”自分に学習が続けられるかどうか”悩んでいるとか・・・
こういう”今すぐ買う気がないお客さん”は、できれば相手にしたくないですよね。
非効率だからです。
もちろん、
継続的にメールマガジンなんかで接触することで、
”今すぐ買う気がないお客さん”が、
そのうちその気になるということはあります。
だからこそ、長期的に収益を拡大していくなら、
”買う気のない人”も相手にしていくべきだと思うんですよね。
ただ、
「今すぐ客だけを相手にするためだけを目的にするとしても、
”今すぐ買う気がないお客さん”を相手にしなければなない。」
ということを意識されたことはあるでしょうか?
言い直しますね。
「今すぐ買いたい人を相手にするためには、
今すぐ買いたくない人を相手にしなければならない。」
ということなんです。
ということで今日は、今すぐ客を相手にしたいなら、
今すぐ買いたくない人を相手にしなければならないという
なぞなぞみたいなお話をしたいと思います。
■想像してみてください・・・
まず最初にこんなことをちょっと想像してみて欲しいのです。
今あなたが、まさに結婚紹介サービスや
お見合い斡旋サービスを利用すると心に決めたとします。
あなたは、なんとしても結婚すると心に決めているし、
目標の時期も決めています。
その決心は揺らぎません。
そのためにコツコツためた50万円を使う覚悟もできています。
で、どの会社やサービスに依頼しようかと悩んでいるとしますよね?
そんな時目にした広告やWebサイトがこんなの↓だとします。
『なんとしても結婚したい人だけ問合せください』
とか
『入会無料カウンセリング実施中』
とか。
まさに、やる気があって、
今すぐ買う気のある人だけ相手にする広告やコピーです。
どうですか?
問合せをしてみようと思いますでしょうか?
おそらくですが、意見は半分半分だと思うんですよね。
「この方が申し込む気がする。」という人 50%。
「この方が申し込むのに躊躇する。」という人 50%。
やる気があっても半分は申し込みません。
これは確率論の結果ではないんですね。
今すぐ買う気のある人だけ相手にする広告やコピーだからこそ、
今すぐ買う気のある人が離れてしまっているからなんです。
見落としがちなポイントがあるんです。
どういうことかというと・・・
・お客さんは本心を偽る。
こういうことです。
今すぐ買う気のある人は、
常に他人に今すぐ買う気があるとアピールなんてしません。
特に売り手には本心を偽る人が結構います。
身に覚えがないでしょうか?
洋服屋さんで、シャツを買う気満々で入っているのに、
店員「何かお探しですか?」
あなた「いえ、なんかないかなーなんて思って・・・エヘ。」
みたいな。
もちろん、本心を偽らない人もいます。
感覚的に半分くらいの割合でしょうか?
僕はそのタイプです。
よほどクライアントさんのライバルをリサーチする時に
お客さんのふりをするときとか意外は直球です。
服屋でも(普段いきませんが)、おそらく「何かお探しですか?」と聞かれたら、
「○○で○○の○○を探しているので見立ててください。 ○○万以内なら買います。」
時間ももったいないし、面倒なので、こう言うと思います。
でも残りの半分の方は本心を偽るはずなんですよね。
直球でいきなり聞かないと思います。
理由は単純です。
「もし断りずらくなったらどうしよう。。。」
「品質や相手が信頼できるかわからないし・・・」
「営業がしつこかったらどうしよう・・・」
要するに、信頼していないから。
だからこそ、やる気がないそぶりをして、試しているんですよね。
相手をです。
僕たち売り手を。です。
となるとですね、
今すぐ買う気のある人だけ相手にするためには、
今すぐ買いたくない人を相手にしなければ、
獲得できるはずのお客さんを全部獲得できないんですよね。
これは特にWebサイトを使って集客する場合は気を使うべきポイントです。
・広告のコピー
・Webサイトのコピーやオファー
・問合せフォームの入力項目や必須項目
こういうことに気を使わないと、
今すぐ客だけ効率的に獲得しているつもりが、
自分で収益を減らしていることにもなっちゃうんです。
友だちに彼女を紹介してあげたくて、合コンを主催したとします。
(これまた僕が最高に不得意なことを 例にだしていて自分で滑稽ですが・・・)
そのときに、
「絶対に彼氏が欲しい人限定の合コンなんだよね。 だから来てよー!」
といって、女性をたくさん集められるかどうか?
彼氏が欲しい女性がはりきって、
「行きます!」
と殺到するか?
答えは出ていますよね(笑)
■ブランドは接触頻度×人数
と、今日のテーマは、
今すぐ客を相手にする方法をお話したことになるわけですが、
これって結局見込み客は全員相手にしてくださいってことになります。
僕はそう言っています。
問合せ段階ではふるいにかけられない
=ふるいにかけるべきじゃない。
そうなると、そのサービスなり、
商品なりに興味がある人を全部とることになります。
・今すぐ買う気がある人
・今すぐ買う気がある人で本心を「今は買う気がない」と偽る人
・今は買う気がない人
これを全部相手にすることになっちゃいます。
一見非効率です。
でも、僕はそうせよって言っています。
そもそも、安定してお客さんを今の日本で集めようと思ったら、
よほど「イケテル」サービスを生み出さないかぎり、
ブランディングなしには難しいのですね。
で、このブランディング。
僕が思うブランドの作り方は、
自分や自社、自社の商品のよさを知ってもらう頻度と、
その人数なんだと思うんです。
そうなるとですね、
「できるだけ多くの興味のある人へ、
できるだけ長く、
できるだけ多く自分や自社、
自社の商品のよさを 知ってもらう。」
ということになるわけです。
そうすることで、
・今すぐ買う気がある人
・今すぐ買う気がある人で本心を「今は買う気がない」と偽る人
・今は買う気がない人
長期的に考えるとみなさんお客さんになってくれます。
なので今日の別の結論は・・・
「今すぐ客だけ相手にしたい!」
じゃなくて、
「興味があるお客さんをいずれ全員お客さんにする!」
くらいがちょうどいい。
ってことですね。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと
僕が直接全部お返事しますので感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
ただし、ニュースレター配信直後は特に、
非常にたくさんのご相談メールやお電話をいただくものですから、
お返事に少々お時間をいただくことになってしまうかと思いますので
ご理解くださいますとうれしいです。
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過去3週のネタ
【「みんなやっていますよ?」の効果効能】
【成功するビジネスってなんだろう?】
【やりたいことではお金を稼ぐ答えみたいなもの】
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【編集後記】
節分。
豆まき。
恵方巻き。
うちは4歳児と1歳児がいますので2月3日にやりました。
で、この日のために僕が暖めていたネタを実行すべくというか正確に言うと
すっかり忘れていたので当日あわててドンキホーテに駆け込みました。
暖めていたネタとは・・・
”メッチャコワイ鬼のかぶり物をかぶって、
全身気ぐるみで本物の鬼だを思うように鬼の役をする。”
ってことです。
あれ?
これ「普通じゃない?」とか今にも言われそうですね。(笑)
いーえ。家にいやしないだめパパっぷりを発揮している僕にとっては普通じゃないんです。
で買いました。
着替えました。
しめて3000円。(安!)
そして着替えましたよ。
結果、声も出さずに押しかけたその瞬間!
1秒で娘が、
「パパー鬼ー あっちいけー わはははーーー」
笑顔で豆をしこたまぶつけてきます。
ただのノリのいいお父さんになっていました。
どうやら、幼稚園のおませな友だちに、
「鬼はパパがやるよねー」
なんて話をいつもされているみたいでまったくムリ。(笑)
変わりに下の息子がこれ以上ないくらい怖がって泣いてましたので、
成功っていや成功ですが下は何もわかっていませんので
ただのいじめみたいになっててまーなんというか複雑でしたねー。
成功したのやら、失敗したのやら・・・。
来年はプロに頼もうかと思います。(笑)
■追伸その1
今年も新しい企画やらプレゼント結構準備しています。
いつやるんだよ!ってつっこまれそうですが、ちゃんとやりますよ。
いくつか予告しておきますね。
・ポッドキャストの公開収録 東京都内+どこかの地域でやります!
おそらく何度か。
・海外起業家インタビュー第四弾は いよいよクライアントさんの登場です。
もちろん初回はベトナムの・・・。 これは相当やばいです。面白いです。
なので一部意地悪でカットしようと思っているくらいです。(笑) 乞うご期待。
・幻の?初回配信も含めポッドキャストバックナンバー
特別プレゼント付で配布します。 乞うご期待。
■追伸2
無料相談のご依頼を非常にたくさんいただいているものですから、
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このニュースレターで取り上げる公開質問も受け付けております。
無料相談の順番が待てない方は、ご利用くださいませ。
起業前、副業前?の悶々とした相談も取り上げています。
(といっても無料相談の方が多いので やっぱりその方がいいのですよねー。遅くなっていてすみません。)
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■追伸その3
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よろしければ「いいね」よろしくお願いします。
また個人でもFace Book 結構書き込んでいます。仕事、プライベート。
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