【お金になるビジネスを探す場所】
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
※イケてない話。
※大阪勉強会 おかげさまで満員です。
→詳しくは編集後記で!
僕はサーフィンが大好きです。
いきなりですが、そのサーフィンの話から。
あ。いい感じでテーマに関連しますので、
まー聞いてください。(笑)
サーフィンってスポーツを簡単に説明すると・・・
”波が割れる直前の斜面を割れる方向へ横に滑っていく遊び。”
となります。
なのでいろんなルールがありまして、
”ひとつの波には一人しか乗ってはいけない”
これが一番有名です。
波は不思議なもので実は規則的に押し寄せます。
その押し寄せるタイミングのことを
”セット”と呼びます。
ざぶーん ざぶーん ざぶーん と
3本とか5本とかの比較的大きな波が来るわけです。
それに乗り、乗って岸際までいったら、
パドリングといって手でこいでまた沖に戻り、
セットを待つ。
そんな遊びがサーフィンです。
あ。ちゃんと商売の話をするので、
もうちょっと付き合ってくださいね(笑)
でも思い出してほしいのですが、
ひとつの波には一人しかのれません。
ここで問題です。
セットが定期的に5本来る場所で、
波を待っているサーファーが10人いるとします。
波に乗れるでしょうか?
10名中5名は自分より上手だったり、
速度の出るボードを持っていた場合、
セットの波のうち1本を5名の誰かが逃して、
かつ残りの5名も逃した場合にしか
波には乗れません。
わかります?
2時間波をまっていて、
5本だけ波にのったとかが起こるわけです。
乗れたら波がすごくいいのですが、
でも乗れない。
逆に1Kmほど先のビーチでも並みが割れています。
波はさきほどのポイントよりはよくはないです。
長くは乗れそうもない波。
波待ちは3名。
セットは5本くらい続いています。
ここで問題です。
波に乗れるでしょうか?
十分乗れますよね。
2時間やって、
ヘトヘトになるくらいは楽しめます。
波は上級者にとっては、しょぼい。
でもたくさん乗れます。
こういうとき
サーファにはこの3つの選択肢があります。
A波がいいところで人が多くても、
取り合いに勝てるよう技術とかポジショニングを訓練する。
B波が多少悪くても、
とにかくたくさん乗れる場所に移動する。
C波がよくて人も少ないポイントを
夕方まで探す。
あなたはどれを選びますか?
ちなみに僕は断然Bです。
■儲かりそうなビジネスを探してみた1
さて、話をいよいよ商売の話に戻しますね。
お待たせしました(笑)
このサーフィンのポイント選びと同じことが
ビジネスのネタ選びでも行われていたりします。
Aずいぶん儲かる商材でライバルが多いところで這い上がろうとする。
Bすこし儲かる商材でライバルが少ないところでまずは稼いでみる。
Cずいぶん儲かってライバルが少ないところを探し続ける。
あなたはどれを選びますか?
僕の創業当初の話をしましょう。
僕はホームページ制作のサービスから始めましたので
まず普通に中小企業や個人事業向けのホームページ制作のサイトを作って、
リスティング広告を流してみました。
結果はクリック単価が非常に高いのと、
反応率が悪く、問い合わせを取るための広告費に1件あたり1万円以上でした。
駄目だな。と。
これはサーフィンでいうとAのポイントでした。
次にFAXDMで中小企業や個人事業向けのホームページ制作の
コピーを書いて流してみました。
オファーは無料の冊子です。
結果は反応率が非常に悪く、
反応率が悪く、問い合わせを取るための広告費に1件あたり2万円以上でした。
駄目だな。と。
これはサーフィンでいうとAのポイントでした。
次に自転車でのポスティングで中小企業や個人事業向けのホームページ制作の
コピーを書いてポストを回ってみました。
オファーは無料の冊子です。
結果は頑固おやじの管理人さんに
犯罪者を見るような目で怒鳴られまくり、
反応率とかの話どころじゃなくて、深い心の傷を負いました(笑)。
駄目だな。と。
ポイントにつくまでに事故した感じです。
次にFAXDMで塾や、語学学校など業種に特化したホームページ制作の
コピーを書いて流してみました。
オファーは無料の冊子です。
結果は反応率が非常によく、
問い合わせを取るための広告費に1件あたり2500円でした。
そのリストへのセールスで成約率は10%。1件の注文に3万以下でした。
これはBです。
すこしはお金になっていきました。
次にまたネットに戻って、
海外在住者に特化したホームページ制作のサイトを作成して
リスティング広告を流してみました。
オファーは無料相談です。
結果は反応率が非常によく、
問い合わせを取るための広告費に1件あたり1500円でした。(当時)
これはBです。
お金になっていきました。
この繰り返しで、
今に至っています。
今のビジネスをしている最中も
この繰り返しで撤退したものもたくさんあります。
■儲かりそうなビジネスを探してみた2
僕のコンサルティングメンバーさんのケースも見てみましょう。
日本の方ですが、
ご本人の会社員としての経歴や、
経験から検討していって、あるIT系のサービスを思いつきました。
ご本人は未経験の仕事です。
リサーチだけでは、需要があると創造できるので、
AかBであると思われます。
そこで早速サイトを作成し
リスティング広告を出してみました。
結果は反応率が非常によく、
問い合わせを取るための広告費に1件あたりなんと数百円でした。
成約率もよくお客様獲得コストから利益を引いても
十分お金は残ります。
どうやらBのポイントを見つけました。
この方の成果の要因はひとつだけ。
「儲かるのだろうか?」
ということを調べたり、悩んだりしなかったことだと思うんですね。
僕は一度も「これ儲かると思います?」と質問されていません。
彼の質問はひとつ、
「リリースには何が必要ですか?その次は?」
これだけです。
なのでもしこの商材が
問い合わせを取るための広告費に1件あたり1万とか2万以上使ってしまった場合でも、
すぐに次の商材を準備して試していかれたと思います。
実はここに最大の成果の要因があるのではないかと。
■不毛な議論
僕が一番不毛な悩みだなって思うことは何かというと、
「儲かるのだろうか?」
と調べたり、悩んだりすることだったりします。
もっと不毛だなって思うのが、
「たくさん儲かるのだろうか?」
と調べたり、悩んだりすることだったりします(笑)
わかるんです。
だってそれが人情。
今年中に月収で50万だ!とか100万だ!とか思っていたりすれば
余計ですよね。
「もしかしてがんばっても月に10万かー・・・これやる意味ある?」
とか思っちゃうんですよね。
でも僕はやはりこういう思考って反対しています。
人情なのだけどあえて否定。
お金になるビジネスって
頭の中や情報から探すのじゃないと思うんですね。
お金になるかどうかを確認していくだけなのじゃないかと。
・広告を流すと問い合わせコストがどれくらいかかるか?
・セールスすると顧客獲得コストはどれくらいかかるか?
・利益はいくら残るか?
・どれくらい拡張できるか?
この確認行為の繰り返しだと思うんです。
で、問い合わせコストがかかりすぎるものは
すっぱりあきらめる。
そして次。
で、利益が残るけど拡張できなくて
収入はせいぜい月10万とかなら
それはそれで得つつ次。
こういうことしていくと
勝手にお金になるものが見つかっているというか
つみあがっているという感覚だと思うんですよね。
見渡すとみんなそうなのじゃないかと。
別のビジネスをしていくのか
同じビジネスで試すということを繰り返すかは
最初の問い合わせコストとかで決まりますが
ビジネス内で試すのと
別のビジネスで試すだけの違いで本質は同じです。
極論というと確率の問題だというのは創造できますよね?
もちろん、試すという行為を
広告でアクセスを流すということに頼らない方法もあります。
こっちが今ははやっていたりもします。
でも、再現性の高さと速度でいうと
ある意味広告が圧勝なんですよね。
となると大事な資質は1つ。
お金を使う思い切りの良さです。
「札束に火をつけて燃やせない奴はビジネスをするべきじゃない」
これは僕の大好きなマーケティンググルと呼ばれた金森重樹さんの有名な
メッセージですが、同意です。
別に100万とかじゃなくていいと思うんですね。
自分の環境にあった額。
でももしそれが毎月3万なのであれば、
毎月3万しか使えない商材、マーケットしか試すべきじゃありません。
何度もいいますが、
”試す。””確認する。”
ということで金になりそうなことは探していきます。
であれば試すことが手持ちの金で
できない分野は意思は関係なくできないのです。
毎月3万しか広告が出せない人は、
すっげー儲かる商売を探すのはまだ早いかもってことです。
たとえば住宅とか不動産の売買をしたいとしますよね。
1件成約すれば百万以上の利益です。
年間20件決めれば2千万。
でもこのマーケットは、問い合わせコストに
間違いなく3万円近くは使います。
試すまでそのお金では到達できないんです。
たとえば3万あればガイドの依頼が3件きて
6万手元に残るとか
そういった世界しか試せないし、
6万を積み上げて、
広告に再投資してその先に さらなるお金で
儲かるねたを試すという手順しか踏めないと思うんですね。
伝わりますかね?
机上で大きく儲かるねたを探しても結構不毛なんです。
自分の手持ちのお金で
それにチャレンジできるかどうか?
↓
チャレンジしてどうか?
↓
お金が残ったらそのお金を使って
それにチャレンジできるかどうか?
こういう概念だけしかないのですね。
くどいですが
広告を使わずに大きくするビジネスもあるし、
何が成功率が高いかといった基礎的なサーチ法や
情報はありますよ?
でもやはり仮説でしかありません。
現実的にどうなったか?
というものの積み上げの中にしか儲かる答えはないわけです。
・試すことができる分野は?
↓
・それを試してみたら?
↓
・いくら残った?
↓
・次は何が試せる?
すごく単純なのですが
これだけかなって思います。
ぜひなんだか悶々としているなら、
・今のお金で試せる分野は何?
・試してどう?
・いくら残った?
単純化してみてください。
僕の経験上
問い合わせコストが安くなるものは
比例してお金が残ると期待してテストを続けてもいいのじゃないかなって思います。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
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【編集後記】
2週前の編集後記。
僕はこう書きました。
「この1年病院いってません。
自力で直す自然療法覚えたのさ。」
格好つけてこう書きました。
すみません。
僕はわかっちゃいませんでした。
わかっちゃいないんです。
だって、今日行きましたから。
病院(笑)
娘から始まり、
家族全員インフルエンザに連鎖でなりましたが、
手術室のような衛星管理で乗り切っていました。
俺すごいじゃん。と思ってた矢先、
なぜか別の風邪になりました。
鼻と目にくるやつ。
副鼻腔炎?って呼ぶやつですかね?
また我ながら地味なのにかかりました。
別に病院にいかなくてもなんとかなるといえばなるんですが、
実はこれに僕3年前になったことあるんですが
悪化していきまして、おきてられませんでした。
ということで
今日は
ビビッて いったんですよ。
はい。
ビビッていったんです。
病院に。
432児の父ですが、
痛いのは結構いやなのです。
ってことで
格好つける前に深呼吸して
格好つけるほうがいいなと反省した
1週間でした。
【今週のコンテンツラボメンバーズ:こんなことやってました。】
※お試し新コーナーです。
新コーナーなので説明から入りますね。
僕は本業としてコンサルティングのサービスをしています。
これからビジネスをはじめる人、始めたい人、
拡大したい人、何か課題のある人、とにかく僕とともに考ええみたい人。○○な人。
そんな人たちとネットを中心としたビジネスの、実にいろんな課題や
面白いこと、儲かることをクリアする取り組みをお手伝いしています。
僕のコンサルティングのメンバーさんのことを
コンテンツラボメンバーズと呼ばせていただいています。
メンバーズというからには、メンバーシップになっていて、
みなさん同士もいろいろ絡んでいただいています。
で、
そこで話されていることって、ここでは言えないこと、
言っていないことが多いのですが
相当面白いやり取りや、トピックもあるので
今週からちょっとしたものだけでも
可能なものはさわりだけでもご紹介してお話できることはお話してみたいなって思っています。
で早速今週の話なんですが、
毎月の世界中のメンバーさん集めての勉強会が先週ありました。
今回も盛況だったのですがその中で
盛りあがったトピックがあります。
僕が得意にしていますし
結構おすすめの起業サバイバル術。
”おやじの戦略”
についてです。
”おやじの戦略” は僕の造語ですが
もうひとつ正反対の戦略もちゃんとあります。
なんだと思います?
↓↓お答え募集中↓↓↓
info@contentslab.net
こういう引っ張られ方もうっとおしいだろなと思いつつ、
来週からはもうちょっとちゃんとやりますね。
■おしらせ
2月15日土曜の 大阪の勉強会。
おかげさまで、会場を広げてからの席数も満席になりました。
あとはおそらく出そうな1名から2名のキャンセルです。
可能性はありますのでご予定いただいた方は連絡くださいね。
(※メンバーさんは人数に入っていますのでご安心ください)
ご参加の方はお申し込みしておいてくださいね。
↓ ↓
https://www.contentslab.net/oosaka2014feb.html
詳細もこちらです↑
普段はインサイダーでしか話さないビジネスの話をする
お勉強的なセミナーも混ぜてやりたいと思っています。
当然たくさんの経営者さんが起こしになりますし
海外からも参加いただける予定です。
近畿の方 ぜひぜひお会いしましょう。