【成功率100%?カメレオン型ビジネスのすすめ。】
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
※「許してあげよう」でセールスはうまくいく。
※僕がクレーマー?
※音声版はこちらでお聞きいただけます。
https://www.contentslab.net/podcast/mix20140902.mp3
→詳しくは雑談コーナーと編集後記で!
「専門留学の斡旋業を始めましたが、
ぜんぜん関係ない問合せばかりで困っています。」
これ。実際僕が欧州で最近ビジネスをはじめた
コンサルティングメンバーさんからのコメント。
サービスを仮のものに置き換えてお話しますが、
ある欧州の国で専門的な留学の斡旋や手続き代行をするビジネスを
している方です。
仮に”フランス”で”お菓子の大学とか専門学校”への留学だとしましょう。
サービスは主に、その学校への留学手続きのお手伝い。
つまり、入学願書提出、現地ビザの申請、住居契約などの
具体的な”手続き”ですね。
当然学校選定のアドバイスとか情報収集なんてこともやるわけですが
基本的に留学すると決めている人へのお手伝いってことです。
ただ、いざサービスをリリースしてアクセスを集めてみたら、
ちょっと様子が違いました。
確かにお菓子の専門留学にまったく関係ない問合せではないものの・・・
「フランスに留学してフランス語を学びたいです。
でもどうせならお菓子の技術も覚えたいのです。
素人なんですけどね。えへ!」
「おかしが大好きでいつかパティシエとか
自宅でケーキ教室とかしたかったんですよねー。
なんとか1年くらいおかし留学してチャレンジしたいのですよー
まー。今高校生だしー。フランス語もお菓子つくりは趣味でやるくらいなのでー
どうなんですかね。テヘ!」
こんなのばっかり。
文面だけ見ていると笑ってしまうのですが、
問合せはいたって真剣です。
でも、”おかし留学”は海外で学ぶくらいですから、
ある程度の現場の経験があったり、
しっかりとした学校で日本で学んでいたりといった経験がないと
入学すらできない。(とここではしますね。)
つまり、このようなお客様だと、
”お菓子の大学とか専門学校”には、留学すらできないわけです。
要するに、
サービスの提供には至る気がまったくしません。
だって入学できないのですから
斡旋もくそもないわけです。
ここで決断に迫られます。
「このサービスは駄目なのか?」
僕は”カメレオン型”で対処してくださいと
アドバイスしてきたケースが多いです。
ということで今日は、
想定している対象客がいないと感じてしまったときに
そのビジネスをどうするべきか?
という課題を
カメレオン型ビジネスの勧めという形で
お話しますね。
■やっかいな2択問題。
問合せはあるのだけど、
見込みのある顧客からの問合せじゃない場合の選択肢は
この2択になることが多いです。
A:対象客が来ないので、
対象客に到達できるマーケティングに切り替える。
B:もう駄目だと考えて別のビジネスにシフトする。
Aの決断だと、
今回のお菓子留学だとWeb集客では対象客が違うとなっちゃっているので
日本のおかしの専門学校とか おかしの店に DMを送るとか
そういうアプローチですね。
Bの決断では、
まったく別のビジネスをしてみるといったアプローチですね。
ビジネスなんてしょせん結果論。
正義が儲かるわけでもないし、
不誠実が貧乏なわけでもない。
どっちが正しいなんてことはありません。
でも、僕は第三の選択肢があるのじゃないかなって思うんです。
そっちのほうが合理的かとも。
儲かるビジネスの基本って、
”お客さんに求められていることを提供すること。”
とか、
”お客さんの困ったを解決してあげること。”
とかって言うじゃないですか?
これには僕は150%共感していますし、
実際そうなのだろうってことは全員一致だと思うんです。
と考えるとですね。
目の前に問合せをしてきてくれているお客さんが存在する
このことそのものが、
ビジネスが存在していると判断できるってことになるんですよね。
なにかに困っているとか、
なにかを解決したいとか、
なにかの望みをかなえたいとか。
そういう人が、
そのために自分たちを頼ってくれている。
”私の問題を解決してくれません?あなた解決できます?”
と頼ってくれている状態なわけですよね。
ということは
”今”がすでにビジネスにすでになっているわけです。
「え?でも専門学校に留学したくてもできないのですよ?
なので留学手続きに進むことがないので
話を聞いていたってエンドレスに悩み相談をするだけで
お金はもらえないのですよ?」
当然こう思います。
それは、ビジネスになっているかなっていないかという課題じゃなくて
マネタイズ、課金、成約、受注できていないという課題だと思うんです。
ビジネスになっているかどうか?
というより、
課金にもっていけているかいないか?
ということかなって思うわけです。
わかりますかね?
町の小さな商店をやっているとして、
夕方奥様がお買い物に来ます。
「なにか今晩の夕食でサクッとできるいいものないかしら?」
と相談されます。
でも
「醤油とか米しか置いていない。」
「酒しか置いていない。」
「金物とか生活消費剤だけおいている。」
そういう状態なわけです。
毎日の暮らしを助けてねって頼ってくれているのだけど
適切な解決をしてあげていないだけ。
そういう状態なんです。
欲しいと言われている商品が用意できていないだけ。
そんなオチなのじゃないかということです。
このケースだと、
実際おかしの専門学校に留学する経験も財力もないとします。
当たり前に留学の手続き代行では
商品があっていません。
だって専門留学では望みがかなえてあげられないのですから。
もっと別の方法で解決できるのじゃないか?
もっと別の商品がふさわしいのじゃないのか?
そんなことを考えるわけです。
・まずはおかしの本場であるフランスに長期で滞在してみる。
そのために語学留学という形にする。
・余力があれば町の簡単なおかし教室も通ってみることにする。
それを今後の人生の選択のきかっけになればと
提案してみる。
もしくは、まだお若い人で
努力によっては専門学校への可能性もなくはなくて、
かつ本人の望みもそこにあるとした場合、
その道のりをときにはコンサルティングし、
ときにはコーチングし
ときには占うようなそんなアドバイスサービスが
求められてるかもしれません。
具体的に言い過ぎて
伝わりにくいかもしれませんが、
・お客さんの欲しいものに商品をあわせてみる。
そういう第三の選択肢です。
じぶんが提供する商品に合うお客さんはどこか?
とどうしても思ってしまうもんです。
それが人情。
でも、いきなり「あなたは留学できるか否か?」と
ふるいにかけて、だれもそのふるいに残らない場合は
古いのサイズを間違っていると思うほうがいいのじゃないかと。
僕はこういうスタイルを
「カメレオンのように変質していくのですよね。」
なんて表現でアドバイスすることが多いです。
勝手に命名しているのは
”カメレオン型ビジネス”
「コンサルティングってなんだ?」
「お客様満足度ってあんだ?」
そんなことを研究しているときにも
同じ答えにいきつきました。
リピート率100%以上という脅威のサービスで
自社の成長が年々止まらない友達の鍼灸師で整体師の岡林さんに
「お客さんにはどんなスタイルの施術をするのですか?
ゴリゴリ直すのか、ソフトタッチなのか
会話するか しないのか?」
こう聞いたとき
「いえいえ。そんなこと僕は決めません。
お客様が してほしいとおりにして差し上げて
”気持ちよく”なっていただくだけです。」
あーこの人も”カメレオンだ”って思ったのを思い出します。
・頼られているけど課金できていない。
・アクセスが多いけど金にならない。
・やりとりは多いけど成約しない。
・リストだけは膨大だ。
これって「ビジネス」としては
すごく可能性がある状態だと思うんですよね。
あとはどうカメレオンのように
課金しやすいように商品を変質させられるか?
そういうことじゃないかと。
僕はそうしてきたつもりですし、
生き残ったのもそれが大きいと思うんですよね。
アメリカのシリコンバレーあたりで言われはじめたのだと思いますが、
”ピポッド”って言葉が
新しいIT系のサービスでよく使われます。
最初のビジネスやサービスがいまいちの場合
サービスの中身を変質させていく行為のことです。
有名なYoutubeはもともと
デーティングサービスつまり出会い系です。
一斉を風靡した携帯ゲームのグリーは
もともとFacebookと同じソーシャルネットワークでした。
スイッチ、
ピポッド
カメレオン。
まー言い方はなんでもいいんですが、
求めている人に合わせていく。
そう考えると、
なにかの反応があるというのは
おく万長者にはなれないかもしれませんが
外車に乗れるくらいには?なるかもしれないくらい
それほど悲観的じゃないと思うんですよね。
「それは意味ないね。」
というだれからもアクセスレス賛同をとってない
そういう評論はくそ食らえ。
もしそんな感じなら、いい線いっているかもしれません。
カメレオンのように
変質してみてくださいね。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
【今週の雑談】
「結構、こっ恥しいことを言いますね。」
そんな前提で僕がメンバーさんに打ち明ける話があります。
それは
「起業してしばらくは、人を許せなくて苦しい自分がいたんだよね。」
って話。
あ、裏切られたとかそういう感じじゃないのです。
どういうことかというと、
僕は結構起業してから 天狗になっていた鼻をへし折られたので
しんどい時期がありました。
今思えばたいしたことないのですが(笑)
当時は肉体的にじゃなくて
極度に弱っちい精神の鍛錬をしなくちゃならなかったなーって思います。
要するに「俺努力したぜ」って自覚があるわけ。
それはそれでまー別にいいのですが、
やっかいなのはその経験というか変な自信?
が気持ち悪い作用を見せるときがあるってことで、
簡単に言うと、
苦労もせずに 積み重ねもせずに
稼ぎたいけど稼げないとか言っているアマちゃんに
容赦がないってことなんです(笑)
「ならお前はずっと羊のままで飼われてろ。」
こんな言葉言うわけないですが
意気込みとしてはこんな感じ?(笑)
でもこれって、
愛のむちでも、叱咤激励でも、
経験者だけが出せるアドバイスでもなんでもなくってですね。
ただ、しんどかった自分を認めているので
回りにも認めさせたいというような
感情だったり、
楽をして成果を出してきた人への
嫉妬だったり、
同じ目にあわないとうまくいくわけがないっていう
固定観念だったりがそういわせているだけなんですよね。
要するに
いろんな価値観
いろんな人生
いろんなゴール
いろんな幸せ
いろんな決断
こういうことを受け入れる土壌がたりない。
あとは
本当にアマちゃんもいるわけですが(笑)
そういう人だってそんなの人の勝手じゃないですか?
ビジネスをしていようが、
していまいが、
人間の価値に1mmも関係ないわけです。
なのに許してあげられない。
この器量のなさがあったんだよね。
って恥ずかしい告白をたまにしています。
なぜかというと、
特にプロとして長い年月を積み上げて
専門性や特殊性をつかんだ人って
僕と同じような感じになりがちだからなんですね。
たとえば英語の学習をしっかりと行い、
海外生活もなれないなら必死についていって
その上でその経験をもとにいろんな人を導きたいと
留学サービスとか始めるとしますよね?
そうすると、
ただ商売ではじめた人より
自分の 経験をベースにすることが多くなります。
当然お客様の満足度を上げるとか
そういう面では圧倒的に有利。
でもそのぶん、
自分ほど
またはじぶんが認める同じような境遇の人が
積み上げてきたもの。
ヤッテキタもの・
これをしていない人とか、
する気がないとか。
そういう人がおもいっきりアマちゃんに見えて
(実際アマちゃんなことが多いのだけど(笑))
その甘さを許してあげることがしにくいのですよね。
「そんな理由で留学したって駄目だよ。」
「なら留学なんてしなくてもいい。」
そういう感じ。
別にいいと思うんです。
アマちゃんで。
そのまま40近くで
甘さがちょっと違うなって思って
僕見たく努力というものをはじめてはじめることもあるし
きっかけを与えていると思えばいいってのも
自然な接しかたですよね。
自分が努力をしたり
積み上げていたり
我慢みたいなことをしてきたときには
どうしてもま逆な人を「あほと違うか」って感情でてしまうもんです。
でも裏返るとそういうのうらやましいって本音もあるわけで(笑)
ひっくるめて
相手も許すし
そういう嫉妬している自分も許せばいいのじゃないかなと。
ま、そういう話をしてますって雑談でした。
(コーナー説明)
僕が日ごろビジネスに限らずいろいろと思ったり
知ったりしたことをユルクご紹介するコーナーです。
なのでたまーに。「今週はなし」とかもあるかもしれません(笑)
【■編集後記】
女の子を泣かしてしまった。
久しぶり。
妻を?違います。僕が泣かされてますから(笑)
(いや冗談ですよ。ジョーク。)
娘?違います。
話は数週間前。
夏休みの宿題に小学生の自由研究ってのがありまして、
創作とかでもいいとのこと。
僕がその担当だったので、
娘と相談して陶芸でお茶碗を作ろうってことになりました。
どうせなら本格的にやるぞってことで
ロクロで回して、1回焼いて、
その後色を塗って、また焼いて完成。
そんな本当の陶芸のプロセスができる
教室にしました。
合計2回通うんです。
1回目は上出来。うまく作れた感じです。
料金に驚くくらい高くてびっくりしましたが(笑)
で焼きが終わってから色を塗ったり
絵を描いたりできる2回目へ。
娘は絵を描くのはそもそも好きなので
楽しみにしていたようです。
こっそり図柄も決めているらしい様子。
時間も予約してあります。
ただ、なかなか始まりません。
なぜだか教室の先生方が
ソワソワ。ざわざわ。
ピンときました。
「娘の陶器が見つからないのだな。」
夏休みなのですっごいたくさんの
小学生がきているみたいで
そこいらじゅうに焼いたもの
焼く前のものなど陶器がおいてあります。
「しょうがないよなー。こんなに多いなら。」
のんびり待っていると先生が一言。
「すみません。見つからないので
最初から作り直してもらえますか?」
あまりにも、
「ポイントカードはお持ちですか?」
くらい軽く言われたので
一瞬何を言われたのか把握できないほど。
要するに「子供の作ったものがないのです」ってことです。
すでに聞いている娘は半べそ。(笑)
僕は昔からカスタマーサポートを生業にしていたので
サービスにクレームを入れるとかは
人の1000倍くらいないと思います。
でもさすがに、
せっかく「ハート型にしたんだよ」なんていっている
小さい子供の作品だから
大変なのはわかるのだけど
許してくれれば僕が探すんで
もうちょい探すとかで見つかる可能性ないっすかねー
なんて言ってみたわけです。
すっごい普通に言ったんですよ?
笑顔で(笑)
でもなぜか今度は
先生が半べそに。
そして娘が気を使ってか
「いいよいいよしょうがないじゃん。
新しいの作るよ-!」
と解決策を提示。
わかります?この感じ?
くちうるさいモンスターパパが
か弱い女性のスタッフに大阪弁で難癖つけて
泣かしたけど
子供がフォローして収束。
みたいな感じでしょ?
物語にすると
僕が一番ダサいと思うたぐいの
人になってるじゃないか!
と娘に後で愚痴をいったくらいです(笑)
いまだになぜ半べそになったのか
わからないのですが
きっとプロ意識がすっごく高くて
悔しかったのだろなと。
「ごめんなさい。本当こんなの普通ですよ
僕らはなんとも最初から思っていないし思わないので
気にしないでくださいね。
僕なら100個はなくしちゃいますよ。わはっはー」
なんて収支気をつかいまくりの講義でした。(笑)
僕、まだまだ修行が足りませんなー。
にしてもプロ意識高く
親切に教えてくださって
いい経験させてもらえました!
【■ご依頼】
僕らの手がける、新しいWebサービス。
アブローディング( https://abroading.net )
おかげさまでリリースして五ヶ月。
多くの方に使っていただき
会員数も順調に増えています。
そのアブローディングですが、
より使いやすくするために
バージョンアップをしました!
https://abroading.net
より使いやすく楽しいものになったと思います。
秋からまた新たな仕掛けを打ちます。
またシェアさせていただきますね。
※「河野はなぜアブローディングを作ったのか?」
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