【問題です。「結婚したい中年男がとるべき行動は次のうちどれでしょう?」-KPIの勘違い。-】
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
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「女性のための海外ビジネスセミナー1月24日(土)」
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※仕事は楽しいかね?
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→詳しくは雑談コーナーと編集後記で!
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突然ですが問題です。
「あなたは結婚したい独身男性。容姿は中の下。
収入は上の下。年齢はおっさんです。
結婚するために何をすればいいでしょうか?」
A:結婚紹介所に多数登録して、
結婚相手にふさわしいと思える女性からのアプローチを待つ。
だめなら新たに紹介所に登録する。
B:結婚紹介所に1ヶ所登録して、
素敵だと思える登録女性にアプローチを繰り返す。
もちろん自分の身なりや振る舞いには気を使う。
正解は・・・
すみません。”正解”は僕にはわかりません。
ただ、僕ならばBを選択すると思います。
僕と会話したり会ってくださる方に会うということを優先すると思うんですね。
容姿や年齢から考えると
会話もせずに選んでいただけることって
ほとんどないと想像できるなら
やはり自分を選んでくださるかどうか
確認していくしかないと思うんですよね。
でも実態としてはAを選択する人って多いって聞きました。
ま。それはそれでいいと思うんですね。
ただ、おっさんで容姿が平凡以下ならば、
すこし効果が得られにくい作戦じゃないかと思えるわけです。
だって、相手からのアプローチを待つってことは、
自分のプロフィールだけを女性が見て、
・年収欄
・顔写真
・年齢
・職業
せいぜいこの4つで判断されていくってことなんですよね。
それで選んでもらうってあまりないのじゃないかと。
なら
数十万の予算を使って
何社も登録して目を更にして女性のプロフィールを見ているだけで
コンタクトを待つなんてことは
成果を得るには無理があります。
このとき、本人が大事にしているのは
登録してきた紹介所の数と、
紹介所に登録されている女性会員の数。
だと思うんですね。
ちょっと無理があります。
それより何名の方が「会ってみてもよい」
って思ってくれるか確認していくほうが
少なくとも結婚には近づくのではないかと。
今月は何社カタログを請求したか?
今月は何社の説明会に参加したか?
よりも、
今月は何人の女性にアプローチしてみたか?
を大事したほうがいいってことです。
さて、そろそろ今日の本題。
ビジネスではこういう間違いが
結構あったりします。
ということで今日は、
ちょっと硬派なビジネスの大切な指標の話をしてみたいと思います。
「いったい何をがんばるのか?」
というお話です。
■量は質を凌駕する。
「量は質を凌駕する。」
「Business is numbers game.(ビジネスは数字(分量)のゲーム)」
「トニカクヤレ」
こういうことを僕は気にしてきましたし、
自分の発する情報ではいつも言ってきたと思います。
われながらなんの工夫も知恵もない感じで
汗臭く泥臭い響きですね(笑)
でも理想のビジネスの形を目指すにも、
理想のライフスタイルに近ずけるにしても
必要だよねって思うんです。
だからこの3つの思いだけは
何年たっても変わりません。
とはいっても、この「”数”を意識する。」てことについて、
意識する”数”を何にするのか?ってのも重要です。
単純な泥くさい根性論って話でもなかったりします。
「目指す数は何にするか?」を間違うとそれこそただの根性論になってくるなと。
売り上げを増やすということが目標だとして、
「今はとにかくアクセスを増やせばいいのでしょ?」
「はいはい。ブログを毎日書けばいいのね?」
そういうことを目指す数のこともあれば、
目指しちゃいけないことも
あるってことなんですね。
ビジネス界隈の小難しい言葉に。
KPIってのがあります。
英語にすると、
Key Performance Indicator
わかりにくいので日本語にすると、
重要業績評価指標
余計わかりにくいですね。(笑)
簡単に言うと・・・
その目的を果たすためにこれを良くする
目的を果たせるかどうかわかる数。
ってことになりますね。
先ほどの中年男の例でいうと、
結婚を果たすために気にする数字は、
・結婚紹介所の説明会に何社行ったか?
ではなくて、
・何名の女性にアプローチできたか?
だと思うんです。
となると彼の追うべく数字
つまり KPI は、
”アプローチした数。”
なんですね。
アプローチした数が
結婚できるかどうかを確定つける。
と判断できるって理屈です。
こういう数字のことをKPIって言います。
僕が「数が凌駕する。」って話をするとき
この数はKPIであってほしいのですね。
もちろんやみくもに数を追っても
効果はあります。
が最短で泥臭いことをするなら
やはり正しいKPIを追い求めてほしいなと。
■ネットショップのKPI
例えばよくあるKPIの間違いにネットショップがあります。
・アパレル
・小物
・雑貨
なんてものを扱っているとした場合。
よほどの希少性のある品物でもない限り、
反応率に直接的に影響する大事な値があります。
それが”商品登録数”。
ネットで収益を上げる公式はご存知のとおり
アクセス数 × 購買率 ×客単価 × リピート回数
ですので、アクセスは重要です。
ただ、嗜好品を扱うネットショップでは
アクセスをいくら大量に集めても
商品数が数百とか、下手したら数十しかなくて少ないと、
笑えるほど購買率が出ません。
中途半端なアクセスなら
(一般的な事例から間がると)
まったく売れない。ということにもなるのですね。
この前提でもし初期のころの自分のネットショップの
商品数が200とかしかないとします。
であれば
アクセス数
というKPIってあんまり効果が期待できなかったりします。
それよりも、
商品登録数をKPIにしたほうがいいのですよね。
1件のアクセスに50円かけてアクセスを毎日1000流す。
というKPIよりも、
1件の登録作業にコストを50円かけて毎日商品を100増やす。
というKPIのほうが適切なわけです。
コンサルティングやコーチングビジネスをしているとして、
問い合わせが毎日1件くらいはくるようになっているとします。
ただ、成約率は10%を切っていて売り上げはまだ少ないときだとします。
アクセスを10倍にするべくアクセス数をKPIにしたり、
サイトのコンテンツを増やすと信頼性があがるのでコンテンツを増やした量をKPIにしたり
そういうことを考えることも多いですよね。か
全部間違っていません。
座して「困った」とか言って酒飲んでる人より100倍効果は期待できます。
ただ、いっそう効果的にと思うと、
成約率の10%を課題にするほうがよくって、
それを改善することを意識するほうが楽だったりします。
問い合わせの返信までのリードタイム。
問い合わせメールから電話へ誘導できた率。
こういうのをKPIにすると、
売り上げを倍にするのがより近くなったりするのですね。
■無意識に目指すKPIがたいてい間違っている理由
ここまでは普通のアイデアだったり
知恵のレベルに聞こえますよね?
効果的なKPIを設定せよ。
こう聞こえると思うんです。
でも人間は感情の生き物でして
KPIの設定の癖がやっぱりあるんですね。
それは
「楽なKPIを選びがち」
ってことなんです。
たとえばネットショップをしているひとなら
かわると思いますが
商品数を増やすのって一番面倒くさいんです。
仕入れ先。
写真撮影
文章
登録の単純作業
面倒くさい。
そしてつまらなかったりもします。
それはあえて選ばないってことが多いのですね。
それよりも
誰かか 何か にぱっと頼むと、
アクセスがどん!と増えて売れるほうがいいと思いますよね?
そういう場合はアクセス数をKPIにしちゃいます。
売れそうな商品を厳選する。
このほうが結果として楽だし楽しいじゃないですか?
となると、
「商品のリサーチを何件するか?」
ってのがKPIにしてしまいがちなんですよね。
くどいですが、
楽なほうを選ぶのなんてビジネスだと当たり前なんです。
悪いことなんてひとつもありません。
ただ、たいてはただ単に楽なことは、
効果的なKPIにはなりえないことが多いって話なんですね。
毎日動画を配信するのが面倒くさいけど
1本の効果的な動画を撮影するために
わくわくするコピーライティングの本を3冊読むほうを
選ぶ人が多いってことなんです。
つたわりますかね?
そろそろまとめますね。
1・量は質を凌駕します。数を目指せ。
2・でもKPIが何か?は考えようね。
3・たいていは楽なことをKPIにしちゃうから気をつけて。
大事なのはこの3つです。
1つに絞ると、
大事なKPIはたいていは苦手だったり
面倒だなって思うことだったりするので
気をつけてねー。
ってことですね。
あなたの今のKPIってなんですか?
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
【今週の雑談】
「河野くんって、なにがきっかけで生き延びれると思ったの?」
こんな会話を先日メンバーさんとしていました。
単に何かコンサルティングがうまくいくと思った
きっかけの話だったんですが、
そのときお話してた僕の考えが、
それは、
僕は”得意なこと”で ”努力”をしてみようと決めた瞬間が
生き伸びれるかどうかを決定付けたと思うってことでした。
ポイントはなんでも器用にこなしてきて
僕の能力では要領だけで成果がでないことを知ってしまい、
努力すると人生で逃げてきたことをしなければいけないのだなと
悲しいけど自分が凡人だと受け入れたこと。
と、
努力をすることに選んだのは
ポッドキャストの継続と
音声と徹底的に付き合う会話による相談への回答
この2つだったんですね。
話すのだけは僕は自覚するくらい小さいころから得意だったんですが
それを本当に偶然そのときのビジネスの状況から選んだ。
偶然なんですが
得意なことを選んで、
それを努力した。
ってことだと思ってるのですね。
そう考えると、
僕らのメンバーさんにも結構当てはまるのです。
いくら需要のあるサービスでも、
人を話したり、
人前に出るのとか、
人と一緒に仕事をするのが不得意な人が、
サービス業や情報配信をしても
どっかでだめなんですよね。
それよりも、
コツコツと繰り返し同じことでも愚直にできる根気があることが得意なら
そういうことを努力をするほうが成果を出されいるケースが多いなと。
今日のテーマでもあった”数”。
数を積み上げる事柄が 得意なことのほうがいいってことなんです。
KPIが得意なことになりそうな
業種や商材を選ぶてのも大事だなーって思うんですね。
その点
僕はたまたま選んだ努力するKPIが
得意なことだったので
ラッキーでしかないなって思ったって話でした。
よく、
得なことと好きなことどっちがいい?
とか言われますけど
結果を出したいなら間違いなく得意なことですね。
わくわくしたいなら
好きなことかもしれませんけど
結果がともなわないことでわくわくし続けられる人って
あんまいなくて
たいていは好きなことという名目のものと
楽なことを選んでいる場合が多いという皮肉もあったりするので
そのへんは難しいところですね(笑)
【■編集後記】
<お知らせ>ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1月24日(土)女性のための海外ビジネスセミナー
*USTREAMで海外や地方にいてもネットでライブ視聴も録画視聴もできます。
https://www.contentslab.net/jan-workshop.html
女性向けですが僕のパートはインターネットを活用した
ビジネスの失敗しないリアル、成功する本質をしっかりお話します。
人気物の女性講師お二人と接するだけでも学びがあるかと思います。
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友達にこの前、
「仕事は楽しいのか?」
ということを聞かれて気がついたのですが
仕事が楽しいかどうか?
ってことそのものを考えなくなっている自分がいるんですよね。
”これは仕事”
”ここは休み”
”仕事を忘れて。”
そういうフレーズを使わないなって思うんです。
もちろん会社員の友人や家族には
「仕事だ」って言い方をするほうが
わかりやすいのでしますが、
「明日は仕事なんだよね。」
「明日はプライベートで旅行なんだよね」
とかそういう言い方はしなくなっているなって思うんです。
単に起こることを解説するだけだなと。
「明日はメリーランドの人と久しぶりに会うってお茶するのだよね。」
とか
「ふるい友人と(商売していて知り合った友達)ランチする。
とか
そういう感じだなと。
今度の海外渡航はプライベート?仕事?
みたいなこと考えたことないのです。
「出張だからしんどい旅行」
「遊びだから超たのしい」
そういうの
なくなるといいなって思ってましたが
無意識になくなってるんだなーと。
よく病気の原因の9割はストレスだなんていいますが、
そういう意味では
なんか最高によいライフスタイルを遅らせてもらえてるのだなって
思いました。
僕を取り巻くすべてに感謝ですねー。
<<お知らせ:補足>>
女性のための海外ビジネスセミナー申込開始しています。
https://www.contentslab.net/jan-workshop.html
1月24日東京で合同のセミナーをすることになりました。
現地に起こしになれない方も、USTREAMでライブ視聴もできますし
録画配信だけでも視聴していただけます。
スピーカーは、台湾の人気占術師でベストセラー作家、
起業家でもある龍羽ワタナベさんと、
ハワイで絶大な人気を誇る人気ブロガーで女性経営者の
イゲット千恵子さんがそれぞれ ハワイ、アメリカ、アジア、台湾での
ビジネスを女性のために解説します。
で、唯一男性の僕はというとですね。
お二人のお世話係りです。
ってのは半分はウソで(笑) ちゃんとお話もします。
何を話そうかというと、
今どきの海外をからめたり、女性が行うことにフォーカスした
インターネットまわりの本質を話が中心です。
いきなりアメリカでとかハワイへとか
アジアでという手前の段階の方でもとっつきやすい
ビジネスの話をします。
タイトルとおり、
カリスマ2人の女性による
女性向けのセミナーになってますので
女性にお勧めです。
が、僕もお話するくらいですから、
男性にも共通する話って多いと思います。
(人って男性性と女性性の2面性を必ずもっているらしいですね。)
お申込はお早めに。
1月24日(土)女性のための海外ビジネスセミナー
https://www.contentslab.net/jan-workshop.html
<<お知らせ2>>
僕らの手がける、新しいWebサービス。
アブローディング( https://abroading.net )
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https://abroading.net
年末年始の渡航にどうぞ。