【売上アップの為にスタッフにビラ配りさせてます。No.311】
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
---<おしらせ>------
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※妻が洗面台の水滴で激怒した話。
※お金についてのきもち悪い話。
※音声版はこちらでお聞きいただけます。
→詳しくは雑談コーナーと編集後記で!
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僕が以前住んでいた部屋の最寄り駅には
すごい立派な商店街がありました。
まさに老若男女がいきかうにぎやかな通りです。
当然飲食店やサービス業は激戦区であり、
あたれば儲かります。
そんな通りにある日1件の飲食店が開店しました。
「広島風お好み焼き」のお店です。
その商店街は人通りが
朝昼夜全部においてすごい数です。
商店街に面してさえいれば
お客さんは勝手に入ります。
回転当初なんて満席満席満席が2け月くらいは
続くかもしれません。
ただ、その「広島風お好み焼き」のお店は
通りをすこし入った奥にあります。
ただ日常的に商店街を歩いていたら
絶対気がつきません。
だからだと思うんですが
連日連夜通りで店員さんが総出でチラシを配っていました。
(だからこそ僕を知ったんですが。)
ビジネスとして考えれば、
この行為に何か問題があるように見えるでしょうか?
店を出すだけ出して、
何もせず閑古鳥が鳴いているのを世間のせいにしている
オーナーより100倍ましです。
集客のことを真剣に考えている証拠ですよね。
オーナーは店にいて、仕込みや接客の準備を。
スタッフは外で一生懸命集客する。
ビジネスとして考えれば、
この行為に何か問題があるように見えるでしょうか?
実は問題があるといえばあったみたいです。
その証拠?というと失礼ですが、
その店はもう継続困難になるくらいに集客がいまだに
うまくいってないみたいなのですね。
さらに口コミサイトのレビューにも酷評が並んでいました。
主に接客などのサービス面に対してでした。
ということは、
きっと問題があるといえばあるんですよね。
ここでちょっと話を変えて、
すこし昔に読んだ本の印象深いところをお話をしてみます。
その本は日本でフランチャイズチェーンの飲食店を
30店舗以上経営されている現役社長が書いた本です。
その本の主なテーマはスタッフ育成や
強い組織つくりの話です。
普通のアルバイトさんや若いスタッフさんを、
どのようにやる気にさせて、
売上げもアップさせるか?
そんな感じ。
ただ、その中で社長の役割について述べてらっしゃる部分が
とても印象深かったです。
要約すると・・・
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社長の仕事とは・・・
ほっておいても、誰がやっても
儲かるビジネスを準備することだ。
飲食店にかぎらず店舗型のビジネスにおいて
それは、
必ず人が買うとわかっている商品を扱い、
絶対に人が入る立地にいくら金がかかっても店舗を出すことだ。
フランチャイズフィーが安いからと知名度の低いブランドと
契約したり、
家賃が高いからと、
メイン通じゃない場所や、
1階じゃない場所に店舗を出すなんてことは社長の仕事じゃない。
最高の立地とほっておいても売れる商材を用意する
お金集めと覚悟をするのが社長の仕事。
スタッフはその箱の中で
どうすれば「もっと」売上げがあがるか?という
余裕のゲームをしてもらうのが仕事。
決して
集客のしないしょぼい場所に店を出して、
必死でビラ配りをさせることが
社長の仕事でもスタッフの仕事でもない。
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こんな感じです。
もちろんみなさんも僕も「わかってはいる」ことですよね。
でも、なんか痺れません?(笑)
さきほど例にだした広島風お好み焼きの店は
集客のしないしょぼい場所に店を出して、
あまり引きの強くない商材を扱い、
(あ、広島の人ごめんなさい。僕は大好きですよ?一般的じゃないてだけです)
必死でビラ配りをさせる。
こうなっていたのだなと。
そうなるとすべてがつながってきます。
ビラ配りばかりさせられる。
↓
人気のない店と思うのでモチベーションがあがらない。
↓
人が辞める
↓
人が育たないのと、自分の店に誇りがもてないので、
オペレーションが雑になりレビューが悪くなる。
悪循環なのかもしれませんね。
・・・・・
で、やっと今日の本題になります。
ネットを使ったビジネスでも
ちょっとこなれたビジネスをし始めると
こういう状態になっている社長って多いです。
売上げや利益、キャッシュが血液であることは
もちろん事実ですし、最大化を目標にすることは
間違ってるわけがないのですが、
店舗でいえば=立地にあたるもの。
ネットでいえばマーケティングのプロセスやメソッドといったことまで
スタッフに考えさせたり、
売れない商材を「いやみんな求めてくれるはずだ」といって
売らせようとしているってことなんです。
僕も過去に会社員をしている頃、
これをさせられるのがとにかくいやでした。
誰もほしがらない商品を
無理やり売ってこいという仕事ほど
つまらないものはないですからね(笑)
本質的に無理ってのが一番の理由ですが
大事なスタッフのみなさんがやる気や誇りをもてなくなるのもあうんで
ほっておいても儲かる
仕組み
仕掛け
箱
場所
サイト
ってのははやりしばらくはオーナーがやるほうがいいのじゃないかなと。
メンバーさんとお話していて思いました。
いかがですか?
スタッフやただの外注さんに「ビラ配り」させていませんか?
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
【今週の雑談】
先日大阪の実家に、
事情があって弾丸で家族で帰省していました。
そのとき嫁さんと二人で大阪では有名な造幣局あたりの
桜を見にいったんです。
まー桜はきれいでよかったんです。
「あと何回死ぬまでに桜が見れるのかな」
とか考えながらコーヒーでも飲みながら
川沿いを2キロくらい歩いてじっくり楽しみました。
で、そのとき造幣局博物館なるものがあるのを知って
(大阪に22歳までいた地元ですが知りませんでしたw)
寄ってみたんですね。
貨幣の歴史みたいな博物館です。
僕ははじめて知ったんですが
江戸時代まで日本には統一してちゃんと流通している通貨って
まともなものはなかったらしいですね。
江戸時代に小判とか銭形平次が投げてた寛永通宝とかできるまで
主には市民やビジネスでは中国のお金が流通していたらしいです。
これってカンボジアに行った時にも体験したんですが、
ドルが流通しているんですよね。
支払いはドルでないと受け取ってくれません。
てか価格もドル表記。
戦国時代で日本が統一されていないときに
信頼できる通貨なんて存在しなかったということなのだろうと
思います。
カンボジアも政府とか中央銀行的なもろもろそういったものを
まったく信用していないのだなって思うんです。
しかも金貨と交換できるわけじゃない
現代だと余計そうなるよねって感じです。
要するに貨幣=お金ってのは
信用の証書という役割だけであって、
貨幣というそのものには何の意味も価値もないってことですよね。
ホリエモンこと堀江隆文さんも
よくおっしゃっていますが、
本当「信頼の証」というのがお金なんだなと。
ということを考えると
「儲かった」って定義もいろいろありますよね。
あるクライアントさんの希望を
精一杯かなえてあげたりした結果
すごく業界の実力者を紹介された。
これも「貨幣」以外の「お金」を稼いだということに
なるわけで、
売上げ1000万くらいの対価だったってこともあるわけです。
て話をしていくと、
「お財布にお金をそろえて入れる。」
とか
「財布は自分がとりたい年収の200分の1にせよ」
とか、
結構間抜けに見えてくるというか・・・。
ま。お金をそろえるってやつ。僕はやってますけどね(笑)
この話は相当ふわふわした話なんで
怪しいやつと思われないために(?)
ポッドキャストではしないでおこうと思ってて、
この先はやめておきますが、
直接お会いしたときにでも聞いてやってくださいね。
あ。でもこの手の話大好きな人はお便りください(^_^.)
【■編集後記】
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<<お知らせ1>>
フランス パリでの勉強会開催決定しています。
5月30日土曜日 13時ーです。
お申込みも開始します。
https://www.contentslab.net/workshop_paris.html
集まりましょう!
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日本でとても人気のある音楽プロデューサーであり
ボーカリストの つんくさんが
がんのため声帯を摘出されたというニュースがありました。
あまり芸能ニュースって反応しないのですが
これは「うわ」と思いました。
失ったのは声です。
ボーカリストの声。
何も知らないので何もいえないのですが、
ビジネス家、アーティストとしては
成功なさっていると思うんです。
もちろんだからといって
声を失ったことは失敗とかそういうことではないと思いたいのですが
思うのは
人生ってバランスだな。
ってこと。
結構好きで読み込んだことのある
ディマティーニ博士も書籍中で、
こんなことを言ってました。
”人生はバランスなんです。
たとえば、
大観衆の中でセミナーをして、歓声をあびて意気揚々と自宅に戻ると
鏡に水を飛び散らせたことに怒り狂っている妻がいた。
これは笑い話ですが、多くの人を感動させたのもあなただし、
一人の妻をイライラさせているどうしようもない夫もあなたです。”
みたいな。
本当、人生ってバランスだなと。
悪いことがあっても落ち込まない。
良い事があっても奢らない。
人生山あり谷あり。
昔の人はうまいこと言ったもんです。
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