【第317回|ビジネスは得意なことを伸ばすと成功するらしいけど、その得意なことがないってオチ】
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
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※ハワイに暮らしたかったあの頃。
※音声版はこちらでお聞きいただけます。
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→詳しくは雑談コーナーと編集後記で!
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「得意なことを伸ばせばビジネスはうまくいく。」
「起業家は得意なことに集中せよ。」
耳にタコができるほど聞く話です。
だからというわけじゃないですが、
これって事例と照らしても”正解”だと僕も思います。
”得意なこと”を伸ばすと、
誰しもたいていはうまくいってるんですよね。
業績だって伸びちゃってます。
でも得意なことって何?
からはじまり、
そもそも私得意なことなんてありません。
みたいなこともあると思うんですよね。
ということで今日は、
ビジネスが伸びるといわれる”得意なこと”の”得意”ってなんなのか?から、
得意なことがないって話までの対処についてお話してみたいと思います。
■ビジネスは得意なことを伸ばすと成功するらしいけど、その得意なことがないってオチ
僕らはいろんなビジネスをする方を
コンサルティグさせてもらっていますが、
何度かの改善を経てやっと成果がグンと伸びたり、
ビジネスそのものを変更して成果が出たりってこともあります。
その逆に、
「スムーズに立ち上がったなー。」
そういう感想を持つ人も一定の率でいらっしゃるんですよね。
この場合は大きく分けて理由が2つあるんです。
想像しやすいのは、
「需要があってライバルも多すぎないものを売った」
これは稼動がめちゃくちゃ早いです。
すぐに売り上げがたちます。
もうひとつは、
「得意なことをした人」
です。
この場合は商材はあんまに関係なくって、
得意だからビジネスにするまでにすべてが有利に働いた。
って感じなんですよね。
たとえば、
韓国でアパレルの仕入れや製造のアテンドをしている方は、
もともとプロのビジネス通訳者。
レベルが最高といわれる同時通訳もなさいます。
ビジネス通訳のプロ中のプロです。
間違いなく得意なことはビジネス通訳。
アパレルは素人に見えます。
ですが、この方の”得意なこと”は通訳だけじゃなくて、
そもそもプロとしてガチんこ勝負の商談に何時間何百時間お付き合いして
相手の方が満足するポイントを見つけてこられてきた
「リアルタイムで人を満足させること」なわけです。
通訳としてプライドばかり高い人も世の中には
いたりするのですが、この方の場合はそれがないので
評価も高くリピートばかり。
この得意なことを生かせているので、
アテンドのビジネスもどんどん受託されています。
こういう「得意なこと」をビジネスに選んだ場合
立ち上がりは早いなと。
プロの自然療法士として長い年月活動されている方も、
普段はクリニックでお悩みに接してこられてます。
つまり「得意なこと」は療法の知識以外に、
「悩めたり、困っている人と対峙して
よりそい解決の手助けをする」ことだったりするんですよね。
得意なことでビジネスがスムーズな人に共通することは、
・その事柄に使ってきた時間、経験した回数が圧倒的に多い
・得意なポイントがいかせるビジネスモデルにしてある。
この2つです。
僕も実はそうだったりします。
僕はカスタマーサポートという業務(電話で対話する仕事)そのものを
3年はやっていました。
特にクレームを中心にです。(笑)
毎日6時間くらい通話します。
月に120時間、年間1440時間。
3年間で4320時間。
管理職的な立場でも5年くらいはやってました。
そのときは人の通話を聞いて指示したり改善したり。
毎日3時間聞いていて60時間720時間 3600時間
「ティッピングポイント」で有名な著者マルコム・グラッドウェルさんによると、
「天才! 成功する人々の法則」のなかで一流になるには
1万時間必要とおっしゃってます。
(結構有名ななので知っている人も多いですよね?)
一流までいかなくても、
そこそこ得意なレベルには達していると思うんですよね。
マーケティングというか起業論的なものも僕はそうしたいと
思ってから結構はまって通勤、ランチの時間、
車でサーフィンの往復、自宅で、とにかくオーディオセミナー的なものや
手がふさがっていないときは本でひたすら読んで聞いてました。
毎日5時間くらい。独身で暇なころからなので365日全部使っているので
33歳から独立までの5年だとしたら1万時間くらいは読んだり聞いたりしていることに
なるんですよね。
やってる内容は情報ばっかり得ていて
気持ち悪いのですが(笑)
そういう情報は得意と呼べる状態にはなっていたのじゃないかなと。
”ビジネスの内容を話す。””対話をして満足してもらう。”
こういうビジネスなら「得意なこと」だったのだろうなって思ったりもします。
僕の場合は偶然振り返るとそうだったってことなんですが、
立ち上がりを早く継続性をあげるなら
やはり「投下してきた時間の長い」「得意な要素」を
使えるビジネスをしたほうがいいってことになると思うんです。
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とまあ・・・
ここまでは正論っていうか、
「う、うん、まーそうだよね」って話です。
ただ、
話さなければならない絶望的なこともがひとつ。
・たいていの人は”得意なこと”なんてなかったりする。
ってことなんです。
あ。ある人もいるんですよ?
たくさんいると思います。
ただ、ない人も多い。
それはわかりやすく言えば、
あることに時間を投下した時間が多いってことは、
A・暇つぶしや、友達と飲んだりしているよりやりたいことがあって
それをオタク的にやってきた。
か
B・勤務している会社の仕事を本気でがんばって成果を出して、
または出そうと努力してきて、キャリアはあまり変えてこなかった。
どっちかじゃないと「得意」になってないからなんです。
Aだと思い込んでいてもたいていは、
「好き」のレベルは超えていなくて、
「得意」じゃーないんですよね。
しかも、そっちのほうが普通だったりします。
そもそも仕事に努力を重ねている人とか、
お宅的なことに没頭している人は
起業したいと思ったりしなかったりするってオチもあるんで、
僕のケースのように「起業」がオタク的に没頭することでもない限り
なかなかないですよね。
ってことでたいていは「好き」のレベルを超えていない程度のこと
しか持ち合わせてなかったりするのです。
その証拠に想像してみていただきたいのですが、
「好きなことをして生きよう。あなたの好きなことはなんですか?」
といわれると心が躍り、
「得意なことだけ伸ばしてください。あなたの得意なことはなんですか?」
といわれると心がすこし曇る。
なんな心情ってありません?(笑)
僕は後付けで気がつくまで
結構「お前の得意なことはなんだ?」って言われると
居心地が悪かったです。
「じゃーあきらめるのか?」
ってのもなくて
対処というか腹への落とし方は一個しかないと思ってまして、
「得意になるくらいまでやってみよ」
ってことかなと。
1流が1万時間なら、
得意ってくらいなら5000時間もいらない気がするんですよね。
毎日5時間だけ”それ”に時間を使えば、
2年半くらいで「得意」にはなれるのじゃないかと。
で。”それ”は”ビジネス”って大枠でもいいし、
”自分の時間をいかに使わずに収益化するか?”
という”工夫”という行為でもいいと思うんです。
よく「好き」ってのと対比されますが、
僕は「好き」の効果が「得意」を超えることはないと思います。
というか、
「好き」か「得意か」という比較があんまり
意味がない気もします。
そもそも
「好き」なことが継続できると「得意になる」のじゃなくて、
「得意」なことが得意になるくらい継続できたのは好きだったから。
なのじゃないかと。
”映画大好き。”だから”映画が得意。”になったわけじゃなくて、
”映画が評論できるくらい得意。”なくらい、
苦しくても見続けてこれたのは”やっぱり映画が好きなんですね。”
なのかなと。
“ビジネスを企画するのが好き”だから”ビジネスの企画が得意”なのじゃなくて、
”ビジネスの企画が得意”になるくらい、ひたすらいろんなビジネスの企画をしてきたから
”やっぱりあなたは企画が好きなんですね。”なのかなと。
わかりますかね?
誤解をしてほしくないのは、
なにかの作業とか業務だけの話をしているわけじゃないのですよね。
経営ってステージに入れば、
楽をすることも
楽しいことをやっていくことも
チームを作るののも全部「得意なことを伸ばす」ほうが
うまくいきます。
そのときはさらに
「経営」に時間を使う2.7年間もいるのじゃないかってことなんですよね。
で、だんだん楽しいことだけの贅沢をする度合いが増えるとか
「得意なことが楽しいです」って話とかになっていくのだと思うわけです。
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
【今週の雑談】
ゴルフって超おもしろいらしいですね。
そして仕事でもお付き合いでも
最高に役に立つ。
異文化、異なった価値観でもわかりあえるのだとか。
僕もゴルフは超おもしろいって理解してるんです。
が、やりません。
やったこともありません。
(正しくは新入社員の頃、上司に強制されて1回だけコースにいったことありますw)
くどいですが面白いんですよね。
絶対に。
決して会社員の頃のトラウマじゃないんです。
でもやりません。
理由は単純で、
はまっている他の遊びに忙しかったから。(笑)
スノボー
バス釣り
サーフィン
20代後半からはほぼサーフィンの時間につかっちゃって
釣りもスノボーもめっきりいかなくなりました。
でも最近「やってればよかったかな?」
って思う瞬間がたまにあります。
2つだけ。
・仲良くしているお友達がゴルフ好きだったら、
海外を旅しているときに付き合ってあげたい。
いきなりサーフィンしようっていっても
してくれないからです(^_^.)
・年をとってきた父親に付き合ってあげたい。
特に後者ですね。
僕にも息子がいますので、
今ならわかるんですよね。
「うーんお前はなんでそうなんだ!
見とけよ!」
みたいなのしたいかも。
まー孫がゴルフするくらいまで
元気でいればいいのでは?って話もありますが、
「ゴルフなんてしない!」
から
「ゴルフもしててもいいのでは?」
って思う瞬間があるってことですかね。
あ、もちろんまだサーフィンしたい病ですから、
ゴルフの練習とかするきになりませんが(笑)
「俺は俺!」なんて思っていた20代30代よりは
まわりのことをすこしは考えられる?
ってことなのかなって思ったりもします。
この話をサーフィンによくご一緒する同じく大きな息子さんがいる方と
していたら一言
「河野くん。いやまだ間に合うよ。明日からやってやりなよ。
君にとっての波はいつでも逃げずにあるんだからさ。
親はいつまでもいないよ?」
そのとおりですよね。
と、いいつつ、
今度の休みも海いけるぞー!とニヤケテイたり
「あ。おやじにサーフィンさせるか?」
まだまだ親不孝でわがままな僕がいます。(^_^.)
【■編集後記】
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<<お知らせ1>>
フランス パリでの勉強会開催決定しています。
5月30日土曜日 13時ーです。
パリお申込みも開始してます。
https://www.contentslab.net/workshop_paris.html
勉強会の雰囲気を味わってもらうために
去年のロンドン様子を一部音声で公開しています。
<<お知らせ2>>
ハワイのホノルルでもやりますよー!
旅行でも偶然いる方でも仕事でもアメリカから帰国ついででも
どうぞご参加を!
7月21日(火) 13時ー ワイキキ中心部徒歩でこれる場所です!
ホノルルお申込みも開始してます。
https://www.contentslab.net/workshop_honolulu.html
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今年の夏はハワイに1ケ月ほど滞在しようと思っています。
ずっと昔にやってみたかったことのひとつなんですよねー。実は。
ベタですが、会社員のころ
ハワイやバリ島へサーフィンに毎年言っていた頃、
「ハワイに半分くらい滞在!」
とかって昔の目標シートには
書いてあったりして。なつかしいです。
事情を考えると3ケ月ってわけにはいきませんが、
家族でやってみようと思ってます。
そのへんの思い的なことはポッドキャストでぺらぺら話しています。
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<<お知らせ3>>
夏の渡航とかのこと続々相談いただいています!
この夏とか春に海外旅行やお仕事で海外に行かれる方。
僕らの手がける、新しいWebサービス。
アブローディングのスタッフ一同で
現地で体験したいこと。やりたい仕事。
頼みたいことを一緒に手伝ってくれる方を
お探しします。
すでにアブローディングに登録いただいた方も歓迎。
まだの方も歓迎です。
・変わったガイドして
・通訳して
・ものを探して
・泊めて
ご連絡は気軽にこちらまで。
https://abroading.net/contact/index.php
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アブローディング( https://abroading.net )
世界中の日本人に助けてもらえるサイトです。
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