自分を商品にしていてメルマガやブログを書きたいけど書けないという致命傷がある場合
目次
あけましておめでとうございます。
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
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女性が自分らしく生きたいときに選ぶビジネスって?
海外在住国際結婚のキラキラ女性に学ぶというテーマで、
先週セミナーで登壇させて頂きました。
ご参加者は全員女性
おっさん一人でペラペラ話して
お役にたてるかなと心配していたのですが、
ありがたいことにセミナー後
たくさんのよいご評価を頂きました。
その中でもご興味のありかが一番多かったのがNo1だったのが、
”自分ブランドを作ってビジネスにする。”
というスタイルです。
雑に説明すれば、
”ブログなりインスタグラムなり、
ソーシャルメディアを中心にファンつくり、
どこにいても何かのサービスや商品を買っていただけるような
働き方。”
ということになりますね。
自分を売ることを選択するということは・・・
たとえば、
「恋愛も結婚もうまくいく!
海外で自分らしく生きる」
ということをテーマにするとしたら
その専門家として情報(文字 画像 映像)を配信して、
共感者(ファン)を作り、
その人たちの役に立つサービスなり商品を売るということです。
時には恋愛コーチングのセッションかもしれないし、
自分の内面にアクセスしてもらって本当にしたいことを
見つけてもらうセッションかもしれません。
または、そういう手順を教えるセミナーかもしれません。
半年くらいで
自分を解き放つための自己啓発プログラムかもしれません。
仕事を生み出すための
コンサルティングかもしれません。
美を守るための自分が選定した
化粧品やサプリメントを売るのかもしれません。
話を戻しますが、
こういうことをするとき、自分をまずは露出する手段が
いるのですね。
ということで、
あらゆるブログやセミナーや書籍で
言い尽くされているように、
ブログや、
動画や画像で表現できる
”自分のメディア(発信基地)”を持とうよってことになるわけです。
ここまではいいですよね?
「まーそうでしょうね。」
って感じです。
「メルマガ」なんて読まない?
でも、もっと大事なのは、
メルマガの登録者なんです。
メディアは影響力があるのはあるのですが、
プル型といって”待つ”メディア。
メールというのは、
この時代でも唯一ノックできる
プッシュ型のメディアなんですね。
自分をブランド化するというか
商品にするならはずせないのです。
あえて統計的に言えば、
”2000”も登録者がいれば
なりたいビジネスに感じになっていくのじゃないかなと。
今日はこのメルマガの登録者を増やしたり、
ブログや読者の視聴者を増やすということは
違うテーマなので省略しますが、
この増やすという行為より
もっと手前の悩みを持つ人が一番多いのです。
メルマガやソーシャルに書くことに悩みます。
もっともなのが、
「何を書けばいいのやら。。。」
僕も絶対相談されている気がします。
この事実だけ聞けば、
「そんな状態では、あなたは自分を売ることなんでできないよ!」
そういう感想を持つ人も多いと思うんですが、
こういう悩みを持つ人にかぎって
そんなに無邪気に悩んでいるわけじゃないのですね。
自分を売ることができる人ほど
何を書けばいいかで悩むなと思うんです。
考える必要のない方向で考えすぎてるということが多いです。
どういうことかというと、
「恋愛も結婚もうまくいく!
海外で自分らしく生きる」
というテーマだとしたら、
・恋愛ってどういう感じのねたが受けるのかな?
・海外なら移住とかハワイの話が受けるのかな?
・自分らしくってところで、がんばらないといけない話をすると
引かれちゃうのかな?
・○○さんのブログみたいにしないといけないのかな?
「他社から選ばれる自分になるために
どういうことを書けば無難か?」
こういう思考になっていくわけです。
でも、今目指しているのは、
自分を売るってことなわけですよね。
「他社から選ばれる自分になるために
どういうことを書けば無難か?」
というのは、
「一般的なWEBメディア」を作るときの
発想なんですね。
自分らしく生きるために
自分らしくいるための自分の考えを
シェアしてビジネスにしようと思っている人が、
自分をどのように見せれば
みんなに選ばれるのだろう?
という考えをしています。
これは相当苦しいですよね。
いつしか
・観光情報だけを書いたり、
・料理のレシピだけを書いたり、
・どこかで見たような記事を書いてみたり、
こうなっていくわけです。
何度もいいますが
一般的なメディアを作るなら
これが正解なのですが、
やりたいのは”自分を売る”こと。
発想を元に戻す必要があります。
「他社から選ばれる自分になるために
どういうことを書けば無難か?」
この思考から、
「自分の思うことを吐き出したときに
共感する人はいるか?(いるはずだ)」
この思考にです。
自分メディアのコンテンツは自分との対話のアウトプット
「本からネタを仕入れます。
参考にする情報に大量にアクセスします。
そうすればアイデアが出ます。」
これも言葉だけは正解なのですが、
自分の思うことを吐き出すまでに
熟成されているはずですよね?
つまり、
仕入れている元のネタなり
情報なりはあるのでしょうが、
アウトプットの時点では
自分の内面に問いかけないと
自分のコンテンツにならないのですよね。
”自分との対話”
で生み出すほうがいいと思うんです。
たとえばこういうことです。
「恋愛も結婚もうまくいく!
海外で自分らしく生きる」
ちょうど昨日また会社でうまくいかないことがあったと。
当然完全に解決して、
今は最高にハッピーなんてこともないでしょう。
でも、そのときにこれまでの
インプットや自分の人生の経験や
他人の意見なんかをふまえて
自分なりに昨日か今日、なにかしらの
その時点での答え(正解かもしれないこと)
導いていると思うんですね。
それを書いてみたり
話してみたりするわけです。
「教える」っていうより、
「先に経験してある程度の答えをみつけたかもしれないので
経験したものとしてシェアする」
こういう感覚ですね。
だからこそ、
人の共感を生むのだと思いませんかね?
これを自分を売ると呼ぶのじゃないかと。
だからこそ、
たくさん失敗したり、
たくさん経験したり、
人生ふらふらしたり、
弱い部分をたくさんもっていたり、
そういうタグをたくさん持っている人ほど
人気が出ていたりします。
うわっつらで
女性の暮らし方を語る成金の人よりは、
深く深く考え
たくさん失敗した人のほうが
共感を覚えることとかあるのじゃないですかね?
伝わりますか?
自分メディアの情報は溜まっていくのではなく流れていく。
もうひとつ。
自分を売ることができるくらいの人が
考えすぎないコツがあります。
ブログで書いたり、
メルマガで配信したり、
とかくWEBの情報というのは形に残りますし、
ログとして検索もしやすいです。
だからこそ、
一度書くテーマというかトピックについて
完全を求めてしまいます。
さきほども言ったとおり、
自分との対話で生み出すべきだし、
自分との対話でしか人に共感されにくいです。
で、自分てのは成長したり、
停滞したり、
価値観が変化したり、
ビジネスのステージが変わったり、
結婚したり
離婚したり出産したり
病気になったり
引越ししたり
お金が増えたり
減ったりします。
読み手も同じです。
変化していきます。
自分との対話で導いた
答えらしきものは
その日とかその月その年くらいしか
自分にとっては適用できないのが普通だと思うんです。
ということは、
自分メディアとして情報を伝えるときに、
そのコンテンツには賞味期限があるわけです。
つまり蓄積して
永遠に有効に活用するということは
ありえないわけですね。
情報はただただ流れていくものなんですね。
ですから、
反省とか修正もしなくてもいいのじゃないかと。
そう考えると、
「こんな情報じゃ・・・」
という心配は存在しなくなって、
「”今日の”私のコンテンツはこれ。」
これ以上でも以下でもないんです。
そうすると、
自分との対話がログ(フローとして)残っていくので
後で眺めるだけで自分の成長や停滞や変化を感じることができて、
面白くなってくるものです。
もっと言えば、
「反省しない」
これもとても大事です。
今の自分との対話の結果を
吐き出しているわけですから、
反省する意味はありません。
等価の自分の実力というか、
それが今日のこれという事実として
受け止めればいいのですよね。
何を言うかじゃなくて誰が言うか?
よく会社のあり方として、
会議で「誰がいったか?」でアイデアが採用されたり
却下されるのはおかしい。
なんて議論ありますよね?
結構無理があるなと思います。
やはり人の心理として
「誰が言ったか?」というバイアスは
自動でかかります。
情報を信じるのではなく、
人を人は信じるのだと思うんですね。
(そうじゃないと
原子力発電ひとつとっても
あそこまで 2つだけの潮流に分かれないと思うんです。
もっと多様になるはず)
「私が言ったら同意してくれた。」
が大事なのであって、
「何を言うと同意されるのだろう?」
ではないってことを
知っていれば、
発信は楽じゃないかなと。
読みたければ(見たければ)読んで(見て)。
いやなら中止して。
大事なのはこれだけじゃないかと思います。
だって”自分を売る”のですからね(笑)
雑貨でもファッションでも健康でも。
ちなみに、自己啓発よりの
発信者の話に聞こえますが、
自分ブランドって意味では
健康でも美容でも、雑貨でもインテリアでも、
歴史でも、ファッションでも同じだと思います。
「そのようにしている人をよーく観察してみてください。」
きっとそうなっていると思うんですよね。
(わざと過激なことを言って、
アクセスを集めるような手法をとる人もいますが、
あれば自分を売ってるのではなく、自分のメディアを売っているだけだと思います。
おそらくサービスを売っても売れないのじゃないかなと。
実際そういう手法の方は広告収益以外で何も売ってないと思います。)
自分の共感者とともに
ビジネスになり
自由に生きる。
僕は「ただブログを書く」とか
雑な戦略をとらなければ再現性があって
なれると思うんですよね。
ぜひぜひ
目指してほしいなーと。
このメールにそのままお返事いただくと僕が直接全部お返事しますので
感想、ご質問、ご相談など、ぜひご連絡くださいね。
【今週の雑談】
昨日、ハワイのメンバーさんを
空港でお見送りしていました。
そのとき話をしていた内容をひとつ。
「アメリカをはじめ海外に
留学にせよ、就業にせよ住んだ経験のある人は、
日本に帰ってくると病気になる」
こんな話をしていました。
(もちろん世間話の中で「病気になる」とうのは大げさに言ってます。)
日本に帰ってくると「苦しい感覚」を持っている人は
多いと思うんですよね。
僕は2つのことがあると想像していまして、
1つは、
日本では画一的なルールを見えない圧力で強要されるから、
自分を異端児だと思ってしまって、かつ抑えないとだめなので
たまらなく閉塞感がある。
もうひとつは、
自分のアイディンティティとして
・海外経験をしていて視野が広い。
・語学も習得している。
・海外で苦労もしたし、言葉のことでも人より努力を若いころした。
なのにのに、経験もスキルも、思考の柔軟さも、
利用価値がないかのように扱われる。
で、結果として、
「もういやだー」
世界へ出たい。
みたいな話になるってのも
あるのかもしれないなーって思うんですよね。
これもそれも環境のいたずらというか
不幸というか。
日本でも
自分らしさを発揮できる場所
つまりレールから外れちゃう
世間的には
アウトローに所属すれば
楽だったりします。
つまりは、起業家とかです。
でもそこにいきなりいけないと
感じる人も多いので
移住
とか
大人になって大学留学
とか
そういう選択肢になっていくのかもしれないなと。
僕の会社も海外の方に比較的フォーカスしてきたのですが
そういう閉塞感の中にいる人への
気づきのきっかけも作りたいなとか
そう思った真夜中の空港でした。
【■編集後記】
土曜日は松本直子さんのセミナーで登壇させていただきました。
タイトルが、「恋愛も結婚もうまくいく!
海外で自分らしく生きるための 準備講座」
というセミナーで、
僕のパートは、
『住む場所や結婚に左右されない自由な働き方と生き方』
–海外在住国際結婚のキラキラした女性起業家に学ぶ。–
と題して、海外在住で国際結婚しているキラキラした女性起業家メンバーさんの事例と、
参加した女性が今日からでも、日本でできることをお話してみました。
女性が65名満員で男性は僕一人(笑)
ご参加者が僕のいつもお付き合いしている方と
ぜんぜんタイプが違うと思っていたので、
コンテンツも参加者のみなさんの反応をみながら
変えようと何パターンか準備していました。
でも、終わってみれば非常にたくさんの方に「よかったよ」と
声をかけていただいたり、
具体的な起業やビジネスの相談や質問をいただき、
盛況に終えることができました。
国際結婚というタグがあるものの、
これはひとつのタグであって、
”自分らしく自由に生きる”
ことについてのモチベーションがとても高く
エネルギーも仕事人としてのキャリアもとても高い方たちでした。
いつもながら
女性のすごさをまた分けてもらえました。
そして僕自身もこれからの
発信についてなどヒントをたくさんもらいました。
こういう機会をもらって
松本直子さんに大感謝!
<お知らせ>
3月12日シンガポール勉強会&セミナーやります。
さっそくご参加のご連絡いただきました
ページまだなくてすみませんが、近隣の方この日はご予定くださいね。