ネットショップのこと話します。ネットショップの成功ポイントって何?
目次
こんにちは。河野です。
今日も開封して頂き、ありがとうございます。
うれしいことがありました。
僕の大切な友人が最近起業しました。
昔から「自由に生きること」について、
影響を受けたので、独立のきっかけをくれたのは彼です。
たまたま僕が7年ほど先に起業したので、
最近先輩ズラをして、いろいろと余計な口出しをしています(笑)
そんな彼もまた一つ物が売れたと連絡があって
それが僕にはうれしかったりします。
「一つ売れた」と言っているくらいなのでやっているのは物販。
だからではないですが、
最近ネットショップの話をする機会が結構ありました。
メンバーさんからもリスナーさんからも
「河野さんってネットショップの話しませんね?」
なんていわれることも重なったりして(笑)
ということで
今日は珍しく物販の話をしてみたいと思います。
「ネットショップってこういう感じ?」
といういくつかのトピックです。
流通よりプロダクト?
ネットショップをやる場合、
・何を売るか?
・どのように売るか?
・どこで売るか?
こういう3つの課題になります。
10年ほど前とか、つい5年くらい前だと、
・どのように売るか?
・どこで売るか?
この2つの重要度が高かったと思います。
例えば・・・
どのモールが売れやすいか?
楽天?バイマ?ヤフオク?
とか、
どんなページにすると売れやすいか?
縦長のランディングページ?
とか、
どんなコピーにすると売れるのか?
悩みに共感して解決策を示し、限定性を出す?
とか。
例えば・・・
Yahooの広告でキーワードを1万個設定すると
すごくアクセスが集まって売れるみたい。
とか、
アメブロがいいらしい。
メルマガ出して年商1億。
とか?
それも今は昔。
現在は、
・何を売るか?
の重要度が一番高いと思うんですね。
これ、ほとんどの人が共感してくれると思うんです。
どういうことかというと・・・
ものの流通のされ方とか、
認知のされ方とか、
価格の比較や検索のされやすさとかが
相当進化しました。
その結果、”売れる売り方”というものには、
何も知らない人はいざ知らず
誰でもリーチできるからなんですね。
国内のコモディティ品であれば、
楽天、アマゾン、Yahoo、楽天2号店という具合に
他店舗展開し、
自社サイトへ誘導して囲い込みを図り、
リアル店舗も開店してオムニ化する。
みたいなことでしょうし、
固有のユニークな商材なら、
Adwords、Yahoo、Facebbokなどの広告を活用しつつ、
ソーシャルメディアで補完する。
みたいなことです。
完全なる転売とか、同じ転売になりますが、
平行輸入品であれば
アマゾンに出品してカートの取れる価格で利益が出るうちに
売り抜ける。
みたいなことです。
となると、
何が差異になるかというと、
”何を売っているか?”
という商品側のポイントになっていくのじゃないかと。
別に「誰もが欲しがる商品を開発せよ」という話でもなくって
差異が商品のほうにあるというのには
いろんな要素があるわけです。
コモディティ品であれば、
多くの店が同じような露出の仕方で
同じような価格で売っているわけですから、
最安値がとれる交渉力や仕入できる資金力
とか、
割高だとしても人気商材を選定できるリサーチ力と、
その商品の在庫を抑える資金力
とかになるわけです。
当然安ければ売れるでしょうし、
人気商材なら、転売スタイルのビジネスモデルだと
売れるけど物がないという状態になって売れるけど
売れてないという状態になるからなんですよね。
もしくは、売れる商材ではあるけど
固有ブランドで売れるわけではないものであれば、
その商品の独占販売権を取れる交渉力や
根気、または資金力が必要になるわけですね。
ここでいう独占販売権という言葉だけ見てとれば、
世界中には無尽蔵に「メーカー」が存在しますので、
販売権をとるのはそんなに難しくありません。
ここでいっている条件には、
「売れているカテゴリの商品」というのが加わるので
売れているカテゴリの商材で、
まだその国で販売権をもっていなくて、
さらに交渉に応じてもらえるメーカやブランドと
契約する交渉力や根気のことを言っているわけです。
まとめてしまえば、
「売れる物を抑えてしまえる力」
ということになるのじゃないかなって思います。
資金はある?
抑えてしまえる力をもうすこし具体化していくと・・・
・リスクをある程度とって在庫を持てるか?
あたりまえですが
独占販売権にしても、
ただのコモディティ品にしても
大量に注文をすることができれば
売れるものであるかぎり「納期が早い」
価格が安いというだけで売れるようになりえます。
同じように「売れる属性」のものであれば
自社で開発するなりOEMで商材を準備することで
売れるようになりやすいというのがあります。
その場合もやはりロットという話になっていますので
でもその分お金を差し出すということになるわけですね。
根気はある?
・在庫をもたずにその商品の流通を抑える交渉の根気はあるか?
もちろん、
在庫をもったり、お金を使わなければ
販売権が取れないわけではないですよね?
ブランドやメーカによっては
条件をのんでくれるところも多いです。
ただ、「売れる(カテゴリの)商品」「在庫リスクを負わなくていい」
「写真などを準備できる」という交渉には
根気が必要です。
でも根気があれば見つからない相談じゃないのかなということになるわけです。
・無在庫ってすばらしい?
当然、きわめてネットビジネスっぽいものに、
需要はすごく少数だけど売れるかもしれないものを
在庫を持たず転売で大量に販売することで、
薄利を稼いでいくモデルも存在します。
この場合は、
先の資金とか物を押さえる交渉力とか根気は
ほぼ関係なくなります。
ただ、その分確率論のビジネスなので、
非常に大量の品物を扱う必要がでたりします。
極端に言えば、
売れるかどうかわからないけど
何千何万の商材を扱う根気が必要になってきます。
が、根気が売れる状況にしてくれるという意味では
とてもよいビジネスだとも言えますね。
・実は誰でも扱えない?
たとえば、資格とか認可をもってないと
売ってはいけないもの。
金融商品とか、不動産とか。
売れることはわかるけど、
どうやって仕入れたらいいかわからないもの。
何か特殊な工業製品とか、口コミで広がるコレクターが好む趣味嗜好品。
こういうものも、
物を抑えるという意味ではとても優位に働きますね。
こだわりはジャイアン的じゃない?
で、ここまで話していて思ったのですが、
「その程度の条件なら、いくらでも商品はありますよ?」
と言われそうなのですが、
そういうケースは
「売れているもの」
という条件がクリアできているかどうかは確認が必要だと思います。
先に「画期的な何か」の独占販売権をとってから
「これ売りたいです」というケースも結構多くって、
もちろんたまたま売れるカテゴリならいいのですが、
そうじゃない場合も多いので
このへんに難しさが潜んでいるのだろうなって思います。
ポジティブで気軽なネットショップって?
「おまえ、ネットショップするなって言っているだろ?」
と言われそうなのですが、
そんなことは決してなくて、
やはりネット物販というものが
非常に普通の物販に近くなってきたのだろうなってことだと
思うんですね。
とはいっても、みなが思う「ネット的な逃げ道」はまだあると
思っています。
・メディアを持つ
たとえば、
自分ブランドの話をよくしますが、
ブログなりソーシャルメディアなり、
書籍なり、メルマガなりで自分のブランド=ファンがいれば、
物は一定数売れます。
この場合「売れるもの」という条件や、
独占的に権利をもっているかどうかという条件は
相当にゆるくなっていきますので
非常に売りやすくなりますね。
「画期的な何か」もこれなら
十分売ることができると思います。
・テスト販売
僕が会社員の頃、独立できるかも?と期待をもったのは
インターネットの可能性に期待したわけじゃなくて、
インターネット上では「テスト販売」とか「ドライテスト」
とよばれる手法がとれると知ったときなんですね。
つまり、商品が用意できてないのに
売ってみて売れるかどうか試すことができたり、
その商品は売れるかどうかを短期間で判断できる手段が
あると知ったからなんです。
これは資金力がない人や、
どうせなら可能性の高いものに労力を使いたい人にとっては
すごく重要なことだと思います。
その方法が一般の物だととりにくいのですよね。
だから僕はサービス業から始めましたし
物にしてもデジタルの英語教材といったものを選びました。
今、製造のされ方にも変化がって、
サンプルの商品の製造コストも相当安くなりましたし
極めつけCGで作ったりもできるものもあります。
(携帯ケースとか)
そういう流れを考えると
物であってもテスト販売は可能になってきていると思うのですね。
オリジナルの商品を企画開発して
まずはドライテストで販売してみるという手段も
十分「ネットビジネス的」なのじゃないかと思います。
で?結局どうなのさ?
いろいろ話してみましたが、
総論としては、
まずはネットショップでも始めるか。
というより、
ネットショップをちゃんとやるか。
という話ですよってことになるわけですね。
とかく
アフィリエイト
とか、
ネットショップ
とか
転売
とかって手軽な印象を持つことが多いのですが、
手軽さに差異は結構なくなっているよねってだけの話で
そういう意味では
ネットショップを商売にするのは
真面目にやれば相変わらず有効ってことになりますね(笑)
雑談
「三十にして立つ」
「四十にして惑わず」
「五十にして天命を知る」
「六十にして耳順(じじゅん)がう」
孔子の言葉として有名ですね。
僕は今45歳。
ちょうど惑わない年齢のはずですが、
惑う惑う(笑)
一方で英語では、
ミドルエイジクライシス
といって中高年の心の不安定さを示す言葉もあったりします。
僕にも40代の男性から
「惑っている真っただなかです」という
相談とも悲鳴ともとれる連絡が結構あります。
たいていは、
「自分らしい人生をいきたい(要するに起業することでかなう)けど
家族がいるので思い切ったことができない」
こういうのですね。
僕はこの心理が手にとるようにわかります。
なぜなら今でも惑うから^_^;
でもひとついえるのは、
「家族を守る」
という行為と、
「自分らしく生きる」
という行為を、
変にリンクさせている人が
実に多いなって思うんですよね。
本当はそんなことないのですが、
単に、生活費を稼ぐ。という単純な行為と
自分らしく生きるということを
同列に考えている人も多いなーと思います。
”自分らしく生きているけど
家族を守れている状態。”
に変身したいってことです。
本来は
”家族を守っていながら、
自分らしく生きているよう努力する”
というのがあるべき姿というか
リアルにできることだと思うんですよね。
そのためには、
自分らしく生きているよう努力しているけど
なかなかなれないしんどい時期が必要なので、
それこそ
仕事が忙しいのかなんなのか
知らないけれどもだましだましでも
無理やり自分らしく生きれる準備
つまりは副業をがんばり続けたりしていると
いつかそうなっているという感覚だと思うんですよね。
仕事が忙しいでも家族を守るためにはしょうがない。
だから今すぐやめても家族を守れて
自分らしく生きられる方法を探しています。
でも見つからなくてイライラするんです。
みたいな状態とか、
うすうす無理かなーって思っているのだけど
努力しなかったとかそういう自己評価は受け入れずらいので、
見つからなかったとか、
仕事が忙しい、でも家族を守らないといけないのでという
免責をとりにいってるのが本音のところだったりするのですよねー。
なぜなら、僕がそうだからだし、
人間の心理としてはそうなるのが自然だからかなと。
家族を守りつつ
苦闘して自分らしさをとりにいくと
知らない間に仮面ライダーになっているのだと思うんですが、
ライダーベルトを探していると
見つからないのでイライラが募るだろうなと。
これが
惑う40代男の本音かもしれませんね。
人生半分終わりました。
さ。たてよ40代。
いつの日か仮面ライダーになれるかもと期待して
一緒にしんどいけど腕立て伏せを始めよましょー(笑)
編集後記
「俺のルーツをお前らに見せたい。」
親父が急に言い出しました。
なんでも、
年齢的にいろいろ自信がなくなってきたので
元気なうちに見せたかったとのこと。
こういうことは全部のっかってあげると
決めていましたし、
僕はオカルトを信じないけど
唯一「ご先祖様の守護」みたいなものは
信じているほうなので、
お墓参りがしたかったんですね。
ということで
父親のルーツである広島の田舎町に
総距離800km車で旅をしてきました。
おかげさまで
両親や祖父祖母のことたくさん知れましたし、
ご先祖にお礼もできました。
ちなみに僕は、
海でも何回か危ないことがあったんですが
助かっていますし、
お化けも見たことがありません。
注意力散漫なのに車にも轢かれたことがありません。
これはご先祖がまもってくれているのだと
結構信じています^_^
で。その折に
家計図まで見せてもらいました。
すっごい面白いですね。
中でも、江戸末期に自由人すぎたご先祖様がお一人いたようです。
親の言いつけを守らず、結果勘当されてしまいました。
でも、そのおかげで武士になり、
最後は出世したご先祖なんかもいました。
対極で、まじめで勤勉で、
教師や、町のお役人にまで乞われてなったご先祖もいます。
その人たちの血が自分にもすこし混ざっているといいな。
とか思いついつつ
先祖に感謝した4日間でした。
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