金と時間をかけて素敵なサイトになるようにこだわってみた結果
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金と時間をかけて素敵なサイトになるようにこだわってみた結果
こんにちは。河野です。
今日も開封していただきありがとうございます。
Webサイトやネットショップを作るとき、
だれしも思い入れが入るものです。
どうすればお客さんが購入してくれるだろうか?
どうすれば見込み客を集められるだろうか?
一生懸命考えます。
そういうとき、
同じようなビジネスを行う素敵なECサイトを参考にしたりしますよね。
一昨日もこんなことがありました。
欧州のクライアントさんと、 日本向けの新しいECサイトのことでミーティングをしていたときです。
商材は最近流行りだしている”ある”アパレル商材。
同業で先行しているサイトを参考にされていました。
ライバルサイトはなるほど、僕が拝見してもとってもよくできています。
立ち上げ間もないのにインデックスされているページは大量ですし、商品写真もモデルをしっかり器用して、利用シーン、コーディネートの提案もされてます。
メインのアイキャッチに使っている写真もセンスの良さが光ります。
つまり”素敵”ってことですね。
ミーティングの論点は、
そのサイトとの差分をどう埋めるかって話になりました。
「あんなに素敵な写真を準備できるかしら?」
クライアントさんからすればこういう課題があるわけです。
ただ、こういう時ってよく考えたほうがいい場合もあるんですね。
ビジュアルが素敵なサイトをベンチマークにしてしまうと、どうしてもそれにひっぱられてしまうということなんです。
今回のケースの場合、お客さんがその商品を選ぶ場合、探している場合、素敵なビジュアルで購入決定をするかどうかを考えてみたいですね。
もちろん、ダサいサイトより、素敵なサイト、下品なサイトより、上品なサイトがいいに決まっているのでしょうが、購入決定の重要な要素じゃないかもしれません。
たとえば、あるバックパックについて、とっても使い勝手がよくて、どんなコーディネートにもあうということを、ファッションメディアや雑誌で見つけたとします。
インスタグラムや、WEARなんかでも確認した上で買おうと決めたとします。
その状態でたどりついたECサイトには何を求めているか、何が購入決定に作用するかということを考えると、もはやコーディネート提案ではないかもしれません。
物理的なポケットの深さ、素材のアップ、持ち手のサイズ、水に濡れていいかどうか、価格、送料、決済手段、こういうことかもしれないわけです。
もちろん、商品によってこれは全く違いますから、このバックについては今から調べていくわけですし、みなさんもいわれなくてもそんなこと気にしていると思うんですよね。
ただ、ビジュアルが素敵なサイトをベンチマークにしていまうと、ビジュアルの良さに引っ張られやすいんです。
そのサイトが売れているならなおさらで、素敵だから売れているとう決定を自分の脳内でしてしまいがちです。
実際はそうじゃないことが多かったりします。
インデックスされている圧倒的な商品数、お客さんの検索動向にあわせたカテゴリー分け、適切なキャペーンによるインセンティブ、メール配信、商品説明の細かさ、こういうことかもしれません。
実際、コレクター商材のネットショップをしているクライアントさんは、1000文字のウンチクを述べるより、たった30秒の商品撮影動画を掲載することで購入率が跳ね上がりました。
「ビジュアルにこだわるな」というアドバイスほど、ビジュアルを大事するオーナーに向けて間の抜けたアドバイスはありませんが、素敵さにひっぱられないようにすることは重要なのだろうということですね。
ビジュアルが購入決定に直接作用するからこだわるのか、オーナーのエゴ好みとバランスをとっていくためにやっていくのかは理解しながら「こだわり」たいところです。
お金をかけて構築しているならもっと注意してくださいね。
200万以上かけてリニューアルしたら、購入率が半分になったなんて笑えない話もよくあるんです。
くどいですが、ビジュアルなんてどうでもいいって極論じゃないのです。
”お客さんはなぜそのサイトで買うか?”を決めつけない。
その手間は何のため?というのは時間と金を最大限生かすためには気をつけようって話でした。
【雑談】MacBookPro買いました。
MacBookPro買いました。
25年くらいWindowsユーザでしたし、途中はアメリカのPCメーカでテクニカルサポートもしていましたので、僕にとってはなかなかの切り替えです。
もともとはプログラマーの弟くんに勧められたからなんですが、それは3年ほど前(笑)
(理由はとっても長くなるんで割愛w)
そうこうしているうちにジョブズが亡くなり、Windows10というすこぶる評判のいいものが出ました。
「え?今さらっすか?」
という空気が充満していますが、なかなか新鮮な1週間でした。
USB typeC というすこぶる不便なインターフェース。
文字入力の違いによる混乱。
Macで使えないアプリの入れ直し。
なんてことを経て作業効率が2割減った気がしないでもないですが、
でもすこぶる気に入ってます。
気にいる予感がします。
バッテリーのもち
音声ソフトとか結構便利
etc
もうちょい使って、ちゃんとしたブロガーさんよろしくレポートしてみますね。
【お知らせ】海外在住ネット起業セミナーinロサンゼルス2017/6/17
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増席分もほぼ埋まってきてます。
ロサンゼルスの方へセミナー6月17日土曜日で
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【■編集後記】刺青とtatooと
知人友人でがっつり刺青、tatooが入っている人が何名かいます。
聞くと結構日本では不便なんだそうです。
僕はいつも「痛くなかった?」という感想くらいしかもたないのですが、
温泉とかプールに子供と入れないとかはあるとして、学校行事とかも「隠してきてください」なんて言われちゃうそうです。
僕は子供にも「そういう人もいる」と認識してもらうほうが早いと思うんですが、なかなかそうはなりそうもありません。
もちろん、もともとの刺青のルーツは各国に何千とあり、 日本では一旦法律で禁止されてから犯罪の匂いを帯びているのだろうなとは想像できるんですが、黒塗りの車で怖い顔してる人も禁止とかにしないとバランス悪くなる気もしないでもないですね。