【起業時に役立つ魔法の呪文】
こんにちは。河野です。今日も開封して頂き、ありがとうございます。
※いよいよ来週このポッドキャストにゲストが登場。 詳しくは編集後記で。
「いい事が起こると想像していれば、いい事をを引き寄せる。」
なんて素敵な言葉でしょう。
自己啓発書なんかを読むと、だいたいこう書いてあります。
でも、そんなにフワフワした言葉だけで、いい事が起こり続けるなんてあるわけないっていう現実もありますよね。
「今日も良い事が起こる良い日だなー」
ビジネスを始めたばかりの頃に、毎日こう唱えていた僕にも、悪い事ばかり起こっていた気がします。
でも、それは「ポジティブに考えると良いことが引き起こる」というのが決してウソだからじゃないんですよね。
“引き寄せ”は存在すると思います。
でも、”現実は引き寄せない。”
これは実は単に”準備が足りない”。
それだけだったりします。
つまり、自分が自分で悪いことを引き寄せているだけ。
ということで今日は、いい事が起こることを祈るばかりじゃなくて、準備をするということについてお話ししたいと思います。
■準備とは?パソコンの場合
まず最初に、準備不足から悪い事を自分で引き寄せている例をいくつか出してみましょう。
たとえばパソコンの問題。
ネットで一人だけでビジネスを立ち上げた当初というのはパソコンとネット回線が生命線だったりします。
ビジネスプランを考えるのもパソコン。
ホームページを作るのもパソコン。
広告セッティングをするのもパソコン。
昔は、自分の足と知恵と度胸で稼いだ。
なんていいましたが今は、
自分の時間と、パソコンで稼ぐといっても大げさじゃないと思います。
でも、面白いように絶妙のタイミングでパソコンが壊れたことってありませんか?
それは、単純にハードディスクが壊れて起動しなかったり、インストールしたソフトがめちゃくちゃに多くなってしまって動きが尋常じゃないくらいに遅かったり、ある大事なソフトだけが立ち上がらなくなったり、現象はさまざまだと思いますが、仕事に支障が出ているのには変わらないと思うんです。
僕も、大事なプレゼン資料を送る(昔はそんなこともしていました)印刷をしているときに、プリンタが壊れたり、インクが切れたり・・・
しょっちゅう泣きそうになるか、一人でイライラしていました。
「なんでこんなときに!!」
という具合です。
でも、よく考えてみればわかるんですが・・・
WindowsのPCが使いこなせばこなすほど重くなったりソフトが動かなくなるのは常識です。
パソコンのハードディスクで磁気のものは故障するリスクがあることも常識です。
プリンタのインクは消耗品です。
プリンタすら消耗品といってもいいかもしれません。
要するに、
・そんなもん
なんですよね。
「壊れるもの」
なんです。
イタリアの人と約束して、時間通りに集まらないのと同じです。
であれば、そういうものだと思っていない自分の準備が悪いだけなんですよね。
たとえば僕はパソコンの中身を1年に一度はまっさらにインストールしなおします。
いくら正常に動いていても、割り切って作業するんですよね。
さらに、ハードウェア自体が壊れることもあるので、その修理の間に使えるように、常にもう1台は正常に動くパソコンを準備しています。
もちろん最新機種を2台とかではありません。数年前でも、まっさらにしてあるものならビジネスでしか使わない僕には十分なのですね、
データについても、パソコンが壊れたときに移すのが面倒なのでほとんどクラウドサービスに保存してあります。
クラウドサービスっていうのは簡単にいうと、ネットのサーバ上に保管してくれるサービスのことですね。
プリンタのインクも定期的に購入日をカレンダーに入れてあります。
いくらインクが余っていても計画通り購入しちゃいます。
これって恐ろしく面倒に思うと思うのですが、この面倒なことをしないせいで、その先に突然計画なしに同じ作業をしなければならないのがその100倍面倒だと思うのでやっているんです。
つまり、
「パソコンは定期的に壊れるもの」
として準備をしているわけですね。
「そういうもんだ」
と思っておくことがすごく大事なんです。
■準備とは?仕事の場合
パソコン以外にもこういう例はたくさんあります。
例えば、人に何かを依頼する場合。
別にパートさんとか社員じゃなくても、外注さんに本当にちょっとした作業をちょっとした金額でお願いすることだってあると思うんですね。
で、その成果物とか、仕事ぶりに対して、ほとんどの人が経験する感情。
「なんじゃこれ!全然指示と違うじゃん!」
「これじゃ納期が間に合わない!」
経験ないでしょうか?
で、こんなことも分からないのかとプリプリ起こって自分で対応してなんとか難を逃れる。みたいな。
あながち「みんな経験している」といっても間違いじゃないんじゃないと思うんです。
でも、そもそも人に頼んでおいて
「自分とまったく同じようにできるはず。」
というのが虫のいい話しですよね。
自分の指示の仕方が問題ないと思うのはほとんど思い込みです。
時間をかけて人の使い方、指示の仕方は覚えるものですし、そんなタイトなスケジュールを引いている自分が準備不足だったりするんですよね。
人をからめるときもコツは一つしかありません。
「あんまり通じていないはずだ」
「何かを勘違いしているはずだ」
「納期が間に合わないこともあるはずだ」
要するにパソコンと同じです。
「そういうもんだ」と思うことだと思うわけです。
それであれば、指示の仕方が乱暴にならないようにしっかりマニュアルを作ったり、マニュアルの時間がなければしっかりレビューをする時間の余裕をもったり、反射的にできないことに怒りを覚えたり、そういうマイナスの要素を無くす準備をすると思うんですよね。
もちろん、この作業だって最初は割りにあいません。
やってみればわかりますが、おそろしく面倒で、時間と忍耐を必要とします。
でも、そういう準備をサボっている代わりに勝手にプリプリ怒ったり、結局自分でやるはめになったり、永遠に信頼できるパートナーが得られないことのほうが100倍面倒だと思うんですね。
■魔法の呪文は「そういうもんだ」
いかがでしょうか?
要するに、
「いい事が起こると想像していれば、いい事をを引き寄せる。」
というフワフワしたことで
「そういうもんだと思って準備をしておく」
という現実的で面倒なことをサボっているから悪いことばかり起こっている気がするんじゃないかなっていう話をしたかったんですね。
勤めている人でも、
「会社ってリストラされることもあるよな」
ということを「そういうもんだ」と思っていれば10万とか20万という小遣いレベルでもビジネスしておくという判断もできると思います。
いつも「なんでこんな時に!」なんて思う人はぜひ「そんなもんだ」小さい一つでもいいので実践してみてくださいね。
以上
今回のトピックは、いかがでしたでしょうか?
僕が思う魔法の呪文は「そういうもんだ」っていう話でした。
感想や質問、個別の無料相談もお受けしています。このメールにそのままお返事いただくと僕が全部お返事しますのでぜひご連絡くださいね。
また次回お会いしましょう。
————————————-ニュースレターの以前のバックナンバーはコチラから
http://www.voiceblog.jp/contentslab/
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【編集後記】
いよいよ来週ゲストの方とのポッドキャスト配信です。
先週、くそ暑い中、オフィスまでお越し頂き、収録しました。
ちょっと自慢します。
「かなり面白いです」。
“その人”とは・・・聞いてからのお楽しみです。
うそです。(笑ひっぱりすぎですね。
ゲストは、バランス工房という出張整体のサービスを広く展開する岡林さん。
岡林さんの会社のサイトはこれ
http://yurumin.com/
どんな話しをしたかというと・・・
・人のいないところを狙う周到なビジネスプランはどう考えたのか?
・サービス業でリピート率100%超える一番簡単な方法とは?
・元気が出て、そして笑える起業エピソード
・あの芸能人がお客様!?何人名前が出るか?
・上場企業もお客にする意外な方法とは?
こんな話しを収録していることも忘れて聞いちゃいました。
でもあまりに面白かったので1回では収まらず。
収録来週と再来週2回にわけてお届けしますね。
お楽しみにー。
追伸:
3歳の娘と、今年の夏は 目いっぱい遊ぶことに決めました。
3歳も後半になるといろんなことができるのでいよいよつれまわせるかなと。
さっそく、ライフジャケット、箱水中眼鏡、網、なんかと準備して海や山へといきたいと思っています。
といっても、僕自身がサーフィン、魚釣り、バーベキューとか外で遊ぶのがめちゃくちゃ好きなんで「あんたがやりたいんでしょ?」と言われているという噂もありますが(笑
今週もがんばりましょう!